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ポール・マッカートニーの新ドキュメンタリー『マン・オン・ザ・ラン』のサントラが2月27日に発売

オスカー、エミー、グラミー賞を受賞したモーガン・ネヴィル監督による、ザ・ビートルズ解散後のポール・マッカートニー(Paul McCartney)の創造的再生に迫る親密な長編ドキュメンタリー映画『ポール・マッカートニー:マン・オン・ザ・ラン』が2月19日に一夜限りの劇場公開、そして2月27日にはAmazonのPrime Videoで配信されることにあわせて、同作品のサウンドトラック『Man on the Run – Music from the Motion Picture Soundtrack』が2027年2月27日に発売されることが発表された。
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サントラの内容
このアルバムには、ポール・マッカートニー&ウイングスの名盤から、時代を超えた名曲、ヒット曲、重要曲など12曲が収録されている。1979年のアルバム『Back to the Egg』セッションからの未発表ラフ・ミックス「Arrow Through Me (Rough Mix)」と、1980年のコンサート映画『Rockshow』からの「Live And Let Die (Rockshow)」は、リリースに先駆けてAmazon Music限定で先行配信されている。
さらにアルバムには、1973年のテレビ特番『The James Paul McCartney TV Special』で初披露された「Gotta Sing Gotta Dance」という3曲目の未発表トラックも収録される。
『Man on the Run – Music from the Motion Picture Soundtrack』は、ジャック・ホワイトのThird Man Pressing工場でプレスされた限定版ニューヨーク・タクシー・イエロー・ヴァイナルLP、Amazon限定のタンジェリン・ピール・オレンジ・ヴァイナルLP、ブラック・ヴァイナルLPといったアナログ・レコードなど、様々なフォーマットで発売。SHM-CDで発売される日本盤には映画の場面をフィーチャーしたポスト・カードが先着購入者特典となっている。

アートワークのクリエイティブ・ディレクションは、ポール・マッカートニーと、ヒプノシスのオーブリー・“ポー”・パウエルが担当した。ヒプノシスは、『Band on the Run』『Venus and Mars』『Wings Over America』『Wings Greatest』、そして2025年のベスト・アルバム『WINGS』を含む8枚のウイングスのアルバムでポールと仕事をした象徴的なデザイン・スタジオである。アートワークのデザインはストーム・スタジオのピーター・カーゾンが手掛けている。
さらにこの国内盤CDの予約者限定でドキュメンタリー映画を2月13日にいち早く見ることができる特別上映会の開催も決定した。観覧無料の上映会についての詳細はこちら。

ドキュメンタリーの内容と監督のコメント
ドキュメンタリー映画『ポール・マッカートニー:マン・オン・ザ・ラン』は、ビートルズ解散後の激動の10年間と、新バンド・ウイングスの台頭におけるポールの姿を捉えた作品だ。
素晴らしいアーカイブ映像、リンダ・マッカートニーによる特別な写真、そしてポール、リンダ、メアリー、ステラ・マッカートニー、ウイングスのメンバーたち、ショーン・オノ・レノン、ミック・ジャガー、クリッシー・ハインドらへのインタビューを通じ、この映画は独自の無防備なレンズを通してこの時代を検証するものである。
映画とサウンドトラックへのアプローチについて、モーガン・ネヴィル監督は次のように語っている。
「1970年代のビッグ・アクトについて語るとき、ポール・マッカートニーの名前が挙がることは稀だ。彼がビッグではなかったからではない――彼は間違いなくその10年で最大のアクトの一人だった――しかし、彼がそれ以前に成し遂げたことのせいなのだ。ポールは世界最大のバンドにいたことがあり、そのバンド自体が独自の引力を生み出していた。
私の映画『ポール・マッカートニー:マン・オン・ザ・ラン』では、ビートルズという長い影からのポールの不可能な逃走(Run)を見つめたいと思った。
それは、あり得ない選択の連続だった――バンでのツアー!ブルース・マックマウス!ナイジェリア!スリリントン!スコットランドの賛歌!――しかし、それらをまとめて見ると、それらの選択の狂気は、実は正気のように思えてきた。これほどの期待の重圧に対処するには、予期せぬことをする以外にどうすればよかったのだろうか?
また、私はその10年間を通して、ポールが何かから逃げるのをやめ、何か別のもの――彼自身の声、彼自身の家族、彼自身の人生――に向かって走り始めたことに気づいた。これは、ある人物が自分自身を見つける物語なのである。
このサウンドトラックは、彼の音楽を通して語られるその旅のスナップショットだ。これらの曲の一つ一つは、その瞬間のポールが誰であったかという創造的衝動の結果である。ポールは歌を通して、世界だけでなく、自分自身に対しても語りかけていたのだ。私たちは幸運にも、それに耳を傾けることができるのである」
Written By uDiscover Team
ポール・マッカートニー
『Man on the Run – Music from the Motion Picture Soundtrack』
2026年2月27日発売
CD・LP
収録曲
1. Wings – Silly Love Songs (Demo)
2. Paul McCartney – That Would Be Something (2011 Remaster)
3. Paul and Linda McCartney – Long Haired Lady (2012 Remaster)
4. Paul and Linda McCartney – Too Many People (2012 Remaster)
5. Paul McCartney and Wings – Big Barn Bed (2018 Remaster)
6. Paul McCartney – Gotta Sing Gotta Dance
7. Wings – Live and Let Die (Rockshow)
8. Paul McCartney and Wings – Band on the Run (2010 Remaster)
9. Wings – Arrow Through Me (Rough Mix)
10. Wings – Mull of Kintyre (2016 Remaster)
11. Paul McCartney – Coming Up (2011 Remaster)
12. Paul McCartney and Wings – Let Me Roll It (2010 Remaster)
『ポール・マッカートニー:マン・オン・ザ・ラン』公開劇場
2月19日一夜限定公開
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