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SUGIZOが語る映画『キス・ザ・フューチャー』:U2や難民キャンプ、そして自分たちにできること

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2025年9月26日から日本でも劇場公開が始まった、U2がボスニア紛争終結直後のサラエボで行った歴史的コンサートをテーマにしたドキュメンタリー映画『キス・ザ・フューチャー』。この映画の公開記念として2025年10月8日にミュージシャンのSUGIZOさん、そしてラジオDJ・国連UNHCR協会 国連難民サポーターである武村貴世子さんによって行われたトークイベントが行われた。そのトークの一部始終を掲載します。

また、劇中でも登場する1997年9月23日のサラエボ公演セットリストを再現したプレイリストが公開されている(Apple Music / Spotify / YouTube)。

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SUGIZOとU2

武村:皆さん、本日はご来場いただきありがとうございます。映画はいかがでしたでしょうか。ご覧になって、それぞれさまざまな思いをお持ちだと思います。その思いとともに、今日はお話を伺っていきたいと思います。本日の司会を務めます、ラジオDJで国連UNHCR協会 国連難民サポーターの武村貴世子です。よろしくお願いいたします。本日は20分間という短い時間ではありますが、特別ゲストをお迎えしています。作曲家、ギタリスト、ヴァイオリニスト、音楽プロデューサーとして、そして日本を代表するロックバンド LUNA SEA、X JAPAN、THE LAST ROCKSTARS のメンバーとして世界的にご活躍されているミュージシャン、SUGIZOさんです!

SUGIZO:SUGIZOです。よろしくお願いします。

武村:本日は短いお時間ではありますが、できるだけたくさんのお話を伺えればと思います。まずは映画『キス・ザ・フューチャー』をご覧になった率直なご感想をお願いいたします。

SUGIZO:ここまで魂、心が揺さぶられた作品は、近年なかったです。同時に、これまで自分なりの思想や信念をもって活動を続けてきましたが、その考えが「間違っていなかった」と強く感じ、勇気をもらいました。

武村:特に印象に残ったシーンやエピソードを教えてください。

SUGIZO:たくさんあって一言では言えませんが、やはり「エンターテインメントやアートが抵抗の意思である」ということ、それに尽きますね。それがロックであり、音楽であり、ポップアートであり、あるいはミスコンや結婚式のパーティーであっても、戦禍の中で幸せを感じることこそが、イーヴル(悪)への最大の抵抗なんだ、と。

映画の後半に「いつの時代にも、政治家に扮した弱い者いじめの悪党がいる」というセリフがありましたね。確かジ・エッジが言っていたと思いますが、本当にその通りだと思います。世の中にはいじめっ子が多い。だからこそ、それに対抗するために“Fuck off”という強い姿勢が必要なんだと。「俺たちは楽しんでやる」というその精神に、強く勇気づけられました。

僕も子どもの頃からU2に大きく影響を受けていて、特に好きだったのが『War』というアルバムです。「Sunday Bloody Sunday」や劇中でも印象的に使われていた「New Year’s Day」など、名曲が詰まっています。それから、ボノが最初にザ・クラッシュを聴いて人生が変わったという話にもグッときました。あの大ロックスターにもそんな少年時代があったんだと。U2とザ・クラッシュは世代的に近いですが、当時の数年の差は大きかったのかもしれません。そういった背景にも感銘を受けました。

Sunday Bloody Sunday (Live From Red Rocks Amphitheatre, Colorado, USA / 1983 / Remastered 2021)

武村:U2やボノに対する印象に、何か変化はありましたか。

SUGIZO:いい意味で変わらなかったです。僕は『Zooropa』のZOO TVツアーを観に行きました。東京公演です。自分達でお金を払って行ったライヴで、LUNA SEAのメンバー5人全員で行ったんですよ(会場笑)。ご存じの方もいるかもしれませんが、LUNA SEAのメンバーは人間性も音楽性もまったく違うんです。だから普通なら友達にならないタイプなんですが、なぜかU2だけは5人全員が好きだった。本当に唯一でしたね。

武村:その時、どんな話をされたか覚えていますか。

SUGIZO:「New Year’s Day」でジ・エッジが途中からギターソロを弾くんですけど、僕は感動で涙してたんです。ふと横を見たら真矢が寝てました(笑)。感動するポイントが違うんだなって思いましたね(笑)。

U2 – Until The End Of The World (Live Video From Zoo TV tour)

 

サラエボの声を届けたU2

武村:その後、U2のプロデューサー(編注:スティーヴ・リリーホワイト)がLUNA SEAのアルバムに携わっていますよね。

SUGIZO:そうなんです。本当に感慨深いです。『Zooropa』ツアーの時期はちょうどサラエボ紛争の頃でした。当時、U2はサラエボからの声を世界に届けていましたが、僕はそのころ社会問題にまったく関心がなく、世界で何が起きているかも眼中になかった。だからツアーの本当の意味を理解できていなかったんです。でも今の目線で見ると、あのツアーこそ当時の世の中に必要な、最高に強烈なメッセージを持つものだったと分かります。30年前のU2に対して、今になって改めて心から感銘を受けています。

