TikTokやネットで話題の過去の名曲とその理由Vol.4:テーム・インパラ、ドレイク等

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Tame Impala - Photo: Zak Kaczmarek/WireImage

バイラルヒットとなって、チャートを制覇するというTikTokトレンドへの道は、もはや最新の楽曲だけに限ったことではない。昨今の音楽業界では、TikTokなどのソーシャルメディアやサウンドトラック、CMへの起用、そして時には偶然の賜物として、ポップカルチャーに再登場した過去の名曲への関心が高まっている。

この記事では、今、再びトレンドになっている過去の名曲とその理由を紹介しよう。

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テーム・インパラ「Eventually」

テーム・インパラ(Tame Impala)の2015年のアルバム『Currents』に収録された「Eventually」は、その重厚なコーラスとフロントマンのケヴィン・パーカーの滑らかでアンセミックな歌声により、TikTokやインスタグラムなどのアプリ上で新たな世代のリスナーを中心に人気を集めている。

テーム・インパラをアリーナ公演やフェスティバルのメインアクトへと押し上げるきっかけをつくったこのヒット曲は、ケヴィン・パーカーのソングライティングがいかにパワフルであるかを証明している。

ウィル・アイ・アム「Big and Chunky」

もともと2008年に映画『マダガスカル2』サウンドトラックの収録曲としてリリースされたウィル・アイ・アム(will.i.am)の「Big and Chunky」は、その遊び心溢れる音楽と魅力的なビートによって、これまで何度もバイラルヒットを繰り返してきた。

最新のトレンドでは、曲中の約2分付近でウィル・アイ・アムが歌う「It’s all in the way she moves / 全ては彼女の振る舞いなんだ」という歌詞がYouTubeやTikTokで拡散されており、コミカルな握り拳でボーイフレンドを脅す<h3w.z3y>のように、TikTokユーザーたちは、異性やパートナーに対して甘えているように見せかけつつ、実は冗談混じりに怒っている様子をこの曲で表現している。

ドレイク「Get It Together」

ドレイク(Drake)2017年の大作アルバム『More Life』からの大ヒット曲で、ジョルジャ・スミスとブラック・コーヒーをゲストに迎えた「Get It Together」では、コーラス部分でドレイクが登場する以外は、ジョルジャがほとんどのヴォーカルを担当するという大役を果たしている。

リリース当時、ドレイクが大きな成功を掴んだこの曲は、彼がリリースしてきたほぼ全ての楽曲同様に、息の長いヒットとなっている。

チーフ・キーフ「Love Sosa」

ロシアとウクライナの恐ろしい戦争勃発により、ラッパーのチーフ・キーフ(Chief Keef)が2012年に発表した優れたシングル「Love Sosa」が再び注目を集めている。戦争が始まった後、チーフ・キーフは自身のインスタグラムに「ウクライナに向かっている」というコメントと共に写真を公開した。彼がウクライナの人々を守るためにその身を呈しているその写真により、兵士や一般市民たちは、彼が皆を危険から守ってくれるのだという安心感を得るようになったのだ。戦争の激化は恐ろしいほど深刻だが、チーフ・キーフや彼のファンからのメッセージは、ネットの隅々まで行き渡りつつある。

ティンバランド「Carry Out (Feat. Justin Timberlake)」

時に、バイラルヒットでというよりも、我々の文化に常に定着している楽曲がある。ティンバランド(Timbaland)が2009年に発表したアルバム『Shock Value II』の収録曲で、ジャスティン・ティンバーレイクをフィーチャーした「Carry Out」は、そんな1曲だろう。

TikTok上では、この曲が頻繁に浮上し、新たなトレンドを生み出している。<cheflovely>のように、この魅惑的な楽曲を料理ビデオのサウンドトラックに使用したり、この曲でダンスの振り付けを披露するユーザーもいる。

ホール「Celebrity Skin」

1998年にリリースされたシングル「Celebrity Skin」は、ホール(Hole)にとって最大のヒット曲であり、バンドを新たな高みへと押し上げるきっかけをつくった。フロントウーマンのコートニー・ラブにますます世間の注目が集まる中、ハリウッドと名声の影の側面について解説するこの曲には、「気をつけなさい/あなたが望むものに/価値あるべきだ/死んでも手に入れる価値がね」とコートニー・ラブが警告する場面もある。ドージャ・キャットがカヴァーしたことでTikTokでトレンド入りし、このヒット・シングルが新たな世代のファンに知られるようになった。

コン・ファンク・シャン「Love’s Train」

コン・ファンク・シャン(Con Funk Shun)は、70年代から80年代にかけて活躍したカリフォルニア出身のR&B /ファンク/ソウル・バンドで、7曲のシングルが全米TOP10入りするなど、メジャー・レーベルから発表した11作のアルバムはいずれも大きな成功を収めた。

1983年に発表したシングル「Love’s Train」は、メンバー2人の三角関係にインスパイアされたと言われる切ない楽曲だが、ブルーノ・マーズとアンダーソン・.パークによるデュオ・プロジェクト、シルク・ソニックが最近カヴァーしたことで、今を再び人気に火がつき始めている。TikTokのユーザーたちは、その復活の輝きを称え、彼らのオリジナル・ヴァージョンをシェアしているのだ。

ネリー・ファータド「 Say It Right」

2006年、スマッシュ・ヒットを記録した「Promiscuous」や「Maneater」に続き、ネリー・ファータド(Nelly Furtado)が自身のキャリア絶頂期に、プロデューサーにティンバランドを迎えリリースした「Say It Right」は、全米シングル・チャートをはじめ、世界12カ国のチャートで首位を獲得し、アメリカでは2007年のトップ・トラックのひとつになった。

最初のリリースから16年経った今、この曲はTikTokの人気ユーザーたちによって新たな命を吹き込まれているのだ。人気TikToker<lostmymarblesagain>がこの曲で愉快な振り付けをしたダンス動画は、ドージャ・キャットやネリー・ファータド自身によっても再現されている。

Written By uDiscover Team



 

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