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ジョン・ウィリアムズ 、今年3月ウィーン・フィルと再共演したコンサートから「不死鳥フォークス」が配信リリース

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今年90歳の誕生日を迎えた音楽界のレジェンド、ジョン・ウィリアムズが今年3月にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と再共演し、このコンサートの模様を収めた3つシングルを随時リリースすることが発表された。第1作目「不死鳥フォークス」(『ハリー・ポッターと秘密の部屋』から)の配信が本日スタートした。

Fawkes the Phoenix (From "Harry Potter and the Chamber of Secrets")

2020年1月、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団との共演でウィーン・デビューを果たしたジョン・ウィリアムズ。楽友協会での2回のコンサートでは、ウィリアムズの名作のスコアを幅広く取り上げ、同年8月に発売された『ジョン・ウィリアムズ ライヴ・イン・ウィーン』は世界中で大ヒットを記録、2020年に最も売れたクラシック・アルバムとなった。

その後2021年10月には、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に指揮者デビューを果たし、その公演のライヴ・アルバム『ジョン・ウィリアムズ ライヴ・イン・ベルリン』が彼の90歳を祝して2022年にリリースされた。

本日配信がスタートした「不死鳥フォークス」は、今年公開20周年を記念する『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(2002年)で登場する、ダンブルドア校長が飼っている不死鳥のフォークスのテーマ曲。ウィリアムズは、このフォークスが映画のクライマックスで主人公ハリーを救い、悪の勢力を阻止するという、重要な役割を果たすことを示唆するテーマを創り出している。


■リリース情報


ジョン・ウィリアムズ指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
「不死鳥フォークス」(『ハリー・ポッターと秘密の部屋』から)
2022年11月11日リリース
iTunes / Apple Music / Spotify / YouTube Music


■アーティスト情報

© Prashant Gupta

ジョン・ウィリアムズ John Williams (1932.2.8- )

50年以上にわたりハリウッド映画音楽のトップランナーとして君臨するレジェンド

アカデミー賞受賞5回、グラミー賞受賞25回、ゴールデン・グローブ賞受賞4回など、数多の受賞歴に輝く巨匠ジョン・ウィリアムズは“オールド・スクール”と呼ばれるハリウッド映画音楽のレジェンドにして、コープランドやバーンスタインらのアメリカ音楽の伝統に連なる作曲家・指揮者・ピアニストである。

1932年2月8日ニューヨーク州生まれ。ロサンゼルス移住後、UCLAで学び、マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコに作曲を師事。空軍従軍後は、ジュリアード音楽院でロジーナ・レヴィンにピアノを師事した。ジョニー・ウィリアムズ名義のジャズ・ピアニストとしてデビュー後、ヘンリー・マンシーニの映画・テレビ録音でピアニストとして参加し、徐々に作編曲家として頭角を現す。

映画音楽作曲家デビューは『Daddy-O』(1958)。『ポセイドン・アドベンチャー』(1972)、『タワーリング・インフェルノ』(1974)などの音楽を手掛け、ハリウッドを代表する作曲家のひとりとなる。この間、『屋根の上のバイオリン弾き』(1971)の編曲でアカデミー編曲賞を初受賞。さらにスティーヴン・スピルバーグ監督の『ジョーズ』(1975)でアカデミー作曲賞を初受賞。ジョージ・ルーカス監督の『スター・ウォーズ/新たなる希望』(1977)の音楽を手掛け、アカデミー作曲賞とグラミー賞3部門を受賞。

その他、『スーパーマン』(1978)、『7月4日に生まれて』(1989)と『J.F.K』(1991)、『ホーム・アローン』(1990)、『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001)、などの音楽を手掛ける。

1978年にロサンゼルス・フィルを指揮してコンサート指揮者デビューを飾り、1980年ボストン・ポップス音楽監督に就任。1987年にはボストン・ポップス・エスプラネードと初来日し、1990年と1993年にボストン・ポップス来日公演を指揮した。1993年音楽監督勇退後、現在は同団桂冠指揮者およびタングルウッド音楽祭アーティスト・イン・レジデンスを務めている。




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