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ザ・キュアー『Kiss Me Kiss Me Kiss Me』:世界的ロックスターの頂点の座へと上り詰めた作品

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1985に発売された6作目『The Head On The Door』によってザ・キュアーはゆっくりながら安定した商業的上昇に乗り出し、カルト的なステータスから抜け出し、世界的ロックスターの頂点の座へと上り詰めた。その旅の途中に『Kiss Me Kiss Me Kiss Me』、『Disintegration』、そして『Wish』などの傑作が発売された。

『The Head On The Door』は、ロバート・スミス、ドラムからキーボードへと変更したローレンス・トルハースト、新たに加入したドラマーのボリス・ウィリアムス、そして再び戻った元メンバーでギタリストのパール・トンプソンとベーシストのサイモン・ギャラップという強力な新ラインナップでレコーディングされた。他の作品とは違い親しみやすく、そのお陰でザ・キュアーはメインストリームので初の著しい成功を手に入れた。発売時に多くの評論家から絶賛された今作は、イギリスとアメリカでゴールド・ディスクを獲得し、ロングラン・ヒットとなったシングル「In Between Days」と「Close To Me」を生み出している。

アルバムの発表後の世界ツアーは1986年の8月まで続き、ロバート・スミスは既に新曲に取り掛かっていた。そうして、1986年の冬に彼らはスタジオへ戻り『The Head On The Door』のプロデュースを手掛けたデヴィッド・M・アレンと幾つものセッションを行い、1987年5月25日にはそれまでで最も野心的な作品を発表した。恥ずかしそうにタイトルを付けられたダブルLP『Kiss Me Kiss Me Kiss Me』。

『The Head On The Door』後のザ・キュアーは優位な立場にいたたものの、20曲を収録した計75分の2枚組作品を発売するのはかなりのチャレンジではあった。しかしロバート・スミスの狂気には方式があり、『Kiss Me Kiss Me Kiss Me』は乱雑で、故意に折衷的で、素晴らしい作品で、ザ・ビートルズの『White Album』のように新しい世代のファンの心を捉えた。

『Kiss Me Kiss Me Kiss Me』では一か八かの賭けを楽しんでいる。例えば、ロバート・スミスとメンバーたちがワウワウたっぷりのファンク曲「Hey You!!!」を作る姿や、ダンスフロア向けの「Hot Hot Hot」がアメリカのクラブでヒットすることなどそれまでは想像もできなかっただろう。しかしどちらの曲もこのアルバムの中で秀でたトラックとなっている。全英でTOP30入りを果たしたデカダンなモータウン調のヒット「Why Can’t I Be You?」のティム・ポープが手掛けた面白いMVでは、メンバーが熊やマルハナバチの格好でモリス・ダンスを踊っている。

The Cure – Hot Hot Hot!!!

The Cure - Hot Hot Hot!!!

 

これらの斬新な手法による一撃は、確かに昔ながらのザ・キュアーのサウンドのイメージによってうまく和らげられている。例えば、物悲しい「One More Time」や、感覚が麻痺したぼんやりとした夢のような「Snakepit」、そしてエモーショナルな『Pornography』調の「Shiver & Shake」がその良い例である。しかし、このアルバムは卓越した「Just Like Heaven」によって間違いなくその頂点に達している。気持ちを高めてくれる哀愁的な「Just Like Heaven」でザ・キュアーは初めて全米チャートでTOP40入りを果たした。

The Cure – Just Like Heaven

The Cure - Just Like Heaven

 

『Kiss Me Kiss Me Kiss Me』からのヒット・シングルは勢いに乗ってチャートに登場し、全英チャートでは最高6位に、全米チャートでは最高35位を記録し、ザ・キュアーにとって初のプラチナム・ディスクを獲得した。その素晴らしい功績は自らのハードルを高くしたが、1989年にはゴス・ロックの傑作『Disintegration』を発表し、また一つ芸術的偉業を成し遂げた。

Written By Tim Peacock


ザ・キュアー『Kiss Me Kiss Me Kiss Me』



 

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