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ジェシー・レイエズ、世界一高い記録を持っていた超高層タワー(約553m)から史上初めて国歌斉唱

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Photo: Courtesy of Island Records

ジェシー・レイエズ(Jessie Reyez)は、カナダのトロントにあるCNタワーの頂上から国歌を演奏した史上初のアーティストとなった。このカナダ系コロンビア人のシンガーソングライターは、トロント・ラプターズとブルックリン・ネッツのNBAプレーオフの試合を前に「星条旗」と「オー・カナダ」の2国の国家斉唱を担当、その動画がYouTubeで公開となっている。

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Jessie Reyez – On Top CN Tower for US NATIONAL ANTHEM (NBA Playoffs)

高さ約553メートルの超高層ビルCNタワーは、1976年の完成から2007年まで、自立式建築物としては世界で最も高いタワーだった。ジェシー・レイエズは、ハーネスを装着して目のくらむようなエッジウォーク(世界で最も高い完全円状のハンズフリーウォーク)に出て、2曲を披露した。

Jessie Reyez – Singing from the tallest building in North America (BTS)

ジェシー・レイエズのこのパフォーマンスは、これまでで最もユニークな国歌の演奏の一つであり、トロント出身の彼女のこの一年のキャリアを象徴するものであったことは間違いない。この新人ミュージシャンは2020年3月にデビュー・アルバム『BEFORE LOVE CAME TO KILL US』をリリースして、全米アルバムチャートで13位を記録し、批評家からの絶賛と商業的な成功を収めた。好評を受けて、4月には新曲3曲を追加収録したデラックス・エディションをリリースしている。

また、6月にはトニー・レーンズ、タイニーとのコラボレーション・シングル「Feel It Too」がカナダのグラミー賞と呼ばれるジュノ賞の年間最優秀R&B/ソウル・レコーディング賞を受賞。7月には『BEFORE LOVE CAME TO KILL US』がカナダ音楽界の優秀な作品を称えるポラリス賞にノミネートされている(受賞者は10月発表)。

ジェシーはミュージシャンの中でも人気が高く、リル・ウェインのデラックス版『Funeral』や、ビヨンセの話題のビジュアル・アルバム『Black Is King』など、様々なプロジェクトにゲスト参加している。

映画『ライオン・キング』にナラ役で出演したビヨンセは、映画のヴィジュアル・アルバム『Black Is King』(Disney+ (ディズニープラス)にて配信中)にて070 Shakeらと一緒に制作した曲「SCAR」にて、約19分ほど登場している。この曲はもともとはビヨンセが『The Lion King: The Gift』のサウンドトラックで070シェイクと共演した曲であった。最近では、デビュー・アルバムのタイトル曲「Before Love Came to Kill Us」のミュージック・ビデオを公開。

Jessie Reyez – BEFORE LOVE CAME TO KILL US (Official Video)

さらに先日、ジミー・ファロンが司会の人気テレビ番組「The Tonight Show Starring Jimmy Fallon」に出演してアルバム表題曲を披露している。

Jessie Reyez: Before Love Came to Kill Us

Written By Sophie Smith



ジェシー・レイエズ『Before Love Came to Kill Us』
2020年3月27日発売
iTunes / Apple Music / Spotify / Amazon Music




 

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