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ジェイ・チョウ『カプリコーン』制作時のインタビューと当時の出演映画エピソード

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Photo by Bella Newman

ラジオDJ、ライナー執筆など幅広く活躍されているDJスヌーピーこと、今泉圭姫子さんの連載「今泉圭姫子のThrow Back to the Future」の第113回。

今回は新作アルバム『Children of The Sun(太陽之子)』が好調であり、8月5日に新作の日本盤CDの発売、8月19日には3月に発売された6作品に続いて、7枚目『スティル・ファンタジー』から9枚目『魔杰座(カプリコーン)』の3作品が再発されるジェイ・チョウについて、8枚目『魔杰座(カプリコーン)』発売当時のインタビューをご紹介いただきました。

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前回は、『僕はとっても忙しい』発売時のインタビューをお送りしました。今回は、『魔杰座(カプリコーン)』制作時、2008年のインタビューをお送りしましょう。

 

2008年のインタビュー

今泉:お元気でしたか?

ジェイ・チョウ:最近はとても良い感じです。体もだんだん健康的になってきています。実は早めに日本に来て、こっそり過ごしていました(笑)。ここ数日、いろいろな日本のグルメを楽しんでいました。

今泉:映画『カンフー・ダンク!』の話を伺いたいのですが、出演依頼を引き受けた大きな理由を教えてください。

Official Trailer: Kung Fu Dunk | 功夫灌篮 | iQIYI

ジェイ・チョウ:バスケットボールは、子どもの頃からずっと好きなスポーツなんです。ようやくバスケの映画を撮ることになり、すぐに「やりたい」と出演を決めました。劇中ではダンクシュートを決めたり、現実離れしたファンタジーのような表現に挑んだりできました。自分にとって大きな挑戦でしたが、出演できて本当に良かったです。

今泉:パート2も予定されているという話ですけれども……。

ジェイ・チョウ:パート2については、皆さんが少し誤解しているかもしれません。同じチームで制作しますが、まったく別のストーリーです。もうバスケの話ではないかもしれませんし、僕の役名もファン・シージエ(方世傑)ではありません。『頭文字D』のときも、皆さんは「パート2はないのか」と言っていましたよね。でも監督は、「1作目が非常に完成されているので、それを超えるものができなければ作らない」という考えで、結局作られませんでした。今回も同じような形になるのではないかと思っています。(*『トレジャー・オブ・エンペラー 砂漠の秘宝』という映画の話をしています。2009年に公開されました。)

今泉:『カンフー・ダンク!』で、一番見てほしいシーンは?

ジェイ・チョウ:見どころはたくさんあります。制作費をかなりかけたシーンが多いんですよ。特にラスト数分間の映像は素晴らしいので、ぜひ楽しんでほしいです。特撮に相当なお金をかけて、カンフーのアクションもいろいろ取り入れています。あとはアクション・シーンですね。そこには僕が書き下ろした曲を合わせているのですが、そのシーンも個人的におすすめです。

今泉:メインテーマになっている「マスター・チョウ/周大侠」ですね。ジェイ・チョウの曲としては珍しいと思ったのですが。

Jay Chou 周杰倫【周大俠 Master Chou】-Official Music Video(電影「功夫灌籃」主題曲)

ジェイ・チョウ:そうですね。今回はロック調ですが、どこかレトロな雰囲気も取り入れています。そこにラップを組み合わせていて、自分にとっては新しい突破口になった曲です。映画に出演することは、僕の音楽制作にも、いつも大きなプラスの影響を与えてくれます。

今泉:けがはしませんでしたか?

ジェイ・チョウ:アクション映画ですから、どうしてもけがはしてしまいますね。でも、目に見えるけがというよりは、あちこちに内出血のあざができるなど、見えにくいけがのほうが多かったです。

今泉:ちょうど撮影をしているときは、アルバムもあったり、映画『言えない秘密』もあったり、いったいどのようなスケジュールを組んでジェイ・チョウは生活しているのかと、いつも不思議に思うのですが。

ジェイ・チョウ:『言えない秘密』を撮り終えた後は、あまりの大変さに「しばらく監督業は休もう」と思ったほど、へとへとでした。その後すぐに『カンフー・ダンク!』に入ったのですが、今回は監督がいたので、自分は役者に専念できて楽でした(笑)。改めて、監督という仕事の苦労がよく分かりましたね。

今泉:その撮影中にPVを作ったり……。また、今回、8月にはもうアルバムが出ると聞いて、びっくりしているのですが。

ジェイ・チョウ:8月は……ちょっと間に合わないかもしれません(笑)。今はゆっくり進めています。すでに3〜4曲は書き終えていますが、完成まではまだ時間がかかりそうです。

 

今泉:アルバムのタイトルはまだ決まっていないのですか?

