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ボーイ・ジョージ、夏に撮影が予定されている自身の伝記映画『Karma Chameleon』について語る

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Photo: JMEnternational/JMEnternational for BRIT Awards/Getty Images

ボーイ・ジョージ(Boy George)が、ブリット・アワード2021のレッド・カーペットで行われたNMEのインタビューで、今年の夏に撮影が予定されているという自身の伝記映画『Karma Chameleon』について語った。

映画のキャストや公開日などの詳細はまだ未定だが、カルチャー・クラブのメンバーとして知られているボーイ・ジョージは、自身の人生やスターダムへの道のりがどのように描かれるのか、期待と希望を込めてこう語っている。

「真実が一番面白いので、何かを捏造する必要はないと思っています。誰が私を演じることになっても、その人が私を理解し、誇張された人物像を演じなければならないと思わないでいいということです」

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映画『Karma Chameleon』は、ボーイ・ジョージがイギリスの小さな町に暮らしていた時期から、80年代にジョン・モス、ロイ・ヘイ、マイキー・クレイグと共に結成したカルチャー・クラブで得た名声とスターダムにのし上がるまでを詳細に描いていく。この映画のタイトルは、1983年にリリースされたカルチャー・クラブのアルバム『Colour by Numbers』に収録された、グループにとって2曲目の全英No.1シングルにちなんでいる。

何十年にも及ぶ過去を描き出す同映画について、ボーイ・ジョージは次のように説明する。

「私はもう昔の私ではないので、主人公がどんな人物なのか 、という固定観念はないんです。それに当時の私は、その主人公のような人物ではなかったでしょうね。銀行強盗をしたとか、そんなたいそうなことはありませんが、私は全てを公表してきました。私は隠し事のない人間であり、何かが公になるのを防ぐためにプレス・エージェントを雇ったこともありません」

ミレニアム・メディア(Millennium Media)が製作を手掛け、ボーイ・ジョージとジェシカ・デ・ロスチャイルド製作総指揮の下、サーシャ・ガヴァシが監督を務める映画『Karma Chameleon』のプロデューサーには、ケヴィン・キング・テンプルトンとポール・ケムスリーが、キャスティング・ディレクターにはケイト・リングセルが名を連ねている。

ケヴィン・キング・テンプルトンは、米メディアDeadlineに次のように述べている。

「ミレニアム・メディアが製作に加わったことで、すべての要素が整い、魅力的な主役を見つけられることを楽しみにしています。この4年間、ジョージと一緒に映画の準備を進めてきた私にとって、彼の物語が、彼の功績を讃えるかたちで語られることは重要なことなのです」

ボーイ・ジョージがこの映画から得たいものはシンプルだという。

「もちろん素晴らしい作品にしたいです。素晴らしくて、真実味があって、人々の涙を誘うような、とても心のこもった誠実な作品にしたいんです」

Culture Club – Karma Chameleon (Official Music Video)

Written By Larisha Paul



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