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フランク・シナトラの人生を描いた新ミュージカル『Sinatra The Musical』が9月23日から世界初上演

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'Sinatra The Musical' promotional image courtesy of Universal Music Group

伝説的アーティスト、文化的アイコンとして知られるフランク・シナトラ(Frank Sinatra)の人生とキャリアを題材に、トニー賞受賞歴を誇るマット・ドイルがシナトラ役を演じる待望のミュージカル舞台『Sinatra The Musical』が2023年9月23日から10月28日までバーミンガム・レパートリー・シアターで世界初上演される。

この壮大な新作ミュージカルでは、20人の俳優と17人のミュージシャンが、シナトラの最も伝説的な25曲以上をパフォーマンスする。

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Theme From New York New York – Frank Sinatra | Concert Collection

主演を務めるマット・ドイルは次のように述べている。

「間違いなく私のイタリア人の祖母たちが大喜びしてくれるでしょう。この作品を、フランクの音楽で私と家族を育ててくれたジェラルディン・パドゥーラとニコレッタ・マッキアに捧げます。偉大なる巨匠の素晴らしいレガシーを受け継ぐことができることは、言葉では言い表せないほど光栄です」

演出・振付を手がけるキャスリーン・マーシャルはこう付け加えた。

『マット・ドイルと再び仕事ができることを大変嬉しく思っています。マットは素晴らしい俳優、歌手であり、フランク・シナトラの人生と芸術性を描いたこの物語をバーミンガム・レップにもたらす魅力、カリスマ性、感受性、深みをすべて兼ね備えています」

フランク・シナトラの娘であるティナ・シナトラは次のようにコメント。

「父の人生を率直に描いたこの初のミュージカル舞台で、一体誰が彼の役を演じられるだろうか、という質問をずっと投げかけられていました。マット・ドイルは、オーディション会場に威風堂々と現れたその瞬間から、この役を自分のものにしました。マットは、フランクの温もりと魅力を自然に備えているだけでなく、父の複雑な性格を理解していました。そして彼が歌い始めた瞬間、私たちは我々のフランクを見つけたことを確信できたのです。その非凡な才能に加え、マットは人生に対する直感的な感性も持ち合わせており、伝説の裏に隠された男の姿を描く手助けをしてくれるでしょう。今秋、バーミンガム・レップで、彼がこの役を演じるのを見るのが待ちきれません。父も彼のことを誇りに思うことでしょう」

マット・ドイルは、スティーヴン・ソンドハイム作曲・作詞、ジョージ・ファース脚本によるブロードウェイ・ミュージカル『カンパニー』(マリアンヌ・エリオット演出)のリバイバル公演でジェイミー役を演じ、2022年度トニー賞でミュージカル助演男優賞を受賞している。

さらに彼は、トニー賞で演劇作品賞を含む9部門に輝いたミュージカル『ブック・オブ・モルモン』(エルダー・プライス役)や『春のめざめ』、演劇作品賞を受賞した『ウォー・ホース ~戦火の馬~』、人気ミュージカル・コメディ『バイ・バイ・バーディー』の再演などのブロードウェイ作品の他、サンディエゴのオールド・グローブ・シアターで世界初上演されたヒューイ・ルイスのミュージカル『The Heart of Rock & Roll』、メルヒオール役を演じた『春のめざめ』の全国ツアー、『スウィーニー・トッド』、『ウエスト・サイド・ストーリー』、『時計じかけのオレンジ』、『Brooklynite』、『Giant』、『Jasper in Deadland』など、数々のオフ・ブロードウェイ作品や地方公演でも活躍してきた。

ミュージカル舞台以外でも、『The Code』、『ゴシップガール』などのTVドラマに加え、インディーズの長編映画『Private Romeo』や短編映画『The Albatross Cafe』などに出演してきた彼は、ヴォーカリストとしてもカーネギーホールでのザ・ニューヨーク・ポップスとの共演をはじめ、アメリカやカナダ各地の交響楽団と共演し、各地でソールドアウトを記録中の単独公演も続けている。現在、彼はウエストサイド・シアターのオフ・ブロードウェイ作品『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』にシーモア役で出演中だ。

Matt Doyle | "Being Alive"