武村:U2がライヴの中で現地の人たちの声を届ける演出を取り入れたことについては、どう感じましたか。

SUGIZO:驚異的だと思います。それが実現したこと自体がすごい。まず当時のMTVが世界的に大きな影響力を持っていて、ライブ中に何度もサラエボと衛星中継でつながれたということが本当に素晴らしい。今ならSNSなどで簡単にできることですが、30年前にそれをやっていたわけですからね。ボノのメッセージを届けるきっかけを作ったビル・カーターの行動力が本当にすごいと思います。

武村:本当にそうですよね。

SUGIZO:じゃあ今、パレスチナで同じことができるかといえば…やりたいけれど、きっとスタッフから反対されるでしょうね。

武村:映画の中でも、スタッフが悩みながらも最終的に一つになって進んでいく姿が描かれていました。大変なことだと思います。

SUGIZO:U2が素晴らしいのは、マネージャーやプロデューサーも同じ意思を持っていること。多くのアーティスト、バンドはそうではなく、メンバーの誰かに強い意思があっても、それをスタッフが共有できなければ実現できません。それを具現化したU2のチームは本当にすごいと思います。サラエボからのインタビューに「オーケー」と即答できる、その信頼関係を含めて、偉大なバンドというのはメンバーだけでなく、関わるすべての人が偉大なんだと改めて思いました。

武村:そうですね。ライヴ機材を積んだトラックがサラエボに入っていくシーンも、とても感動的でした。

SUGIZO:本当にそう思います。

U2 – Miss Sarajevo (Documentary Version)

 

難民キャンプでの演奏

武村:SUGIZOさんは音楽アーティストとして、戦争反対など社会的なメッセージを発信し続けていらっしゃいます。シリア難民支援やウクライナ難民支援など、さまざまな形で戦争で傷ついた人々を支援されています。私自身もヨルダンのシリア難民キャンプに同行しましたが、その姿をずっと見てきました。ボノもそうですが、SUGIZOさんがミュージシャンとしてこうした活動を続けているのは本当にすごいことだと思います。続けられる理由を改めて教えてください。

SUGIZO:自分でも分からないんです。それが日常なので。ただ、見て見ぬふりはできないんですよね。

武村:ボノと同じことをおっしゃってますね。

SUGIZO:知ってしまったうえでスルーすることが、自分には許せない。世の中の問題、特に紛争やそこから生まれる難民、生活を追われている人たちが今この瞬間も存在している。その現実を無視できないんです。この前、9月21日のピースデーに万博記念公園(大阪)で講演したとき、出演者のみなさんが「戦争を知らない子供たち」を合唱していたんです。素晴らしかったんですが、同時に僕はその曲に強い違和感を覚えました。あくまで日本目線の歌だな、と。

僕は56年間生きてきて、世界で戦争がなかった時代は一瞬もなかったと思う。日本が平和でも、隣の国では戦っている。だから「平和だ」と言い切るのは、視野が狭いのかもしれません。世界のどこかで人が戦地で犠牲になっている限り、僕は「平和だ」と思えない。そして「声を上げるのはリスクだ」と言われることもありますが、僕はそうは思いません。「本当のことを言って何が悪い」と思っています。攻撃はされますが、SNSなどで顔も名前も出さずに批判する人なんて微塵も脅威を感じない。だから、リスクだと思ったことはないですね。

武村:今お話を聞いていて思い出しました。SUGIZOさんに初めてお会いしたとき、私は「この人が難民支援の声を上げてくれたら、世の中が変わるかもしれない」と感じていたんです。そして初めてお話するチャンスがあったときに、それを思い切って伝えました。映画の中に出てくるビル・カーターのように、少し無謀だったかもしれません。でも、SUGIZOさんはすぐに「関心があります」と言ってくださり、実際に動いてくれたんです。

SUGIZO:そうですね。初めて会ったとき、まさにそんな話をしましたね。

武村:一番最初の出会いでしたね。

SUGIZO:そう。しかも初めて会ったのはINORAN(LUNA SEAのギタリスト)の番組で。

武村:はい、INORANさんのラジオ番組でした。

SUGIZO:実はそれ以前から、難民支援をしたいと思い始めていたんです。90年代後半くらいから。でもなかなか行動に移せなくて、「本気でやろう」と思ったのが2010年ごろです。

