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ロブ・ゾンビ初のライヴ・アルバム『Zombie Live』で、体験できるロブ・ゾンビのエネルギー

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オーディオの向こうからあなたに影響を強く及ぼす音楽が手を伸ばしてきた時、その音楽がB級映画を象徴するようにデザインされていたとしたら、その音楽はアリーナ・サイズのライヴ会場こそが最高に相応しい場所となるはずだ。自他ともに認めるアリス・クーパーKISSマニアであり、彼らの『Alice Cooper Show』や『Alive!』といったライヴ・アルバムは、若きロブ・ゾンビにとても大きな影響を与えた。とすると、2007年10月23日に『Zonbie Live』としてカセット・テープで彼自身のライヴ音源をリリースした事は、後の彼にとって必然だったのかもしれない。

既に、『Hellbilly Deluxe』『American Made Music To Strip By』『The Sinister Urge』『Educated Horses』といった数多くのアルバムをリリースし、ソロとして十分なキャリアを積んでいた彼にとって、『Zombie Live』はポピュラリティの波に乗る以上の行為であった。彼は既に前のバンドであったホワイト・ゾンビで、10年に渡りその代償を払うという厳しい道のりを越え、その人気という重責を1人で抱え続けてきた。

『Educated Horses』のツアー中に、ミシガン州デトロイトの北に位置する、キャパ15000人規模のDTE・エナジー・ミュージック・シアターでの数回に渡る公演をロブ・ゾンビは初のライヴ・アルバムとしてレコーディングしていた。 実際、当時のロック界はマイ・ケミカル・ロマンス、フー・ファイターズ、ミューズ、パラモア等が人気を博していた中で、ロブ・ゾンビがこれだけの規模の会場を数日に渡り完売出来たというのは、彼のパワーの証とも言えるだろう。アメリカは、彼のユニークで拳を振り上げたくなるエレクトロ・メタルにいまだ飢えていたのだ。

ライヴ・アルバムとは興味深い見解があり、いくつかの目的を果たすことが出来る。ライヴを観た者にとってはセンチメンタルな想い出になり、かけるたびにその時の追体験が毎回出来る。もしくは、アーティストについて深く掘り下げる為のきっかけとしての役割を果たし、試食的にアーティストのレパートリーの中でも良い部分を少量づつ聴くことが出来、バック・カタログを全部掘り上げる程の余裕がないリスナーにも最適だ。ただ、ライヴのエネルギーをそのままディスクに収めることが出来るのかという問いは常につきまとう。

しかし、そのライヴでのエネルギーこそがロブ・ゾンビの音楽の全てであり、彼の前にいる観客の熱量が、この『Zombie Live』のディスクを超えてスピーカーからリビングルームへと溢れ出てくるのである。その色彩と、彼のペルソナは生身の彼を見ているかの如く感じられ、観客の声援は想像力のさらに先へと高めてくれる。それはまるで読書のように。コンサートの観客が体験したようなレーザーや照明、ビデオといったテクニカラーの爆発とも言える視覚的な要素の余白を自由に埋められるように感覚を刺激されるのだ。

『Zombie Live』は軍隊的号令とも言える「Sawdust In The Blood」でまるで血に飢えたマカロニ・ウェスタンの様に幕を開け、旋回する様なグルーヴの「American Witch」へと雪崩れ込む。ロブ・ゾンビが1999年のリミックス・アルバムに『American Made Music To Strip By』と名付けたのには理由がある。それはディスクに様々なリミックスが収録されているからだけではなく、彼の作品全てに共通するグルーヴが存在するからなのだ。それは全体をホラー的でB級映画を参考にしただけではなく、「Demon Speeding」が代表する様に、その奥には間違いなくゾンビの楽曲がホット・ロッドやマッスル・カーといったホラー映画の劇場と等しくレーシング・サーキットでフィットするのである。

ロブ・ゾンビはショック・ロックなサウンドをセクシーに聞かせることでキャリアを築き上げた。信じられないなら「Living Dead Girl」の官能的なグラインドと「More Human Than Human」の脈動的なバウンス、そして熱狂的な「Dead Girl Superstar」をチェックするべきだ。さらに魅惑的な「House Of 1000 Corpses」では立ち入るべきでない場所へと誘う抗えない力を感じるだろう。その全てが不吉に、そして血に飢えたデカダンスに包まれているのである。

この『Zombie Live』は『Educated Horses』のツアー中に収録された作品でありながら、同作品からは「Sawdust In The Blood」「American Witch」「Let It All Bleed out」「The Devil’s Rejects」そして「Lord Of Salem」のみが収録され、あまりアルバムに偏っていない。その代わりに『Zombie Live』には彼のソロとしての全キャリアの中から選りすぐりの18曲が選ばれ(「Demonoid Phenomenon」「Superbeast」「Dragula」も含まれる)さらにホワイト・ゾンビ時代の名曲(「Black Sunshine」「Thunder Kiss ’65’」)といったなかなか放送されないレアな楽曲が含まれている。そして、決して実際のロブ・ゾンビのコンサートで味わうことができる体験まではこのディスクは与えてくれない。しかしに、ここに収録されているエネルギーはあなたの感性に強く響き、想像力がそこへと導いてくれるきっかけを与えてくれるのである。

Written By Terry Beezer


ロブ・ゾンビ『Zombie Live』

  


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