2度のトニー賞を受賞したジョー・ディピエトロ(『何かいいことないか子猫チャン』『メンフィス』)が脚本を、3度のオリヴィエ賞を受賞したキャスリーン・マーシャル(『エニシング・ゴーズ』『パジャマゲーム』)が演出・振付を、オリヴィエ賞を受賞したピーター・マッキントッシュ(『クレイジー・フォー・ユー』、『オーランドー』)が舞台美術を手掛け、ガレス・ヴァレンタイン(『マイ・フェア・レディ』『四十二番街』)が17人のミュージシャンから成るオーケストラを監修する新ミュージカル『Sinatra The Musical』は、ユニバーサル・ミュージック・グループ・シアトリカルのミシェル・アンソニー、ブルース・レズニコフ、スコット・ランディス、フランク・シナトラ・エンタープライズのティナ・シナトラとチャールズ・ピニョーネ協力のもと、バーミンガム・レップによって上演される。

このミュージカルの舞台は1942年の大晦日から幕を開ける。27歳の痩せこけたイタリア系アメリカ人歌手は、ニューヨークのパラマウント・シアターのステージに立ち、音楽史を変えるパフォーマンスを披露しようとしていた。以降フランク・シナトラのキャリアは急上昇していくが、同時に彼は妻ナンシーの愛と、アメリカで最も人気のある歌手としての要求や様々な誘惑とのバランスに苦悩するようになる。

第二次世界大戦後、レコードは売れなくなり、映画界のスター女優、エヴァ・ガードナーとの不倫交際が始まったことでマスコミから敵視され、彼のキャリアは大きく低迷していった。だが、家族への献身を原動力に、シナトラはその比類なき芸術性と執念で、ショービズ史上最も盛大な復活劇を繰り広げる。

この舞台の脚本を手掛けたジョー・ディピエトロはこう語っている。

「幼い頃、祖母の家のキッチンには、ローマ法王とフランク・シナトラという2枚の絵が飾られていました。そして今、(フランクの娘)ティナ・シナトラから誰も知らない彼女の父親の話を聞き、その物語を舞台化できるんです。予想外の刺激的な新しいミュージカル作品になると思います。この舞台では、男がいかにしてレジェンドになったのか、そして、そのレジェンドもまた、ひとりの人間だったということを描いています。“何かいいことないか子猫チャン”で素晴らしい時間を過ごしたバーミンガム・レップで、この舞台のワールド・プレミアを迎えられるのは嬉しい限りです」

2度のオリヴィエ賞を受賞し、トニー賞にもノミネートされた、バーミンガム・レップの芸術監督であるショーン・フォーリーは、次のように語っている。

「ザ・レップは、伝説のアーティスト、フランク・シナトラを題材にしたこの世界初上演の作品を共同プロデュースできることを大変嬉しく思っています。この作品は彼の並外れた人生を描いた必見のミュージカルになると確信しています。2度のトニー賞を受賞した脚本家ジョー・ディピエトロと、3度のトニー賞を受賞した演出・振付家キャスリーン・マーシャル、そして世界トップクラスのクリエイティブ・チームを、まもなくバーミンガムにお迎えするのが楽しみです。トニー賞受賞歴を誇るマット・ドイルが、アイコニックなフランク・シナトラ役で主演を務めてくれることに感激しています。マットは非凡な才能の持ち主であり、観客は彼やキャストたちを興奮と喜びを持って迎えてくれることでしょう」

ユニバーサル ミュージック グループ シアトリカルを代表して本作のプロデュースを手掛けるミシェル・アンソニー(ユニバーサル ミュージック グループ副社長)とブルース・レズニコフ(ユニバーサル ミュージック エンタープライズ社長兼C最高責任者)はこう語っている。

「今年後半、バーミンガム・レップで“Sinatra The Musical”を世界初上演し、フランク・シナトラのアイコニックな人生とキャリアの中で最もダイナミックでクリエイティブな時期に新たな局面をもたらすことができることを嬉しく思っています。その音楽と伝説的なパフォーマンスのレガシーを通して、フランク・シナトラは、往年のファンだけでなく、世界中の新たな世代の聴衆の注目を集め続けています」

Written By Will Schube



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