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英ロイヤルメールがクイーンの結成50周年を記念した特別切手を発行へ

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6月 23, 2020

今夏、クイーンは結成から50年、そしてロンドンでの初ライヴから50年という大きな節目を迎える。そして、この伝説のバンドの50周年を記念して、イギリスで郵便事業を運営するロイヤルメールは、世界的影響力を誇るクイーンの功績を称える13枚の特別切手を発行することを発表した。7月8日から一般発売される同切手は、現在予約注文を受け付けている。

.@QueenWillRock is getting immortalized in a new series of postage stamps: https://t.co/isg5GXuE1I

— UltimateClassicRock (@UltClassicRock) June 22, 2020

今回の特別切手のうち8枚は、1974年に発表された2作目のアルバム『Queen II』をはじめ、『Sheer Heart Attack』（1974年）、『A Night At The Opera』（1975年）、『News Of The World』（1977年）、『The Game』（1980年）、『Greatest Hits』（1981年）、『The Works』（1984年）、そして生前のフレディ・マーキュリーがフロントマンを務めた最後のスタジオ・アルバム『Innuendo』（1991年）と、クイーンの最も象徴的なアルバム・ジャケットをフィーチャーしている。

また、1986年の“Magic Tour”から、ウェンブリー・スタジアムでのフレディ・マーキュリー、1976年のハイド・パークでのロジャー・テイラー、1975年の“A Night At The Opera Tour”から、ハマースミス・オデオンでのジョン・ディーコン、そして“Magic Tour”から、ブダペストでのブライアン・メイなど、4人のバンド・メンバー個別のライヴ写真に加え、最後の切手には、ジョニー・デュー・マシューズによるバンド初のスタジオ写真撮影から、1枚のモノクロ写真が採用されている。この切手コレクションの全画像は、クイーンのオフィシャル・ストアでご覧いただける。

ギタリストのブライアン・メイは公式声明の中で次のように述べている。

「このような美しい切手を目にした感想は言葉にし難いです。今から50年前に、早熟な4人の少年が自らの探究を始めて以来、不可能とも思えるような夢を実現するために人生を捧げてきました。時々目が覚めて、国民的バンドと言われるようになった今の自分たちが置かれている立場が不思議に思えることもあります。そして、ロイヤルメールからのこの信じられないような賛辞ほど、そのことを実感させてくれるものはありません。新型コロナウイルスに支配された世界では、このようなことは起こりえなかったはずなのに、今、この切手コレクションを見ると、とりわけ心が痛みます。そして、これらのセットのどれかを所有したいという大いなる欲求を感じています。それが、今起こっている全てが現実だということを自分に納得させる方法になるでしょう」

ロジャー・テイラーは次のようにコメントしている。

「わぉ……私たちのアルバムが切手に！なんと光栄なことでしょう。私たちもの一部になったんですね。私たちを切手にしてくれたロイヤル・メールに感謝を申し上げます」

クイーンは、2007年のザ・ビートルズ、2016年のピンク・フロイドに続き、ロイヤルメールが特別切手を発行した3番目の音楽グループとなる。ロイヤルメール社のフィリップ・パーカーは「実に独創的で、シアトリカルなサウンドと様々な音楽スタイルをミックスさせる非常に巧みな能力を持ち合わせたクイーンはロックの王者です。我々は、この美しい切手によって、史上最も愛されているバンドの一つに敬意を表します」とコメントを寄せている。

Written By Sophie Smith

クイーン+アダム・ランバート「You Are The Champions」
2020年5月1日配信
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