武村:そうですね。2010年からでした。

SUGIZO:でもその直後に2011年の東日本大震災があって、一度意識が国外の難民支援ではなく、国内の被災者支援に向きました。それから2年ほど経って、ようやく難民支援にも関わるようになったんです。そう考えると、最初に僕の背中を押してくれたのは実は武村さんなんですよ。

武村:SUGIZOさんから「難民支援についてもっと知りたい」とUNHCRに直接ご連絡をいただき、そこから一緒に動き始めました。私たちにとっては、まさにこの映画のボノと同じように、あの時のSUGIZOさんの行動が大きな力でした。あれから10年経って今日、改めてこうしてお話を聞いても、やっぱりあの時声をかけてよかったと感じます。SUGIZOさんがその思いを胸に、どんどん世界に働きかけてきたことを間近で見てきました。

SUGIZO:いやいや、全然そんな大それたことはできていませんよ。

武村:いえ、難民キャンプで演奏された時のことを覚えています。言葉が通じなくても、音楽で皆がひとつになった瞬間がありました。あの映画もまさに「音楽の力」を伝えていましたが、改めてその力についてどう思われますか。

SUGIZO:どんな状況下でも、音楽やロックンロール、エンタメやアートは人の人生を救う力があると思います。僕の最初の難民キャンプでの演奏を武村さんも見てくれましたよね。最初は「不謹慎ではないか」と思って演奏する気になれなかったんです。命からがら逃げてきた人々の前で演奏するなんて、どうなんだろうと。でも現地の方が「ぜひ演奏してほしい」と言ってくださって、意を決して演奏したんです。そうしたら皆さんの喜びようが本当にすごくて。あの瞬間、「これは不謹慎とは真逆なんだ」と気づきました。難民の方々は、生き延びることで精一杯で、娯楽もなく、趣味に興じられることも稀でしょう。人としての“心の潤い”が奪われているんです。だからこそ音楽は、生き物として生存するためにではなく、“人として生きるため”に必要なものだと強く感じました。生存するための食事は「食料」だけど、美味しい料理を食べたときに感じる幸せは、まさに音楽や映画、スポーツと同じ。命の維持には必要なくても、“人間らしく生きるためには不可欠”なんだと思います。

武村:そして、それが希望にもなりますよね。

SUGIZO:そう、希望になります。

FATIMA Palestine編

 

「見捨てられることが一番つらい」

武村:この映画のメッセージもまさにそこですよね。映画を最後まで観ると、今の時代とすごく重なって感じられます。

SUGIZO:本当にそうです。ウクライナとガザの状況が重なって見えて、涙なしには観られませんでした。ガザは昔から「世界最大の監獄」と呼ばれてきた場所で、それが今の状況になっている。奇しくも昨日(10月7日)で、現在のパレスチナ・イスラエル間の大規模な戦闘が始まってから丸2年になります。その間に6万人以上の命が失われています。ボスニア紛争から30年経った今も同様なことが起きている。映画でクリントン元大統領が直接語るシーンがありましたが、彼は自分の仕事に誇りを持っていたんだと思います。

今、トランプ大統領が停戦を模索していますが、「ノーベル平和賞のためにやっているんじゃないか」と勘ぐってしまう部分もありますね。どの時代も、アメリカが“世界の警察”のように振る舞っている現状には複雑な思いがあります。でも今は、頼みの綱としてでも、早く停戦と終戦を実現してほしいと思います。そして映画の終盤に出てきた「サラエボは宗教が異なっても共存していた」という事実には本当に感動しました。セルビア正教、イスラム教、ユダヤ教、それぞれが共に暮らしていた。違うからこそ戦うのではなく、違っても仲間になれる。人種も信仰も考え方も違っていいじゃないか。まさにそこに、希望があると思います。

武村:最後のライヴシーン、本当に感動的でした。宗教も国籍も違う人々が一つになっていましたね。音楽が人々を結びつける力を改めて感じました。

SUGIZO:そうなんです。しかもあのU2のライヴ、サラエボ側の人もセルビア側の人も一緒に観ていたんですよ。かつて敵同士だった人たちが、同じ音楽で盛り上がっていたというのは本当に素晴らしい事実です。

武村:本当にそうですね。音楽家ができること、ミュージシャンだからこそできることがたくさんあると感じました。では、音楽家ではない私たち一人ひとりにできることは何だと思われますか。

SUGIZO:やはり「声を上げること」「発信すること」だと思います。そして戦禍の中にいる人々や難民として生活している人たちに、「あなたたちは孤独じゃない」と伝えることです。

