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今年のロックの殿堂入り候補17組が発表:ビリー・アイドル、ブラック・クロウズ、マライア他

ロックの殿堂(Rock & Roll Hall of Fame)は、2026年の殿堂入り式典に向けて候補者リストを発表した。今回の投票対象は17組で、2025年の14組から増加している。
今年のノミネートは以下の通り。
初ノミネート
・ジェフ・バックリー(Jeff Buckley)
・フィル・コリンズ(Phil Collins)
・メリッサ・エスリッジ(Melissa Etheridge)
・ローリン・ヒル(Lauryn Hill)
・INXS(インエクセス)
・ニュー・エディション(New Edition)
・P!NK
・シャキーラ(Shakira)
・ルーサー・ヴァンドロス(Luther Vandross)
・ウータン・クラン( Wu-Tang Clan)
再ノミネート
・ビリー・アイドル(Billy Idol)
・ブラック・クロウズ(Black Crowes)
・マライア・キャリー(Mariah Carey)
・アイアン・メイデン(Iron Maiden)
・ジョイ・ディヴィジョン/ニュー・オーダー(Joy Division/New Order)
・オアシス(Oasis)
・シャーデー(Sade)
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ソロ・アーティストとしてノミネートされているフィル・コリンズは、2010年にプログレッシヴ・ロック・バンド、ジェネシスのメンバーとしてすでにロックの殿堂入りを果たしている今年度の唯一の候補者だ。
今回で3度目のノミネートとなるのは、マライア・キャリー(2024年と2025年)、アイアン・メイデン(2021年と2023年)、ジョイ・ディヴィジョン/ニュー・オーダー(2023年と2025年)、オアシス(2024年と2025年)で、ブラック・クロウズとビリー・アイドル(2025年)およびシャーデー(2024年)は2度目の候補入りとなる。
ロックの殿堂財団で会長を務めるジョン・サイクスは声明で次のように述べている。
「この才能溢れる多様な候補者リストは、ロックンロールの姿とサウンドが絶えず進化し続け、その影響が若者文化に広がっていることを称えるものです。ロックンロールの殿堂入りは音楽界における最高の名誉であり、今秋に2026年の殿堂入りメンバーを祝福できることを楽しみにしています」
殿堂入りの資格と条件
ロックの殿堂入りの資格を得るためには、個々のアーティストもしくはバンドが、ノミネートされた年の少なくとも25年前に最初の商業レコーディングをリリースしていることが条件となる。そのため、今年の対象アーティストの初商業作品は2001年以前にリリースされてなくてはならない。2026年の殿堂入り候補者への投票は、今後2か月間にわたり、1,200人以上の音楽業界専門家からなる国際審査委員会によって実施されるほか、ファン投票も現在受付中で、最終集計に反映される。
2026年のロックの殿堂入りアーティストは今年4月に発表され、殿堂入り式典は今秋に開催される。同時に、“オリジナリティと影響力をもって音楽を創造し、音楽に劇的なインパクトを与えたアーティスト、ミュージシャン、ソングライター、プロデューサーを称える”<ミュージカル・エクセレンス賞>(Musical Excellence Award)、“ロックンロールの発展に直接的な影響を与えた、またロックの先駆者たちにインスピレーションを与えたアーティストを称える”<ミュージカル・インフルエンス賞>(Musical Influence Award)、アトランティック・レコードの共同設立者で、ロックの殿堂の共同創始者でもある故アーメット・アーティガンの名を冠した<アーメット・アーティガン賞>(Ahmet Ertegun Award)の受賞者も発表される。
昨年度殿堂入りを果たしたのは、シンディ・ローパー、アウトキャスト、バッド・カンパニー、チャビー・チェッカー、ジョー・コッカー、サウンドガーデン、ザ・ホワイト・ストライプスで、ソルト・ン・ペパとウォーレン・ジヴォンが<ミュージカル・インフルエンス賞>を、フィラデルフィア・ソウルの伝説的プロデューサー、キャロル・ケイ(ザ・レッキング・クルーのメンバー)、スタジオ・キーボーディストのニッキー・ホプキンスが<ミュージカル・エクセレンス賞>を、プロデューサー兼レーベルエグゼクティブのレニー・ワロンカーが<アーメット・アーティガン賞>をそれぞれ受賞した。
Written By Griffin Blair
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