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変人で、化け物で、狂人であるロブ・ゾンビの王座を盤石なものとした『Venomous Rat Regeneration Vendor』

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輝かしいデビュー作の続作『Hellbilly Deluxe 2』と共にロブ・ゾンビは2010年代に突入した。近年で最も臆面もなく度を超えたレコードとなったこのアルバムは、この新しい10年間の中で、ゾンビが恥ずかしげのないほどの変人で、化け物で、狂人であることを再確認させられた。そして今度は、次の作品までにそう長くはかからなかった。2013年4月23日にリリースされた『Venomous Rat Regeneration Vendor(邦題:戦慄のラット・ヴェンダー)』がゾンビの王座を盤石なものとしたのだ。

続編ではあったが『Hellbilly Deluxe 2』はかつての偉業の複製ではなかった。ロブ・ゾンビがより共同的なアプローチで彼のバンドと曲作りを行ったこのアルバムは、壁中を埋め尽くす奇妙なものに囲まれたゾンビのガレージで、次から次へと曲を作り出している大勢の男たちのように、紛れもなくロブ・ゾンビであり、かなり魅力を感じる一枚となった。しかしながらロブ・ゾンビは『Venomous Rat Regeneration Vendor』と共に、再び、惑星規模の作品に戻る時が来たのだ。

まず第一に、このレコードは間違いなく『Venomous Rat Regeneration Vendor』というタイトルだ。ロブ・ゾンビ以外にこのようなアルバム・タイトルをつけておきながら、ファンを納得させるアーティストはいない。事実、彼が次に出したアルバムは『The Electric Warlock Acid Witch Satanic Orgy Celebration Dispenser』とさらにいっそう馬鹿げたタイトルで、それ自体が全てを物語っているが、テクニカラーのアートワークとその呼称を備えた『Venomous Rat Regeneration Vendor』は“繊細”とは程遠い作品だ。

「Teenage Nosferatu Pussy」というタイトルで始まるアルバムの一曲目でも、それは証明されているだろう。『Venomous Rat Regeneration Vendor』は、21世紀に彼が書き上げた最も壮大なアリーナ・クラスのアンセム曲を有し、ゾンビが完全に最高に馬鹿げたところに戻った一枚だ。

Rob Zombie – Dead City Radio And The New Gods Of Supertown

 

スキャンダルと腹黒い目的をにじませながらミッド・テンポで残忍な行進曲でもある「Teenage Nosferatu Pussy」は、彼のディスコグラフィーの中でも最も悪意のある曲のひとつだ。その反対側で、すぐさま後に続く曲がある。リード・シングルの「Dead City Radio And The New Gods Of Supertown」だ。ハモンド・オルガンなどが強調し、ここからがパーティーの本番となる。『Venomous Rat Regeneration Vendor』は、タイトルから作詞作曲、制作までなんの抑制もなく作られたレコードであり、おそらくロブ・ゾンビの今までの中でも最も重量感のあるサウンドになっている。

「Behold, The Pretty Filthy Creatures!」と「Lucifer Rising」は両方ともロブ・ゾンビの中では早いテンポの曲で、油まみれの暴走族の危険を顧みない奔放さを表現している。さらにギターの分厚さとドラムのサウンドが、けんか腰のプリミティブなパンクというよりも、ドラムにマリリン・マンソンのアルバム『Antichrist Superstar』や『Mechanical Animals』、『Holy Wood』に参加した名ドラマーのジンジャー・フィッシュを新たに起用したことでより高められたラムシュタイン系の重みと精度を。ロブ・ゾンビが持っているかのように感じさせる。ロブ・ゾンビは他のどのメタル・アーティストよりも気楽に楽しめるインダストリアル・メタル・ミュージックを再び作っていた。

Rob Zombie – We're An American Band

 

「life should be ecstasy(人生はエクスタシーであるべき)」と宣言するサンプリングと共に始まる「Revelation Revolution」はゾンビの最も過小評価されたノリノリの曲のひとつである。「Spray-paint a pentagram on your face(顔に星型の五角形をスプレーペイントしろよ)、sing it hey-hey-yeaaaah(ヘイヘイヤーと歌うんだ)」 と冒頭から歌い、彼自身がキャラクターを大いに楽しみながら、物知り顔で、醜悪な冷笑を浮かべてコーラスを披露する。「The Girl Who Loved The Monsters」は「Living Dead Girl」と同じ系統のスローテンポなクラブ曲である一方、「Rock And Roll (In A Black Hole)」はギターを待っている人を駆り立てるかのように「You gotta open your mind, girl(心を開くべきだ)」とゾンビが繰り返し呟き、正当なダンス・ソングに何かが近づいているかのようにその演奏時間の半分を費やし、そしてまるでターミネーターが「Whole Lotta Rosie」を演奏したかのように超強烈で、容赦なくハードなリフへと曲が展開していく間違いなく素晴らしい一曲だ。

Rob Zombie – Ging Gang Gong De Do Gong De Laga Raga (Audio / Live)

 

それから、明らかに滑稽な瞬間もいくつかある。カウベルが鳴り響くグランド・ファンク・レイルロードのカバー曲「We’re An American Band」や「Ging Gang Gong De Do Gong De Laga Raga」の全体が持つ楽しさは銀河系レベルである。

ロブ・ソンビは自身のキャリアの中で漸進的な破壊や、芸術家気取りのポストロックへと急に逸脱し始めたりしたことは決してなかった。つまり、最もとんでもなく贅沢なアルバムを作ろうとすることにで、最も魅力のあるアルバムの一枚を作ることができたのだのだ。全体にわたって作詞作曲の強さも結びつき、重要ではない曲は一曲も存在しない。このアルバムを聞けば未だ絶頂期であり続けるロブ・ゾンビの音楽活動のなんたるかと感じ取ることができるだろう。

Written By Terry Beezer


ロブ・ゾンビ『Venomous Rat Regeneration Vendor』

  


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