ジェイ・チョウ:まだですね。いつも曲がすべて出そろってから、スタッフ全員にアイデアを出してもらい、意見を集約して決めるスタイルなんです。

今泉:毎回コンセプトがあると思いますが、今回のテーマやコンセプトも、まだアイデアの段階ですか?(『魔杰座(カプリコーン)』について話しています。)

ジェイ・チョウ:今回は、1曲1曲がかなり異なる雰囲気を持っています。今書いている曲の中には、バットマンのようなコミックやアニメを思わせる方向性のものもあれば、以前の「ママの言うことを聞いて/聽媽媽的話」のように、温かくて愛のある歌もあります。

周杰倫 Jay Chou【聽媽媽的話 Listen to Mom】-Official Music Video

今泉:シングルとして発売した「千山万水」は、オーケストラのアレンジで、ドラマチックなイントロになっていますね。これも、これまでのジェイ・チョウの曲とは違うと思いました。

ジェイ・チョウ:実はあの曲は、北京オリンピックのテーマソング公募のために書いた曲なんです。オリンピックという非常に大きなイベントのための曲なので、あのくらい勢いのある、雄大な雰囲気に仕上げてもよいのではないかと思いました。(*その後、北京オリンピックの公式応援歌となり、シングルとして発売されました。)

千山萬水

今泉:おさらいをしますと、今後の予定としては、アルバムが出て、映画があり、ツアーはまた1年後という形で考えてよいのでしょうか?

ジェイ・チョウ:その通りです。全部当てられましたね(笑)。

今泉:香港のコンサートを見に行ったのですが、素晴らしかったです。でも、日本のコンサートが一番良かったと思っています。

ジェイ・チョウ:場所によってファンの反応も違いますし、自分自身の感じ方も変わります。香港コロシアムは香港の歌手にとって聖地のような場所ですが、武道館も日本の皆さんにとって特別な聖地ですよね。各地で素晴らしい経験ができていると感じます。次に日本に戻ってくるときは、さらにパワーアップした姿を見せたいと思っています。

(その後、約16年ぶりに開催された日本公演が、2024年のKアリーナ横浜2DAYSです。)

2006年、来日インタビューの際

Written By 今泉圭姫子


ジェイ・チョウ
7枚目『スティル・ファンタジー』(CD+DVD)
8枚目『僕はとっても忙しい』(CD+DVD)
9枚目『魔杰座(カプリコーン)』(CD+DVD)
2026年8月19日発売
購入はこちら

10thアルバム『The Era(跨時代)』以降のアルバムも日本盤として発売されることが決定。発売日などの詳細は後日発表予定。
【ジェイ・チョウ オリジナル・アルバム日本盤(リリース日は後日発表)】
・10thアルバム 『跨時代(ジ・エラ)』<跨時代> (2010)
・11thアルバム 『感嘆号』<驚嘆號> (2011)
・12thアルバム 『Opus 12』<十二新作> (2012)
・13thアルバム 『Aiyo, Not Bad(アイヨ、ノット・バッド)』<哎呦,不錯哦> (2014)
・14thアルバム 『ジェイ・チョウのベッドタイム・ストーリー』<周杰倫的床邊故事> (2016)
・15thアルバム 『グレイテスト・ワーク・オブ・アート』<最偉大的作品> (2022)

ジェイ・チョウ『太陽之子』(Children of the Sun)
2026年3月25日配信
iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon Music
2026年8月5日日本盤CD発売
購入はこちら

ジェイ・チョウ
オリジナル・アルバム初期6作品がSHM-CD+DVD仕様でリリース
2026年3月25日発売
CD+DVD


今泉圭姫子のThrow Back to the Future』 バックナンバー

 

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