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「We Will Rock You」に匹敵する観客参加型アンセム「Radio Ga Ga」。最新ウェビソード公開

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Queen's Roger Taylor at Budapest Nepstadion in 1986 - Photo courtesy of Queen Productions

50年に及ぶクイーン(Queen)のキャリアから、貴重な蔵出しライヴ映像や、最新パフォーマンス、舞台裏を明かすインタビュー等を50週にわたって紹介していくバンドのシリーズ『Queen the Greatest Live』。

新たに公開された第33話「8万人の観客との“Radio Ga Ga”」は、クイーンの観客をバンドのリズム・セクションと化し、スタジアムを揺るがすハンドクラップという点においては、強力なアンセム「We Will Rock You」にさえ匹敵する「Radio Ga Ga」を紹介している。

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Queen The Greatest Live: Radio Ga Ga (Episode 33)

クイーンの80年代を代表するヒット曲のひとつである「Radio Ga Ga」は、ロジャー・テイラーが書いた曲。彼は3日間ぶっ通しでスタジオに籠り、シンセとドラムマシンを使って、このラジオ黄金時代への頌歌を作り上げた。この曲が1984年の全英チャートで最高位となる2位を記録した時、イギリスのTV番組“Breakfast Time”に出演したロジャーは、司会者フランク・ボウにこう語っている。

「ミュージック・ビデオが聴覚的な側面にとって代わり、視覚的な側面がより重要視されているようだ」

「Radio Ga Ga」のヴァースでは、テレビの勝利とラジオ黄金期への愛慕を同時に感じさせるが、ほぼ条件反射的にハンド・クラップを誘うのこの曲のサビは、クイーンにまた新たな観客参加型の強力なスタジアム・アンセムをもたらした。実際に、この曲のアンセムとしての可能性に気づいたのはフレディ・マーキュリーだった。この曲を歌い終えたフレディはこう言った。

「ロジャーは、この曲をただの1曲として考えていたと思う。でも、僕は即座にそこに何かがあると感じたんだ。本当に良い、強い、売れる要素をね」

「Radio Ga Ga」が作り出すヒューマン・パーカッションは、この曲のリリースからオリジナル・ラインナップが80年代後半に活動休止するまで、すべてのクイーンのライヴで鳴り響いた。もしあなたがそのハンドクラップの海の中に入る幸運に恵まれなかったとしても、1986年の“Magic Tour”から、バンドが初めて東欧で行った歴史的コンサートとして知られるハンガリーのネープシュタディオン公演での衝撃的なアーカイブ映像でその雰囲気を味わってほしい。

Written By Tim Peacock




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