武村:とても大切ですね。映画の中でも「見捨てないでほしい。見捨てられることが一番つらい」という言葉がありましたが、それを思い出しました。

SUGIZO:「常に繋がっている」「何もできないかもしれないけど、あなたたちを見守っている」「幸せになってほしい」そんなメッセージを届けるだけでも、現地の人たちは大きな力をもらえるはずです。もちろん、お金がある人はお金で支援してもいいし、時間がある人は現地に行ってもいい。大切なのは、自分なりの方法で「発信」すること。そしてもう一つは、意地悪な政治家や愚かな指導者、戦争を望む人たちに加担しないことです。平和を望む僕たちは人類の99.99999%という圧倒的多数派なんです。本当なら僕らの意思で世の中を変えられるのに、それを諦めているだけ。「行動しない」「見過ごす」ことは、実は悪に加担することでもあります。僕は絶対にそうはなりたくないし、皆さんにもそうなってほしくないと願っています。

武村:一人ひとりの声が集まれば、社会は変わりますね。まだまだできることがたくさんあると実感しています。

SUGIZO:そう思います。逆に、今の政治に僕らは少し舐められている気もしますね。例えば、自民党の総裁選を見ても、「今それが必要なのか」と思う。物価高や被災地の問題など、もっと優先すべきことが無数にある。鹿児島や静岡でも被災地が苦しんでいる中で、党内の権力争いをしている場合じゃないと思うんです。

武村:本当にそうですね。すべての出来事はつながっています。私たちは見て、考えて、声を上げ続けなければいけません。今、世界はまったく平和ではありません。第二次世界大戦以降、故郷を追われた人々の数は世界で過去最多となり、1億2000万人を超えています。映画で描かれた時代よりも、今のほうが悪化している。その現実を踏まえて、私たちが何をできるかを考え続ける必要がありますね。

SUGIZO:本当にその通りです。

武村:最後にSUGIZOさん、今日満席の会場にいらっしゃる皆さんへ、メッセージをお願いします。

SUGIZO:まず、この映画を観てくださって本当にありがとうございます。今この時代に最も必要な作品だと思います。だからこそ、ぜひ多くの人にこの映画の素晴らしさ、そして「いま何が大切なのか」を発信していただけたら嬉しいです。僕らには幸せになる権利があります。こんなに息苦しい世の中はおかしい。声を上げ、正しい方向へ、皆で幸福な社会を作っていきたいです。今日は本当にありがとうございました。

武村:ありがとうございました。SUGIZOさんのお話を聞いていて思いましたが、SUGIZOさんが初めて難民キャンプで演奏されたときの映像があるんですよね。いつか、それをドキュメンタリーにしたいなと、この映画を観ていて思いました。

SUGIZO:それは僕が死んだときでいいんじゃないですか(笑)。

U2 – With Or Without You (Official Music Video)

映画『キス・ザ・フューチャー』

全国順次公開中

映画日本公式サイト

4.5万人が感涙した伝説のサラエボ・ライブの舞台裏が初めて明らかに!

<「戦争中のサラエボにU2を呼びたい」一人のクレイジーなアイデアが不可能を現実に>
「過去を忘れて、未来にキスを、サラエボ万歳!」。U2が1997年9月23日、4万5千人を前にサラエボで行ったライブは、今も語り継がれている。かつてサラエボの人々は民族・宗教に関係なく共存していたが、紛争は人々を引き裂いていた。このライブは、そんな人々を音楽の力で再び一つにするものだった。本作は、U2がボスニア紛争終結後にサラエボでライブをする約束を果たすまでを追ったベン・アフレックとマット・デイモンがプロデュースしたドキュメンタリーだ。

<4.5万人が感涙した伝説のサラエボ・ライブの舞台裏が初めて明らかに!>
銃弾が飛び交う危険なボスニア紛争中、若者たちは解放を求め夜な夜な地下で行われていたパンクロックライブに熱狂していた。そんな彼らにとって世界的アーティストで戦争や人権など社会的なメッセージを発信していたU2は憧れの存在だった。ある日、アメリカの援助活動家のビル・カーターはU2をサラエボに招くことを思いつく。U2はサラエボ行きを決意するが、安全面の観点から断念。であればと、ビルは衛星中継で戦火のサラエボからの様子をU2のZOO TVツアーに届けることに成功する。そして約束通り、戦後しばらくしてU2がボスニアで行った平和と民族の融和のためのライブは、人々に強烈な印象を残すことになる。世界各地で戦争が絶えない今、U2のメッセージは時代を超えて私たちの心を震わせる。

マット・デイモン、ベン・アフレック プロデュース
監督:ネナド・チチン=サイン
登場人物:クリスティアン・アマンプール、ボノ、ビル・カーター、アダム・クレイトン、ビル・クリントン、ジ・エッジ他
制作:Fifth Season 配給:ユナイテッドピープル
2023年/ドキュメンタリー/アメリカ・アイルランド/103分

【予告編】映画『キス・ザ・フューチャー』|2025年9月26日(金)公開【戦争中のサラエボにU2を呼びたい】


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