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ザ・フー、キャリア最後の北米ツアーに先立ち、TikTok公式アカウントを開設
ザ・フー(The Who)が、間もなく開幕するキャリア最後の北米ツアーに先立ち、TikTokの公式アカウント(@officialthewho)を開設した。
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ザ・フーのフェアウェル・ツアー“The Song Is Over”は、現地時間8月16日、フロリダ州サンライズのアメラント・バンク・アリーナ公演を皮切りに、ボストンのフェンウェイ・パーク公演や、ロサンゼルスのハリウッド・ボウルでの2夜連続公演、トロントのバドワイザー・ステージでの2公演、そしてニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでの凱旋公演などを経て、9月28日、ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで幕を閉じる。
1971年のアルバム『Who’s Next』に収録されている同名曲にちなんで名付けられたこの北米ツアーには、ビリー・ボブ・ソーントン&ザ・ボックスマスターズ、ビリー・アイドル、ブッカー・T・ジョーンズ、キャンドルボックス、ファイスト、ジョー・ボナマッサ、トム・コクラン、ジージー・ワード、ジョー・ペリー・プロジェクト、ブラック・クロウズのクリス・ロビンソン、ストーン・テンプル・パイロッツのロバート・ディレオとエリック・クレッツらがスペシャル・ゲストとして出演する予定だ。
ツアー発表時の声明でピート・タウンゼントは北米ファンへの思いを次のように述べている。
「素晴らしいことにもいつか終わりは訪れるものです。胸に迫る瞬間です。アメリカやカナダの観客に向けて演奏するのは、いつだって素晴らしい体験でした。1967年、ヒッピーたちが毛布の上に座ってマリファナを吸いながら、音楽に深く、そして真剣に耳を傾けていたあの頃からずっと、彼らの温もりや情熱に触れてきました。音楽はどこにでも溢れていました」
さらに、バンドはこのツアーを記念して『Live at the Oval』を8月22日にリリースする。1971年9月18日に南ロンドンのケニントンにある国際クリケット場“ジ・オーバル”で開催されたバングラデシュの飢餓救済を目的としたチャリティ・コンサート<Goodbye Summer>でのザ・フーのパフォーマンスを初めて公式録音したこのアルバムは、これまで低音質のブートレグでしか存在しなかったが、この度はじめてデジタル配信(一部プラットフォームではドルビーアトモスも)、CD、ブラック・ヴァイナル仕様2LP、限定盤カラーヴァイナル(シーブルー/レッドホットのスプラッター)仕様2LPで発売される。
Written By Sam Armstrong
ザ・フー『Live at the Oval』
2025年8月22日
SHM-CD / 2LP
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