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モーガン・ウォーレン、リル・ウェインとリック・ロスがゲスト参加の「Miami」新REMIXを公開
モーガン・ウォーレン(Morgan Wallen)が、リル・ウェインとリック・ロスをフィーチャーした「Miami」の新リミックスをリリースした。
モーガン・ウォーレンは、今月初めにマイアミのハードロック・スタジアムで2夜連続公演を行った後、チャーリー・ハンサムがプロデュースを手掛け、キース・ウィットリーの「Miami, My Amy」をサンプリングしたこの「Miami」の新ヴァージョンを予告していた。
彼は今年4月に行われたテオ・フォンとのインタビューの中で、この曲にラッパーを迎える可能性について初めて言及しており、「ラッパーが加わってもよさそうな曲だと思った」と語っていた。
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今年5月にリリースされたモーガン・ウォーレンの4作目のスタジオ・アルバム『I’m The Problem』には、「Miami」のオリジナル・ヴァージョンをはじめとする37曲が収録されており、テイト・マクレー、ハーディ、エリック・チャーチらがゲストで参加。
同アルバムは、リリースと同時に世界7カ国のチャートで初登場1位を獲得したほか、アメリカとカナダでは8週連続首位を独占。米ビルボードのカントリー・エアプレイ・チャートではシングル4曲が1位を獲得している(「Just In Case」は現在3週連続1位を記録中)。
また、リリース週に全37曲を全米シングル・チャート(Billboard Hot 100)に同時ランクインさせ、自身が保持していた“同時チャートイン曲数”の最多記録を更新してトップ3も独占した。さらに、同チャートのトップ10に3曲以上を同時ランクインさせた週が通算10週に達し、カントリー・アーティストとして史上初の快挙を成し遂げた。
モーガンは現在、このアルバムを引っ提げて、全20公演のスタジアム・ツアー“I’m The Problem Tour”を敢行中。現地時間6月20日にヒューストンで開幕した同ツアーは、残すところ12公演となっている。これまでの公演には、マイアミガーデンズ、グレンデール、ウィスコンシン州マディソンのキャンプ・ランダル・スタジアム2日間公演などが含まれている。今後の公演では、日替わりのスペシャル・ゲストとして、ブルックス&ダン、ミランダ・ランバート、トーマス・レット、クーイ・ヴェッツェルらが出演し、ギャヴィン・アドコック、コーリー・ケント、エラ・ラングレー、アン・ウィルソン、ザック・ジョン・キングがサポートアクトを務める予定だ。
また今年は、モーガン主催による初のフェスティバル“Sand In My Boots Festival”がアラバマ州ガルフ・ショアーズで3日間にわたって開催された。同フェスには、ブルックス&ダン、ハーディ、ポスト・マローン(ヒット曲「I Had Some Help」で共演した)、ディプロ、モーガン・ウェイド、BigXthaPlug (ビッグ・エックス・ザ・プラグ) 、ライリー・グリーン、ザ・ウォー・オン・ドラッグス、2チェインズなど、多彩なアーティストが出演した。
Written By Sam Armstrong
モーガン・ウォーレン「Miami (feat. Lil Wayne and Rick Ross)」
2025年7月25日配信
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モーガン・ウォーレン『I’m The Problem』
2025年5月16日発売
CD / LP / iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music
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