キーンの名曲「Somewhere Only We Know」のMVがYouTubeで10億再生突破。制作秘話も公開

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Cover: Courtesy of Universal Music

キーン(Keane)の「Somewhere Only We Know」のミュージック・ビデオが、YouTubeで10億回再生を突破するという大きな節目を迎えた。2004年のデビュー・アルバム『Hopes and Fears』からの先行シングルとしてリリースされた同曲は、長年にわたりキーンの代表曲として愛されてきた。

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コリン・ハーディが監督を務めたミュージック・ビデオは、バンドメンバーがライブ会場の裏口から出てタクシーに乗り込むシーンから始まる。彼らはエイリアンのような不思議な生き物を伴い、雨の降る街を走り抜けていく。やがて一行は森の中へと到着し、倒木の脇を通り抜けた先の開けた場所で、あらかじめ設置された楽器を使って演奏を始める。最後には、タクシーに同乗していた生き物と同じような森の精霊たちが姿を現し、バンドと心を通わせる。

名曲の制作秘話を紹介するVevoの「Footnotes」シリーズの中で、バンドはこのビデオの舞台裏を振り返った。撮影の大半は真冬の夜に行われ、メンバーは森の空き地を流れる急流の中に立ちながら演奏したという。バンドのピアニストであり主要ソングライターのティム・ライス=オクスリーは、当時の撮影で身に着けていた衣装について次のように語っている。

「このビデオで僕が着ているコートは、(コールドプレイの)クリス・マーティンからもらったものなんだ。彼らが大ブレイクした直後に彼の家を訪ねたら、“無料でもらったものがたくさんあるんだけど、コートいる?”と言ってくれてね。本当に親切だったよ」

「Somewhere Only We Know」は2004年のリリース時に全英シングル・チャートで最高3位を記録し、現在でもキーンの代表曲のひとつとして高い人気を誇っている。ティムは、この楽曲がもたらした成功に対し、今なお謙虚な気持ちを抱き続けていることを明かしている。

「当時の僕たちは本当に苦しい状況にいて、自分たちの音楽が世に出ることはないかもしれないと感じていた。だからこの曲は、ある意味で自分たち自身へのメッセージなんだ。どんなに困難な時でも諦めずに進み続けること、そして辛い時には互いに支え合ってきたことを思い出させてくれる曲なんだよ」

Written By Devon Clarke



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