New Releases
スマッシング・パンプキンズのデビュー作『Gish』35周年盤LPが5/29発売決定

スマッシング・パンプキンズ(The Smashing Pumpkins)のすべての始まりとなった1991年のデビュー・アルバム『Gish』の35周年を記念して、同アルバムのスペシャル・エディションが、アルバムのアートワークにちなんで180gのグレー・ヴァイナルにピンクとパープルのスプラッターがあしらわれた限定盤LPと180gブラック・ヴァイナルの通常盤LPで2026年5月29日にリイシューされる。
発売当時のオリジナル・パッケージに収められた今回のリイシュー盤は、バンドのフロントマン、ビリー・コーガンが経営するMadame ZuZu’sおよびその他の独立系レコード店などで販売される。
<関連記事>
・スマッシング・パンプキンズを振り返る
・『Siamese Dream』:ロックに警鐘を鳴らした歴史的名盤
マディソンのスマート・スタジオでプロデューサー、ブッチ・ヴィグとともに制作された『Gish』では、クラシック・ロック、ポップ、メタル、シューゲイズを縦横無尽に取り込んだスマッシング・パンプキンズのシグネチャー・サウンドがすでに芽吹いていた。ドリーミーなテクスチャーから轟音ギターへと滑らかに移行するダイナミックな構成が全編を貫き、その上でビリー・コーガンの唯一無二のヴォーカルが存在感を放っている。
「Siva」「I Am One」「Rhinoceros」といったシングルから、「Snail」「Daydream」「Bury Me」などファンに根強く支持されるディープカットまで、アルバムはのちに一世代のサウンドを決定づけるバンドへと成長していく片鱗を見事に提示している。
ビリー・コーガンが「精神的な昇華についてのアルバム」と形容した『Gish』は、バンドがロック・スターへと上り詰めていくきっかけとなった作品だ。このアルバムは回顧記事でも一貫して賞賛されており、Rolling Stone誌やPitchforkによる“史上最高のグランジ・アルバム”リストにも選出されている。
リリース25周年時の回顧において、Billboard誌は「謎めいた詩、耳をつんざくようなダイナミックな変化、巨大なリフ、そして驚くべき美の瞬間——世界中のファンがパンプキンズに魅了される要素がすべて詰まっている」と絶賛した。
その後の数十年にわたり、ビリー・コーガンは現在に至るまでポップ・カルチャーの中心的存在であり続けている。昨年はヤングブラッドとコラボレーションし、彼の楽曲「Zombie」の新バージョンを制作。これはスマッシング・パンプキンズにとって他のアーティストの録音作品に“フィーチャリング”として参加した初の例となった。また、ビリーのポッドキャスト『The Magnificent Others』も、ジーン・シモンズ、トム・モレロ、シャロン・オズボーンらとの対話を重ねた1年を経て、つい先日1周年を迎えている。
Written By Devon Clarke
スマッシング・パンプキンズ『Gish』35周年記念LP
2026年5月29日発売
LP
1991年5月28日発売
iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music
- スマッシング・パンプキンズ アーティストページ
- 『Mellon Collie And ~』が最強の芸術作品であり続ける理由
- ニルヴァーナ『Nevermind』30周年記念盤が発売決定
- 1991年に発売されたアルバム・ベスト50選
- シアトルから生まれたグランジ・ミュージックの勃興の歴史とその影響
- 90年代大特集:グランジからブリット・ポップ R&Bやヒップホップの台頭まで
- スマッシング・パンプキンズ 関連記事



















