Join us

Columns

11年ぶりの来日公演が迫るブルー(BLUE):リユニオン後の活動とライブへの期待

Published on

ラジオDJ、ライナー執筆など幅広く活躍されているDJスヌーピーこと、今泉圭姫子さんの連載「今泉圭姫子のThrow Back to the Future」の第106回。

今回は2026年2月に11年ぶりとなる来日公演が発表となっている英ボーイ・グループのブルー(BLUE)について寄稿いただきました。

<関連記事>
フレディ・マーキュリー『Mr. Bad Guy』40周年盤LPと日本限定紙ジャケCDが12/19発売
フレディ・マーキュリーはいかにして史上最高のロック・アイコンとなったのか? 
マネージャーが明かすフレディ『Mr. Bad Guy』制作秘話とミュンヘンでの生活


 

11年ぶりの来日公演

ブルーの来日公演が2月4、5日Spotify O-Eastで開催されます。デビュー25周年ツアーとして、昨年から世界を回っている4人が、ついに来日です。なんと前回の公演から11年の月日が経ってしまいました。今回のワールド・ツアーのセット・リストは、25周年に相応しい“Best of Blue”が予定されていますが、先日発売になった7枚目のオリジナル・アルバム『Reflections』からも数曲披露されます。

新作は、25年が経ち、ブルーの魅力はここにある!と思わせてくれる美しいメロディとコーラス・ラインに包まれた楽曲が揃っています。セットリストに入っている「Candlelight Fades」は素晴らしいバラード。お気に入りです。デビュー時はどちらかというとR&Bテイストがベースになったサウンドが多かったのですが、今は、4人の個性溢れるヴォーカル・ワークが光る楽曲が揃い、成熟したBlueの作品となっています。

Blue – Candlelight Fades (Official Visualiser)

11年前の来日公演時のインタビューでは、15周年は日本のファンと迎えたい、と言っていましたが、15周年も20周年も叶いませんでした。でも、20周年の時は、『Royal : 20周年シン・ベスト』を日本のファンに届けてくれました。

このベストには、「Gift」「One Love」の新録音が収録されるスペシャル盤でした。20周年の年は、世界中を襲ったパンデミックにより、ブルーも思うように、アニヴァーサリー活動はできませんでしたが、その後は、2022年にアルバム『Heart & Soul』をリリースし、それぞれのソロ活動とともに、Blueを継続してきました。そして、プライベートライフの充実も何より大切にしてきた彼らです。

Blue – The Gift (20th Anniversary) [Official Video] (Wedding Ver.)

 

復活後の活動

振り返ると、リユニオン後は、2013年『Roulette』、2015年『Colours』、2018年『The Roulette Tour 2013( Live at Hammersmith Apollo)』、2021年『Royal (20周年シンベスト)』、2022年「Heart&Soul」そして2026年『Reflections』とコンスタントに活動してきたのがわかります。

先日、UKのセレブ雑誌“OK!“にサイモン一家が表紙を飾り、プライベート・ライフを披露。セレブとして、今も変わらず注目されている存在です。リーは、お騒がせなニュースは聞こえてきましたが、今や6人の子供のパパ。アントニーは着実に舞台俳優としてのキャリアを重ね、<マンマ・ミーア・ザ・パーティ>でニコス役に出演。「今は健康を維持すること、そして責任を持つことがすべて。いつもジムに通って、体力維持や健康維持に努めているんだ。確かに色々なことが変わったけど、良い方向に変わっていった。それに、今はみんな子供がいて、家族もいるので、ただ働いて、努力して、家賃を払い、生活費を稼ぐこと」と過去のワイルド・ライフを振り返りながら、現在を語っています。ダンカンは、昨年6年半付き合った彼氏との別れがありましたが、乗り越えようと努力し、マッチョ度は最高潮です。

デビューしてから、そのやんちゃぶりの印象が強い彼らですが、今も4人でBlueとして歌い続けている理由の一つは、素晴らしい楽曲に恵まれたことだと思っています。また、「Sorry Seems to Be the Hardest Word」のカバーではエルトン・ジョンが、「Signed, Sealed, Delivered I’m Yours」のカバーでは、スティーヴィー・ワンダーとアンジー・ストーンがフィーチャーされ、オリジナル・アーティスト達から絶賛されています。

Blue, Stevie Wonder, Angie Stone – Signed, Sealed, Delivered I'm Yours

また、名曲「Guilty」は、テイク・ザットのイリー・バーロウがソングライターとして名を連ね、多くの人たちが注目するグループであったことを忘れてはいません。リーがブルーノ・マーズやNe-Yoと一緒に作った曲の行方が気になりますが、そこに焦点が当たらなくても、彼らは十分素晴らしい作品を作ってきました。

Blue – Guilty

ソールド・アウトとなったSpotify O-East 2daysでは、どんなパフォーマンスを披露してくれるのでしょうか?「The Gift」は歌ってくれるのでしょうか?と欲が出てしまいますが、元気な姿で4人がステージに立ってくれるだけで、25年間応援してきたファンにとっては嬉しいことでしょう。その姿を見たら、私も涙ぐんでしまうかもしれません。デビューからの4年間、何十回と突撃インタビューなるものを日本だけでなく、イギリスでもやってきたことを思い出してしまうかもしれません。チケットを手に入れられた方は、2000年代を代表する、華やかさを兼ね備えた、数少ないイギリスのヴォーカル・グループの魅力を堪能してください。

Written by 今泉圭姫子




今泉圭姫子のThrow Back to the Future』 バックナンバー

Share this story
Share
日本版uDiscoverSNSをフォローして最新情報をGET!!

uDiscover store

Click to comment

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Don't Miss