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エルトン・ジョンの伝記映画『Rocketman』の新映像公開。タロン・エガートンが歌い、監督やジャイルズ・マーティンも登場

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今年5月31日に劇場公開が予定されているエルトン・ジョンの伝記映画『Rocketman』(日本公開は今年秋予定)の製作会社であるロケット・ピクチャーズとパラマウント・ピクチャーズが、エルトン・ジョンを演じる主演のタロン・エガートン、監督のデクスター・フレッチャー、そして音楽ディレクターのジャイルズ・マーティンによるメイキング・エピソードを交えた新たなトレイラー映像を公開した。

Rocketman (2019) – Taron Egerton is Elton John in ROCKETMAN – Paramount Pictures

 

「エルトンは、“タロンほど上手く僕の歌を歌う人を聴いたことがない”と言っていました」と、ジャイルズ・マーティンは明かしている。「エルトンが素晴らしいのは、彼は敢えて、タロンが彼の歌に独自の解釈を入れることを望んでいるっていうことです。今はこの映画でエルトンを演じることができる人物はタロン以外には考えられないですね」。

監督のデクスター・フレッチャーもこう付け加える。「タロンはいろんな才能を持った俳優なんです。彼が実際に映画の中で歌っているのですごく映像に説得力があります。素晴らしい声の持ち主なんですよ」。

「人々からこんなに愛されている人物を演じるために、僕ができるのは、彼の人生と音楽を心を込めて演じることだけです。エルトンの歌は、人々の人生の中での大切な瞬間に聴かれてきたものなので、僕のキャリアにおいてこの映画に関われるのはとても光栄なことです」とタロン・エガートンはこの映画で伝説のシンガーソングライターを演じた感想について語っている。

タロン・エガートン曰く、映画『Rocketman』は、単なる伝記映画ではなく、公開されたトレイラーにも“実際のファンタジーに基づく”とある通り、“ファンタジー・ミュージカル”のような作品に仕上がっているそうだ。

タロン・エガートンはデイリー・テレグラフ紙にこう語っていた。

「この映画のエルトンの人生の感情的な瞬間を描いたシーンで、彼の心の内を表現するために使われているのは彼自身の歌なんです。そして彼だけがそれを歌っているわけではない。楽しい作品になりますよ」。

2013年時点では、トム・ハーディがこの映画の主演に決まっていたのだが、映画の中で歌うことが困難だったという理由で降板することになった。

「僕は歌手ではないから、歌い方がわからない。この映画には出演したいから頑張ろうと思っているけど、あんな風に口を開けて歌うのはとても難しいんです」と当時のトム・ハーディは語っていた。

映画『Rocketman』は、エルトン・ジョンが1972年に発表し、彼のキャリアにおいてブレイクのきっかけとなったアルバム『Honky Chateau』をリリースした場面も描かれる。今作では、ジェイミー・ベルがエルトン・ジョンの長年の共作パートナーであるバーニー・トーピン役を、ブライス・ダラス・ハワードが彼の母親役をそれぞれ演じている。

Written by Tim Peacock

Rocketman (2019) – Official Teaser Trailer – Paramount Pictures


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エルトン・ジョン50周年を記念した最新ベスト・アルバム

エルトン・ジョン『Diamonds』

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