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ポールとジーンが明かすKISSの名曲「Rock and Roll All Nite」誕生秘話

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Cover: Courtesy of KISS

名曲誕生の舞台裏に迫る“Vevo Footnotes”の最新エピソードは、KISSの「Rock and Roll All Nite」。ポール・スタンレーとジーン・シモンズが、もともと1975年のアルバム『Dressed To Kill』に収録され、過去50年のほぼすべてのKISSのコンサートを締め括ってきた不朽のアンセムの制作秘話を明かしている。

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Kiss – The Making of 'Rock and Roll All Nite' | Vevo Footnotes

この曲のアイデアは、カサブランカ・レコードの社長ニール・ボガートが、ファンを鼓舞するためのアンセム・ソング”をバンドに提案した時に初めて生まれたという。ポール・スタンレーは当時を振り返り「サンセット大通り沿いのホテルに戻って、そこでサビのメロディと歌詞を思いついたんだ」と明かしている。

ジーン・シモンズはこう付け加える。

「これはまさに共同作業で、ポールがサビを書いて、私が以前に作った“Drive Me Wild”という曲から引用してAメロを書いたんだ。これは実は車についての曲だった」

レコーディングには、メンバーの友人やミュージシャン仲間、ローディーたちを招き、手拍子やコーラスを担当してもらったという。ジーン・シモンズはこの曲についてこう説明する。

「“ザ・ロック・アンセム”さ。この曲は何年にもわたって魔法のような特別な形で生き続けてきたし、50年経った今もそれは変わらない」

そしてポール・スタンレーはこう語る。

「これは我々のディスコグラフィーにおける、いわばKISSの真髄とも言える曲だ。我々の歴史において非常に大きな存在なんだ。そして世代を超えたファンたちと我々を、あらゆるレベルで繋いでくれる」

さらにポールは、ジーン・シモンズとの創作上のパートナーシップについて次のように語っている。

「ジーンと私はお互いを理解していて、いつもピースをうまく組み合わせられるんだ。時には別々に作っていたものを持ち寄って、それがただ“ハマる”こともあった。常に完璧だったわけじゃないが、40年以上うまくやってこられた」

しかしながら、どちらのメイクが良かったか尋ねられると、二人は口を揃えてこう答えた。

「俺さ!」

Written By Hannah Zwick



KISS『Dressed To Kill 50th Anniversary Super Deluxe』
2025年10月31日発売
LP・CD / iTune Stores / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music



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