カニエ・ウェストの21年間に密着したドキュメンタリー『Jeen-yuhs』2022年にNetflixで公開決定

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photo: Rich Fury/VF20/Getty Images for Vanity Fair

カニエ・ウェスト(Kanye West)が世界的なスーパースターになるまでの軌跡を描いたドキュメンタリー映画『Jeen-yuhs』が、2022年にNetflixで公開されることが、9月25日に開催された同サービスで今後数カ月間に配信される映画やテレビ作品を紹介する生配信イベント“TUDUM”で発表された。

クーディ&チケとして知られるクーディ・シモンズとチケ・オザが共同監督を務める映画『Jeen-yuhs』では、カニエ・ウェストがラッパーとしてデビューした初期の頃から、ヒップホップのアイコンとして、また自身のブランド“YEEZY(イージー)”などで成功を収めたビジネスマンとして活躍する現在までの21年間を描いている。

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カニエ・ウェストの21年間の舞台裏映像

2003年にリリースされたカニエ・ウェストのデビュー・シングル「Through The Wire」や2004年の「Jesus Walks」の3つ目のヴァージョンのミュージック・ビデオでカニエと共作したクーディ&チケは、これらの作品を手掛けて以降20年もの間、彼の舞台裏に密着し、その様子をカメラに収めてきた。彼らが過去に手掛けたドキュメンタリー作品には、シカゴのカリスマ高校生バスケットボール選手、ベン・ウィルソンの殺人事件を描いた2012年の『Benji』や、NBA選手ステフォン・マーブリーの人生とキャリアに焦点を当てた2019年の『A Kid From Coney Island』などがある。

Variety誌によると、映画『Jeen-yuhs』は、カニエ・ウェストの2020年の大統領選出馬や、最新アルバム『Donda』のタイトルの由来となった彼の母ドンダ・ウェストの死についても触れているという。

今年4月にNetflixが配信権を取得したと報じられた同ドキュメンタリーの予告編映像は現在公開されており、この映像の中で、若き日のカニエ・ウェストは、モス・デフと共に2004年のデビュー・アルバム『The College Dropout』に収録されていた「Two Words」を披露している。

同映画の公式解説は次のように記されている。

「20年以上にわたって撮影が行われた映画『Jeen-yuhs』は、成功を手にしようと奮闘していた彼の形成期と、世界的なブランドの創始者やアーティストとしての現在の人生の両方を親密かつ明快に描き出している」

Written By Rhian Daly


カニエ・ウェスト『DONDA』
2021年8月29日発売
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