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ザ・ローリング・ストーンズとエド・サリヴァン:初めて出演した「エド・サリヴァン・ショー」

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1964年9月初旬、ザ・ローリング・ストーンズはアイネズ&チャーリー・フォックスと共にイギリス・ツアーを行っていた。そのツアーが終盤に向かうころ、ストーンズの4枚目の米国盤シングルが発売される。それまでに出した3枚のシングルはどれも全米チャートのトップ20には届かずじまい。ストーンズはブリティッシュ・インヴェイジョンの他のバンドと比べて遅れを取っていた。それゆえ発売元の米ロンドン・レーベルは、このバンドのヒット作を待ち望んでいた。

それから3週間後の10月17日、シングル「Time Is On My Side」はビルボード誌の全米シングル・チャートの80位に初めて顔を見せた。これはハーマンズ・ハーミッツの1つ下という順位だった。その5日後、2度目の全米ツアーを行うため、ストーンズはJFK空港に到着。翌日には2枚目の米国盤アルバム『12×5』が発売された(この日はビル・ワイマンの28歳の誕生日だった)。一方「Time Is On My Side」は一気に25位にまで上昇していたが、それでもやはりハーマンズ・ハーミッツよりも下の順位に留まっていた。
Time is on my side copy

ニューヨークの地元紙デイリー・メイルによれば、ストーンズの到着はあまり目立たないものだった。しかし空港ではDJのエド・ルディが取材を行い、次のような報告をしている。「ストーンズは他のバンドとは一味違う。アメリカのグループと違うだけでなく、他のイギリス出身のグループともかなり違っている。実のところ、服装はあまりこぎれいではない。メンバーのひとりは油の染み付きズボンをステージ衣装にしていることで有名。また別のメンバーはお決まりのようにスエットシャツを着て歌っている」

こうしたコメントはともかく、ルディは重要人物だった。彼はラジオ・パルスビート・ニュースやINSラジオ・ニュースといったニュース配信会社の仕事をしており、そのレポートはアメリカ中にある数百ものラジオ局に配信されていた。ストーンズはこのときのツアーで12公演を行う予定だったが、そんな限られた公演地以外の地域にまでルディのレポートは届いていた。

アメリカ滞在の2日目、ストーンズは忙しい一日を過ごしていた。前の晩にも「エド・サリヴァン・ショー」のリハーサルを行っていたが、この10月24日も昼近くに再び番組のリハーサルが繰り返された。翌日はもう本番。昼食後まもなく最後のリハーサルをこなしたあと、ストーンズの面々は夜の生放送に臨んだ。番組前半の終わり近くには『12×5』A面の冒頭1曲目「Around and Around」が、そして番組の終盤には「Time Is On My Side」が演奏された。8カ月前にザ・ビートルズが出演したときと比べると、華々しい大成功とは言えなかったかもしれない。しかしこのテレビ出演のおかげもあって、状況は一変することになる。

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「お客さんがこんなに熱狂するのは番組の歴史上初めて。そうエドは言っていた。その何日かあとに、エドからメッセージが届いたんだ。そこにはこう書かれていた。『子供を持つ親御さんから、ローリング・ストーンズについての苦情が何百件も来た。けれど、ストーンズの演奏がすごく良かったと言う若者からのメッセージは数千件も来た』」(ローリング・ストーンズ・マンスリー1964年12月号でのミックの発言)。

しかし、サリヴァンは二枚舌を使っていたのかもしれない。少なくとも、1964年11月に「トロント・グローブ・アンド・メール」の記事でデニス・ベレイスウェイトはそう書いていた。「私はストーンズを薄汚い連中だと書いたが、エド・サリヴァンも手紙の中でそれに同意してくれた。また、番組に二度と彼らを出演させないと約束してくれた。‘そういわけで、あのだらしのないストーンズがこの番組を汚さないように応援してほしい。’そんなエドの約束に、私は大いに励まされた」

「エド・サリヴァン・ショー」に出演した翌日、ストーンズは西海岸のロサンジェルスに飛び、10月26日にはサクラメントでライヴを行った。この2度目の全米ツアーは、11月15日のシカゴ公演で最終日を迎えている。その会場となったエイリー・クラウン・シアターは全席完売。客席からは驚くほどの大歓声が浴びせかけられた。こうしてストーンズは、ついにアメリカを我が物にした。11月発行の’メロディ・メイカー‘誌では、ミックがこんな発言をしている。「またアメリカに行ってもいいよ。ヘアスタイルについてのくだらない質問はしないと保証してくれるならね」


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