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ピート・タウンゼントの長年のギター・テックがザ・フー40年振りのウェンブリー公演直前に逝去

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ザ・フーがバンドの公式サイトで、長年ピート・タウンゼントのギター・テックを務めたアラン・ローガンが逝去したことを明らかにした。この訃報が届いたのは、今週7/6(土)にウェンブリー・スタジアムで開催される一夜限りのホームカミング公演の2日前のことだった。

「深い悲しみと共に、ピート・タウンゼントのギター・テックで、40年来の親友だったアラン・ローガンが亡くなったことをお知らせします。アランは長年に渡ってザ・フー・クルーには欠くことのできない、とても尊敬されていたメンバーでした。彼の喪失は大いに惜しまれます」。

ピート・タウンゼントは自身のインスタグラムで、「僕のギター・テックで、友であり、救世主、良き仲間でもあった」とアラン・ローガンについて言及し、「安らかにお眠りください。彼の死は多くの友人たちに惜しまれることでしょう。彼のご家族も本当に素晴らしい方々です」と付け加えた。

ウェブメディア“Ultimate Classic Rock”によると、アラン・ローガンはここしばらく病を患っており、今年5月にはロサンゼルスの楽器店“Norman’s Rare Guitars”のスタッフが彼に向けたお見舞いのメッセージ・ビデオを撮影していた。この映像の中で彼は、「史上最も素晴らしいテック」として讃えられ、エアロスミス、エリック・クラプトン、そしてキース・リチャーズなど、ザ・フー以外にも彼が仕事をしてきたミュージシャンたちの名が挙げられている。

Get better soon Alan Rogan from your friends at Norman's Rare Guitars

 

今週土曜日の公演は、ザ・フーとって実に40年振りのウェンブリー・スタジアムでのライヴとなる。前回のステージは、名ドラマー、キース・ムーンが急死を遂げた翌年、1979年8月18日に、ストラングラーズ、AC/DC、そしてニルス・ロフグレンを迎えて開催した<The Who And Friends Roar In!>だった。

この公演の出演者には、土曜午後にオープニング・アクトとして登場する、エセックス州ビラリキー出身のブルース・ギタリスト、コナー・セルビーがフロントマンを務めるコナー・セルビー・バンドも含まれている。ザ・フーのマネージャーであるビル・カービシュリーがたまたま彼らのライヴを観たことがきっかけとなり、このライヴへの出演が決定したという。つい2週間前にはエセックス州バーナムのバー“Queen’s Head”でフリー・ライヴを行なっていたというコナー・セルビーにとっては、またとない機会となる。彼らはブルースの巨匠として知られるジョン・メイオールの最新ツアーでもサポートアクトも務める予定だ。

今回のウェンブリー・スタジアム公演には、イメルダ・メイ、カイザー・チーフス、エディ・ヴェダーらの出演も決定している。今後のザ・フーの予定は、今年9月1日のNYマディソン・スクエア・ガーデン公演から“Moving On! Tour”再開し、10月24日ロサンゼルスのハリウッド・ボウルまで北米ツアーは続く。

Written By Paul Sexton



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