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『Pet Sounds』の2か月後に発売されたビーチ・ボーイズ初のベスト盤『Best of the Beach Boys』

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ビーチ・ボーイズの普遍的な伝説と、彼らが残してきた多くの楽曲は何世代にも渡って聴き続けられてきたことは間違いない。しかし、彼らがベスト・アルバムを出すべきバンドだと考えられたのはいつのことだろうか? その答えは1966年10月8日の全米アルバム・チャートにある。そこで初めてビーチ・ボーイズの『Best of the Beach Boys』が9位を記録したのだ。

キャピトル・レコードは1966年の7月にこの12曲入りのベスト・アルバムをリリースした。それは『Pet Sounds』を発売してからわずか2か月後のことだった。このベスト盤の発売タイミングとは驚くことに『Pet Sounds』が全米トップ10に10位で入った唯一の週のことだった。『Best of the Beach Boys』のアメリカ版には「Surfin’ USA」、「Surfer Girl」、「Little Deuce Coupe」や「In My Room」、「You’re So Good To Me」、「Wendy」など、ビーチ・ボーイズの初期のヒット・シングルが収録された。

しかし、レーベルが急いでアルバムをリリースしたことで、今だと考えられないが『Pet Sounds』の楽曲が何も入っていなかった。「Wouldn’t It Be Nice(邦題:素敵じゃないか)」はもちろん、「God Only Knows」も収録されていない。ちなみにこの2曲は『Pet Sounds』からの米国版シングルとしてベスト・アルバムの『Best of the Beach Boys』と同時期にリリースされ、「Wouldn’t It Be Nice」はA面として8位を記録し、「God Only Knows」は最高位39位だった。

アメリカ以外では「God Only Knows」がA面となり、全英チャートでは2位を記録。そしてイギリスで発売された『Best of the Beach Boys』はアメリカから遅れて4か月後の11月に発売されたことで、「God Only Knows」のみならず、1966年にリリースしたシングルでトップ3のヒットとなった「Barbara Ann」と「Sloop John B」の2曲も収録されている。

アメリカ版の『Best of the Beach Boys』は全米8位を記録し、その6ヶ月後にゴールド認定を受け、1990年代初めには200万枚を売り上げダブル・プラチナ・アルバムとなった。イギリス版も大成功となり最高2位を記録し、139週に渡ってチャート入りを果たした。ブライアン・ウィルソンにとってみると、ベスト盤が売れることでバンドがノスタルジー的な形で注目されてしまい彼自身とグループのクリエイティヴィティが遮られると満足していたわけではなかったかもしれない。しかし1966年、ビーチ・ボーイズは、最初のノスタルジアの波に上手に乗って、それからの音楽史に長く名前を残していくのだった。

Written by Paul Sexton



♪ ビーチ・ボーイズのBest ofをSpotifyで聴く

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