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デフ・レパードがいかにして2作目の『High’n’Dry』でライバルたちを引き離したのか

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デフ・レパードのエネルギッシュな1980年のデビュー作『On Through The Night』は、バンドの将来が有望であることを示し、予想外のUKトップ20入りを果たした。続く次作の『High’n’Dry』は勢いのあるヨークシャー出身のバンドに対する“本物なのか?”“失敗するのでは?”という疑念をすべて払い除け、彼らがすぐに消える存在でないことを証明した。

数多く肯定的なレビュー(ローリング・ストーン誌は“彼等は先輩たちをリスペクトするだけではなく、新しい同世代たちのミュージシャンたちを模範としている”と評した)はデフ・レパードが正しい方向に向かっていることを示したが、メンバーたちは世界的な成功を目指すにはステップアップが必要であることに気付いていた。

Photo by Def Leppard

そこでシェフィールド出身の5人組は新しいプロデューサーに頼ることにした。南アフリカ出身のロバート・ジョン・”マット”・ランジは、ブームタウン・ラッツ、ザ・モーターズ、そして直近ではAC/DCの影響力のあるマルチ・プラチナム作品『Back In Black』などを手掛けた存在。こだわりの強いことで知られるランジのアイディアはデフ・レパードのキャリアに重要な影響を与えることになったが、彼の厳しいやり方に最初メンバーたちは劇的に順応することが求められた。

「まるで軍隊のような規律でしたが、彼のお陰でそれぞれのメンバーから素晴らしいパフォーマンスを引き出すことが可能となったんです」と、ボーカリストのジョー・エリオットは2014年に話している。「マット・ランジは、素晴らしいキャプテンであり、素晴らしい指導者でした。彼は舵のない僕たちに方向性を与えてくれました。それは僕たちが切実に求めていたものでした」

ロンドンのバッテリー・スタジオで行われた『High’n’Dry』のセッションでは、メンバーたちと新しく迎えたプロデューサーは丹念に準備した楽曲を細かく分析し、アレンジし直し、更に大幅に書き直すこともしたが、お陰でより素晴らしいアルバムが結果として仕上がった。

セカンド・アルバム『High’n’Dry』は、デフ・レパードの独特なアリーナ級のサウンドを最初に実体化した作品となった。彼らが新しく身に着けた自信は明らかで、「Let It Go」「You Got Me Runnin’」「On Through The Night」といったエネルギッシュな楽曲、複雑な楽曲でエッジの効いた「Another Hit And Run」や美しく作り上げられた迫力のあるバラード「Bringin’ On The Heartbreak」、そして大胆な「Layla」のようなインストルメンタル「Switch 625」がそれを証明している。

You Got Me Runnin'

 

デザイナー集団ヒプノシス所属のアーチスト、ストーム・ソーガソンがジャケット・デザインを手掛けた『High’n’Dry』が1981年7月11日に発売されるとデフ・レパードは再びUKトップ30に登場したが、メンバーとランジが丁寧に完成させた「Bringin’ On The Heartbreak」により彼らは初めてアメリカで大注目されることにもなった。

ダグ・スミスが手掛けたPVは、1982年にはまだ新しかったMTVでヘビーローテーションされるビデオの一つとなり、そのお陰で再び『High’n’Dry』が注目されることになった。その後アルバムはビルボード200で最高38位にランクインし、デフ・レパードにとって初めてのメインストリームでの成功をもたらしたダイアモンド・レコードを獲得した1983年の『Pyromania』の前に、初めての大成功を味わうことになった。

Def Leppard – Bringin' On The Heartbreak (Version 1)

 

「“High’n’Dry”の制作では習得することが山のようにあったけど、サウンドはパンチが効いていてプロらしいものに仕上がっています。大まかに言えば、僕たちが向かいたかった場所へと導くスタート地点とも言えます」とジョー・エリオットは2014年にブラバーマウスに語っている。「マット・ランジのようなプロデューサーと働くことができて、僕たちは柔軟にそれを受け入れとても満足していました。翌年“Pyromania”に取り掛かった頃には、“High’n’Dry”のレコーディングで学んだことが十分に理解できるようになっていて、努力した甲斐があったことがわかったんです」

Written By Tim Peacock



デフ・レパード『High’n’Dry』
iTunes / Apple Music / Spotify


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