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グラス・アニマルズ「Heat Waves」が史上最長記録の42週かけて全米シングルTOP10入り

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11月 11, 2021

Glass Animals - Photo: Meredith Truax

英出身の4人組バンド、グラス・アニマルズ（Glass Animals）の「Heat Waves」が、全米シングル・チャート・チャートイン42週目にて初のTOP10入りを果たした。これは同チャートにおけるTOP10入りまでにかかった史上最長記録となり、約1年弱かけてアメリカでもじわじわと楽曲が浸透してきたことが示された。今までの最長記録は、2007年6月に記録した、キャリー・アンダーウッドの「Before He Cheats」による38週だった。

現地時間11月21日に米ロサンゼルスで開催される＜2021アメリカン・ミュージック・アワード＞で、“Favorite Pop Duo or Group”と“Favorite Rock Artist ”の2部門にノミネートされているグラス・アニマルズにとって、2021年はこれまでのバンドのキャリアの中でも最も勢いに乗る一年となり、「Heat Waves」の大ヒットにより、彼らは今世界最大級のバンドへと成長を遂げつつある。

[和訳MV] Glass Animals – Heat Waves / グラス・アニマルズ – ヒート・ウェイヴス [公式]

全世界で約15億回のストリーミング再生を記録しているスマッシュ・ヒット「Heat Waves」は、Spotifyのデイリー・トップ200チャートで4位、Spotifyのグローバル・トップ50チャートで3位、SpotifyのUSトップ50チャートで6位を記録している他、ビルボードのホットロック＆オルタナティブ・ソング・チャートでも1位を獲得するなどその勢いは止まる所を知らない。最近では、テイラー・スウィフト、ウィル・スミス、ラナ・デル・レイらがこの曲をお気に入りとして挙げている。

さらに、今年9月に発売したグラス・アニマルズの最新シングル「I Don’t Wanna Talk (I Just Wanna Dance)」は、これまでに全世界で2,300万以上のストリーミング再生を記録し、今週の全米オルタナティブ・ラジオ・チャートでTOP10入り。先月、彼らは深夜の人気TV番組“The Late Late Show with James Corden”に出演し、同曲のパフォーマンスを披露していた。

Glass Animals: I Don't Wanna Talk (I Just Wanna Dance)

グラス・アニマルズがキャリア史上最大の成功を収める中、最近、Variety、USAトゥデイ、ロサンゼルス・タイムズ、Hits Daily Double、Gold Derbyなど、いくつかのメディアが発表したグラミー賞予想リストにおいて、彼らは“最優秀新人賞”ノミネート予想のトップに立ち、中でもGold Derbyは、「最も期待がかかるのは、ヒット曲“Heat Waves”が大成功を収め、チャートで上昇し続けているグラス・アニマルだ」と宣言している。

また先月、伝説的サンタ・バーバラ・ボウルでの2夜にわたるソールドアウト公演で、2021年の“Dreamland Tour”の全米ツアーを終えた彼らは、今週から全英ツアーをスタートし、フィナンシャル・タイムズ紙は、彼らを“パンデミックから生まれたポップ・サクセス・ストーリー”と称している。

今回の大規模な全米ツアーの日程には、ブルックリンのプロスペクト・パーク・バンドシェル、ロサンゼルスのハリウッド・フォーエバー・セメタリーなどでのソールドアウト公演や、ファイアーフライ・ミュージック・フェスティバル、ライフ・イズ・ビューティフル・フェスティバル、アウトサイド・ランズ・フェスティバルでのヘッドライナー公演も含まれていた。

Written By Tim Peacock