(function(h,o,t,j,a,r){ h.hj=h.hj||function(){(h.hj.q=h.hj.q||[]).push(arguments)}; h._hjSettings={hjid:104204,hjsv:5}; a=o.getElementsByTagName('head')[0]; r=o.createElement('script');r.async=1; r.src=t+h._hjSettings.hjid+j+h._hjSettings.hjsv; a.appendChild(r); })(window,document,'//static.hotjar.com/c/hotjar-','.js?sv=');
Join us

Stories

reDiscover:最初は『Offering』として発売されたカーペンターズの1stアルバム『Ticket to Ride(邦題:涙の乗車券)』

Published on

ザ・ビートルズの名曲のカヴァーを45回転シングル盤デビュー作としただけではなく、デビュー・アルバムに同タイトルをつけるという大胆さを持ったバンドは他にいるだろうか?それはリチャードとカレン・カーペンターが音楽家としての自信が最初からあったことを表している。カーペンターズがA&Mからの1枚目のシングルとして「Ticket to Ride(邦題:涙の乗車券)」をリリースした時、リチャードは23歳でカレンはまだ19歳のティーンエイジャーだった。しかし、我々がカーペンターズのデビュー作と思っているアルバム『Ticket to Ride(邦題:涙の乗車券)』は実際には元々違う『Offering』というタイトルで1969年に発売された。45回転盤がそこそこの成功を収めアルバム名が変更された。

1970年のヴァレインタイン・デー、カーペンターズは「Ticket to Ride」でUSシングル・チャートに登場し、5週間後には54位にまで上昇するとゆっくりとチャートを下り、最終的にはベストセラー・リストから姿を消した。6ヶ月前にA&Mレコードはカーペンターズのデビュー・アルバム『Offering』を発売し、「Ticket to Ride」はそこに収録されていた。『Offering』はベストセラーにならなかったが、後の1971年3月6日の週にUSアルバム・チャートにランクインし、カーペンターズ自身とアルバム『Close to You(邦題:遙かなる影)』が大成功するとA&Mは『Offering』を『Ticket to Ride』と改名し新たなジャケットを与え、新しい息を吹き込んだ。今でもカーペンターズのアルバムとしてあまり知られていない上に過小評価された作品となっている。

carpenters01

アルバムは馴染みのリチャードとカレンのアカペラ・ヴォーカルと極上のハーモニーで始まり、1分程の短い「Invocation(邦題:祈り)」では新しいバンドが決して試みることのない成熟したパフォーマンスが披露されている。続くアップビートな「Your Wonderful Parade(邦題:ワンダフル・パレード)」ではリチャードがリード・ヴォーカルを、カレンがバック・ヴォーカルとハーモニーを歌っている。このアルバムは他のカーペンターズ作品とは違い、兄妹二人ともがリード・ヴォーカルを歌い、後の作品ではカレンがリードを担当している。

リチャードは、カーペンターズをフィーチャリングしたスペクトラムにいたジョン・ベティスと「Your Wonderful Parade」を共作し、その他にもアルバムに収録されている7曲を彼と作曲した。その中には3曲目に収録されている美しいバラード「Someday(邦題:いつの日か愛に)」が含まれる。このトラックでも、カレンとリチャードの実力には、若さと経験のなさは関係ないことを証明している。このアルバムを1969年10月に購入し、3曲目で初めてカレンのリード・ヴォーカルを聴いている自分の姿を想像してもらいたい。きっと圧倒されるだろう。「Ticket to Ride」がリリースされた時、カレンはまだ19歳だった。次にヤングブラッズのカヴァー、そしてその後にはリチャードが一人で作曲しカレンが歌うバラードトラック「All of My Life(邦題:私のすべてをあなたに)」が収録されている。オリジナル・アルバムA面の最後にはリチャードが歌う「Turn Away」が収められている。

B面のファースト・トラックはヒット・シングルとなった、レノンとマッカートニーの名作をカーペンターズが見事に自分の作品にしている。リチャードの「Don’t Be Afraid(邦題:恐れないで)」は少しだけ斬新であるが、アレンジとコーラスが素晴らしいのでそれさえも許されてしまう。「What’s the Use(邦題:何になるの)」もリチャードがリード・ヴォーカルを務めている、そして「All I Can Do」のジャズ調の要素とカレンの卓越したヴォーカルはカーペンターズの他の作品とは比べ物にならない。それもこのアルバムの良さとなっている。(比較的)若い二人は新しいことにチャレンジする熱意を持ち、恐れ知らずであった。

「Eve(邦題:眠れない夜)」もまたカレンの美しいリード・ヴォーカルが特徴的で、後のカーペンターズのサウンドを確立する道標となっている。西海岸の最もクリエイティブなバンド、バッファロー・スプリングフィールドの曲で、ニール・ヤング作の「Nowadays Clancy Can’t Even Sing(邦題:歌うのをやめた私)」を歌うリチャードのリード・ヴォーカルも良いのだが、このトラックを特別にしているのは間違いなくそのハーモニーである。カレンがリチャードのエレクトリック・ピアノに合わせてコーラスを歌うとまるで魔法だ。最後に再びアカペラのヴォーカルで歌われる「Benediciton(邦題:神の祝福を)」が収録されており、たとえ聴いた人たち全員がその魔法にすぐにかからなくても、どのメジャー・アーティストのデビュー・アルバムよりも相応しい締めとなっている。

『Ticket to Ride』ではリチャードとカレン以外に実質上他のミュージシャンは誰も参加していない。それはこの優れたアルバムを更に際立たせる。もしまだ聴いたことがないのなら、今すぐここをクリック

Share this story
Share
日本版uDiscoverSNSをフォローして最新情報をGET!!

uDiscover store

1 Comment

1 Comment

  1. Pingback: 考えられている以上に、カーペンターズが凄かった理由:ブライアン・ウィルソンと比較される完璧主義者のリチャードの功績

Leave a Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Don't Miss