TikTokやネットで話題の名曲と理由Vol.11:ザ・ウィークエンド、リル・ウェイン、エイコン

Published on

The Weeknd – Photo: Theo Wargo/Getty Images for Live Nation

バイラルヒットとなって、チャートを制覇するというTikTokトレンドへの道は、もはや最新の楽曲だけに限ったことではない。昨今の音楽業界では、TikTokなどのソーシャルメディアやサウンドトラック、CMへの起用、そして時には偶然の賜物として、ポップカルチャーに再登場した過去の名曲への関心が高まっている。

この記事では、今、再びトレンドになっている過去の名曲とその理由を紹介しよう。

<関連記事>
今TikTokで再びトレンドになっている過去の名曲 Vol.1
今TikTokで再びトレンドになっている過去の名曲 Vol.2
今TikTokで再びトレンドになっている過去の名曲 Vol.3
今TikTokで再びトレンドになっている過去の名曲 Vol.4
今TikTokで再びトレンドになっている過去の名曲 Vol.5
今TikTokで再びトレンドになっている過去の名曲 Vol.6
今TikTokで再びトレンドになっている過去の名曲 Vol.7
今TikTokで再びトレンドになっている過去の名曲 Vol.8
今TikTokで再びトレンドになっている過去の名曲 Vol.9
今TikTokで再びトレンドになっている過去の名曲 Vol.10


ザ・ウィークエンド「Starboy」

ザ・ウィークエンド(The Weeknd)の3作目のアルバム『Starboy』から、ダフト・パンクとタッグを組んだ中毒性の高いエレクトロポップのタイトルトラックは、リリースされるやいなや瞬く間にヒットを記録した。

セレブリティの甘美に満ちた生活を掘り下げ、富と名声を得ることの闇について描写したこの曲の中で、「おまえらがする金の話は、補聴器がいる程ちっぽけだ / おまえらが俺についての話をしても、その影すら見えない / 俺のスタイルは変わる、どんなものでも受け入れるのさ / グラスを空ければ、どんな痛みも消え去る」と彼は歌う。

リリースから6年、ザ・ウィークエンドの最新ツアー“After Hours Til Dawn”のセットリストにフィーチャーされたことで、現在TikTok上でこの曲の人気が再燃しており、同アプリのクリエイターやファンたちはこの曲に合わせてダンスを披露したりツアーからのパフォーマンス映像を共有している。

ヴィストソ・ボッセズ「Delirious」

Taylah P.とKelciからなるアトランタ出身のデュオ、ヴィストソ・ボッセズ(Vistoso Bosses)がスポットライトを浴びた期間はそれほど長くはなかったが、2009年の彼女たちのデビュー・シングル「Delirious」は世の中に大きなインパクトを与えた。

ソウルジャボーイ・テレムをゲストに迎え、リリース当時の米ビルボードHot R&B/Hip-Hop Songsチャートで42位を記録した同曲は、最近TikTok上で再注目されており、ユーザーたちはこの曲のピアノ・カヴァーをシェアしたりソウルジャボーイのラップを暗唱したりと、このヒット曲の魅力をあらためて世界に紹介しているのだ。

リル・ウェイン「Love Me」

リル・ウェイン(Lil Wayne)10作目のアルバム『I Am Not A Human Being II』からの「Love Me」は、ドレイクとフューチャーという2人のスーパースターをゲストに迎え、2013年1月にリリースされた。

この曲で、3人は女性たちへの条件付きの愛について歌っており、彼らのラップは現在TikTok上で「史上最も過激なラップのヴァース」シリーズとして評価されている。

エイコン「Locked Up」

エイコン(Akon)のデビュー・シングル「Operations Of Nature」から8年後に発表されたキャリア2作目のシングル「Locked Up」は、彼を瞬く間にスターダムへと押し上げ、アメリカ、イギリス、オーストラリアなど世界各国のチャートを席巻した同曲の成功により、彼のデビュー・アルバム『Trouble』はさらにその評価を高めた。

最近、TikTokのクリエイターたちが、パトカーの後部座席を描いたイラストからこの曲の歌詞をリップシンクし、その上に監禁(ロック・アップ)された理由を書き加えるという動画が新たなトレンドを生み出している。

Written By uDiscover Team



 

Share this story

Don't Miss

{"vars":{"account":"UA-90870517-1"},"triggers":{"trackPageview":{"on":"visible","request":"pageview"}}}
モバイルバージョンを終了