リアーナのデビュー20周年を記念した「R20」キャンペーンが開始

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リアーナ(Rihanna)のデビュー・アルバム『Music Of The Sun』がリリースされてから20年。現代音楽界において最も多作で輝かしい彼女のキャリアを祝う「R20」と題されたアニバーサリー・キャンペーンがスタートした。

リアーナの公式サイトでは、彼女の過去8作のアルバムを網羅したスペシャルLPボックスや各タイトルのアナログ盤が様々な形態で販売されている他、“R20 リアーナ・ドール”やTシャツ、パーカーといった記念グッズが登場している。

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さらにこのキャンペーンには、ソーシャルメディア世代の彼女のファンの長年の望みも叶える展開も盛り込まれており、彼女の全カタログ楽曲がついにTikTok、インスタグラムをはじめ、その他のショート動画プラットフォームで利用可能となる。

既にSNS上で公開されている彼女の楽曲は絶大な人気を誇っており、2007年のアルバム『Good Girl Gone Bad』に収録されながらもシングルとしてはリリースされなかった「Breakin’ Dishes」は、ユーザーの投稿をきっかけに再び脚光を浴びチャートを駆け上がっているほか、Forbes誌が伝えているところによれば、「Stay」「We Found Love」「Love The Way You Lie」「Please Don’t Stop The Music」「S&M」といった代表曲もまた、リリースから長い年月を経た現在も米ビルボードの各種チャートに再浮上している。

バルバドス出身のリアーナは、地元でガール・グループを結成していたティーンエイジャーの頃に音楽プロデューサーのエヴァン・ロジャースの目に留まり、ジェイ・Zによるオーディションを経てデフ・ジャム・レコードとの契約を獲得。2005年発表のデビュー・シングル「Pon Da Replay」で世界的な名声を得た。彼女は自身のデビュー当時を振り返り、こう語っている。

「多くの人が、私が一発屋になるだろうと言っていた。でも私は、彼らが間違っていることを証明するために全力を尽くした。そして2作目のアルバムが出たとき、“SOS”と“Unfaithful”が大ヒットを記録したんだ」

言うまでもなく、リアーナは“一発屋”とは程遠い存在へと成長を遂げた。2000年代から2010年代にかけて、彼女は立て続けにヒットを生み出し、14曲の全米No.1シングルを世に送り出す偉業を達成している。ファンの間では、2016年の『Anti』以来となる新作アルバムへの期待が高まり続けているが、その日を待つ間にも、彼女のこれまでの歩みを振り返り、祝福すべき音楽は数多く存在している。

Written By Sam Armstrong



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