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クイーン、1985年“ロック・イン・リオ”での「Love Of My Life」の壮大なシンガロングを振り返る

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Brian May and Freddie Mercury @ Rock In Rio 1985 - Photo courtesy of Queen Productions

50年に及ぶクイーン(Queen)のキャリアから、貴重な蔵出しライヴ映像や、最新パフォーマンス、舞台裏を明かすインタビュー等を50週にわたって紹介していくバンドのシリーズ『Queen the Greatest Live』。

最新ウェビソード第38話『数十万人と歌った“Love Of My Life”』では、1985年にブラジルで開催された“ロック・イン・リオ”フェスティバルでの名曲「Love Of My Life」の感動的なパフォーマンスをご覧いただける。

今や世界的音楽フェスティバルとして知られている“ロック・イン・リオ”だが、クイーンは1985年にその第1回のヘッドライナーとして、2夜にわたって40万人以上のファンを魅了した。この最新ウェビソードでは、ブライアン・メイとフレディ・マーキュリーが「Love Of My Life」をアコースティックで演奏し、大観衆によるシンガロングを巻き起こすという、そのショーの傑出した瞬間のひとつを再訪する。

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Queen The Greatest Live: Love Of My Life (Episode 38)

 

40万人のファンが見守る中、1985年に開催されたロック・イン・リオのヘッドライナーを務めたクイーンの2夜公演は、想像しうる限り最も壮大なスケールのロックンロール・コミュニケーションを象徴していた。

シティ・オブ・ロックのような会場(同フェスティバルのために建設された270万平方フィートの巨大施設)では、観客との親密さを保つことはもはや不可能かに思えた。しかし、この映像は、情熱的なロック・アンセム満載なバンドのセットリストの中でも異彩を放つバラード曲「Love Of My Life」での魂に語りかけるようなパフォーマンスを通して、世界最大級のスタジアム・ショーでさえも、よりパーソナルななものに感じさせるバンドの独自の能力を紹介している。

1975年のアルバム『A Night At The Opera』に収録された「Love Of My Life」のスタジオ・ヴァージョンは、複雑にオーケストレーションされ、クイーンの特徴である押し寄せるヴォーカル・ハーモニーをフィーチャーしたものだったが、ブライアンが12弦アコースティック・ギター用にアレンジし直し、フレディと共にアコースティック演奏で披露したこの日のライヴ・ヴァージョンは全く違うものになった。

Queen – Love Of My Life (Official Video)

ブライアンは、過去のインタビューの中で、「Love Of My Life」がすでにこのフェス以前に行っていた南米ツアーでも観客を喜ばせていたことを証言している。

「彼らが“Love of My Life”を知っていることに初めて知った瞬間だったと思う。知っているだけでなく、歌ってくれる。そして、ただ歌うだけでなく、私たちを感動で涙させるくらいの情熱をもって歌ってくれるんだ」

この日のステージで、ブライアンが 「Love Of My Life」を紹介し、観客に「一緒に歌いたい?」と投げかけた時のオーディエンスの反応は耳をつんざくものだった。合唱団の指揮者を担ったフレディは観客のエネルギーを一身に浴び、それに応えるようにお辞儀をし、投げキッスをする。そして、彼がリード・ヴォーカルをとる時、フレディを中心としたクイーンのラインナップがライヴ・バンドとして終わりに近づいていたことを今になって知ると、彼の歌う(「年をとったら、君のそばにいるよ」)の歌詞が耐えられないほど切なく感じられるのだ。

しかしながら、あの忘れられないロック・イン・リオの夜、クイーンはその不屈の精神で南米の大観衆を熱狂させた。そして、曲の終わりに近づくとブライアンがこう叫んでいる。

「素晴らしいよ!とてもいい歌いっぷりだ」

Written By Tim Peacock




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