(function(h,o,t,j,a,r){ h.hj=h.hj||function(){(h.hj.q=h.hj.q||[]).push(arguments)}; h._hjSettings={hjid:104204,hjsv:5}; a=o.getElementsByTagName('head')[0]; r=o.createElement('script');r.async=1; r.src=t+h._hjSettings.hjid+j+h._hjSettings.hjsv; a.appendChild(r); })(window,document,'//static.hotjar.com/c/hotjar-','.js?sv=');
Join us

Stories

2015年のデフ・レパード『Def Leppard』:この作品で彼らはどのようにして既成概念の枠を超えたのか?

Published on

数えきれないほどのスマッシュヒットの発売、ダイアモンド・ディスクの獲得、そして完売した世界ツアーなどの業績を誇り、ヨークシャー出身のデフ・レパードが11枚目となるセルフタイトル・スタジオ・アルバムに取り掛かる頃には、彼らがやり残したことは一つしかなかった。

しかし、デフ・レパードが2008年に人生を肯定する『Songs From The Sparkle Lounge』を発売してから、音楽シーンは計り知れないほど変化し続けてきた。特に音楽業界は新しく、そして急速に進化するデジタルの世界と直面しなければならなかった。

「どこを向いてもみんながもうアルバムは終わってると話していた」とヴォーカルのジョー・エリオットはDefLeppard.comで書いている。「まるで裸の王様で、次第にそれを信じるようになっていた。だからフルアルバムを作るつもりはなかったんだけど、自然と曲が出来上がり、すべてが上手くいった。このアルバムほど制作を楽しんだ作品はなかったと思うよ」

溢れ出すクリエイティヴィティを楽しみ、多くの新曲で身を固め、デフ・レパードはエリオットのダブリンにあるスタジオ“ジョーズ・ガレージ”で、長年のエンジニア兼プロデューサーのローナン・マクヒューを迎え入れた。慣れ親しんだ環境の中で、メンバーたちは期待に動揺することなく一番得意とする音楽作りを最良の環境下で行うことができたのである。

タイトルを『Def Leppard』にしたのは、デフ・レパードの音楽史において特定の時代を感じさせないからとエリオットはブラバマウス誌に語っている。「アコースティック、ヘヴィ、ソフト、遅い、早いといった、入れたかったすべての要素を盛り込むことができた。クイーンと同じで、僕たちは幅広いスタイルの楽曲を作ることができる」

Def Leppard – Let's Go

Def Leppard - Let's Go

 

これまでなかったような満足感の与えてくれる『Def Leppard』は、ジョー・エリオットとメンバーたちが断言したことに偽りなかったことをあらためて証明した。魅力的で自信に満ち溢れる『Hysteria』のような「Let’s Go」から始まり、アルバムはその後に勢いあるNWOBHM調のアンセム「All Time High」、曲芸のようなオルタナティブ・ロック「Sea Of Love」、そして90年代半ばの『Slang』を思い起こさせる心臓に鳴り響くような「Wings Of An Angel」へと続く。

しかし彼らの実験はそこで終わらなかった。得意げに様々な要素を盛り込んだ『Def Leppard』は、その他にも型にはまらないファンキーな「Man Enough」、クールなビートとエレクトロニカたっぷりのポップ「Energized」、そして野心的な「Blind Faith」などのエキサイティングな楽曲の数々を収めている。宗教やカルトについてのエリオットの情熱的な解釈は、ザ・ビートルズ調の洗練されたコード進行とメロトロンによって形作られている。

DEF LEPPARD "Man Enough" (official video)

DEF LEPPARD "Man Enough" (official video)

 

ジョー・エリオットが「確実に既成概念の枠を少しだけ超えた」と話すように、バンドはアルバムの多様性によって再活性化した。マサシチューセッツのラジオ局WAAFで同時期に行われたインタビューでギタリストのフィル・コソンはこう語っている「“Hysteria”以来の一番の完成度だと思う。“実験的”という言い方は違うような気がする。どちらかと言えば、もっと心を解放してくれる表現豊かな作品だと思うんだ。それまでにはなかった純粋さが存在する」

“『Def Leppard』は、自身の目的を再発見したバンドの作品である”と批評したクラシック・ロック誌など、幾つかの熱烈なレビューによって支持されたこのアルバムは、全米アルバム・チャートでTOP10に、そして全英チャートでも11位にランクインした。その実績は、アルバムがまだ健在であり、デジタルの時代においてもまだ必要な存在であることを全面的に肯定した。

デフ・レパードのセルフ・タイトル・アルバムは、不屈のハードロッカーであるメンバーの強力なカンフル剤となり、そのハイな状態は今でも続いている。2017年にリリースした『Hysteria』30周年記念盤はバンドを再びメインストリームへと押し上げ、絶賛されたジャーニーとの北米ツアーを終えた今、待望のヨーロッパ・ツアーをスタートさせた。まだまだその勢いは衰えることはない。

アルバムが発売された2015年10月30日当時に、ジョー・エリオットはこう語っている。「今の僕にとってデフ・レパードはどんな意味を持つのか? 成功、頑固さ、そして盲信。僕たちはお互いが好きで、大好きなことをしている奴らなんだ。それがきっと観客にも伝わる。結構良いものができたと思っているよ。みんなに聴いてもらって楽しんでもらえたら嬉しいよ」

Written By Tim Peacock


『ザ・ストーリー・ソー・ファー:ザ・ベスト・オブ』 

Listen-Buy


 

Share this story
Share
日本版uDiscoverSNSをフォローして最新情報をGET!!

uDiscover store

Click to comment

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Don't Miss