映画『レディ・プレイヤー1』内で流れる洋楽全曲解説【動画付】

Published on

日本では2018年4月20日に公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督最新作『レディ・プレイヤー1』。この映画の中には、スピルバーグ自身が選んだ80年代のヒット曲が満載。そんな映画の中で流れる洋楽楽曲をご紹介。

<関連記事>
『スター・ウォーズ エピソード4』のスコアが持つ革新性
史上最高の映画音楽BEST50
大ヒット映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』三部作の魅力


1. ヴァンヘイレン「Jump」

映画冒頭で流れ、CM等でも使用された楽曲。ヴァン・ヘイレンが1983年に発表し、全米1位を獲得したシングル。

 

2. ティアーズ・フォー・フィアーズ「Everybody Wants To Rule The World」

ローランド・オーザバルとカート・スミスによるイギリスの男性デュオの1985年発売の大ヒット曲。全米1位、全英2位獲得。当時日本でもノエビア化粧品のCMソングとして使用された。この楽曲を収録したアルバム『Songs from the Big Chair』には前年に大ヒットしたシングル「Shout」も収録され、UKだけで500万枚を超える売り上げを記録している。

 

3. ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ「I Hate Myself for Loving You」

1988年に発売されたシングルで、全米チャート8位まで上昇。『レディ・プレイヤー1』以外にも『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』や『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』といった最近の映画でも使用されたヒット曲。

 

4. テンプテーションズ「Just My Imagination (Running Away With Me)」

大ヒット曲「My Girl」を持つソウルコーラスグループが1971年に発売した片思いの切なさ溢れるソウルナンバー。全米シングルチャートで2週連続1位を獲得。ザ・ローリング・ストーンズがアルバム『Some Girls』でカバーしたヴァージョンも有名。ラリー・カールトン、ボーイズIIメン、ロッド・スチュワート等もカバーしている。

 

5. ジョージ・マイケル「Faith」

ワム!解散後のソロデビューアルバムとして注目され、商業的にもアメリカだけで1000万枚を超える売り上げを記録した1987年発売のアルバム『Faith』のタイトルトラック。

 

6. プリンス「I Wanna Be Your Lover」

1979年発売のセカンドアルバム『Prince』収録。軽やかなファンクサウンドに乗せたセクシーな歌詞、ファルセットヴォイスが印象的な初期のヒット曲。当時プリンスは21歳。大ブレイクしたアルバム『1999』の3年前、主演映画が大ヒットしたサウンドトラック『Perple Rain』の5年前の作品。

7. ブルース・スプリングスティーン「Stand On It」

1984年の大ヒットアルバム『Born in the U.S.A.』からの5曲目のシングルで全米5位を記録した「Glory Days」のB面に収録された力強いロックンロール曲。1986年にカントリーミュージッシャン、メル・マクダニエルがカバー。1986年公開、ベッド・ミドラーとダニー・デヴィートが主演した映画「殺したい女」でも使用された隠れた名曲。

 

8. ブロンディ「One Way Or Another」

ニュー・ウェイヴの代表的グループで、セックスシンボルでもあった女性ヴォーカリストのデボラ・ハリーが在籍したブロンディの1978年発売のアルバム『Parallel Lines』に収録。デボラ・ハリーが元恋人から必要に追い掛けられた現代でいうストーカーされた経験を綴っている。2013年にワン・ダイレクションが、この曲とアンダートーンズの「Teenage Kicks」とをメドレーにした「One Way Or Another (Teenage Kicks)」をチャリティ・シングルとして発売、全英1位を獲得している。

 

9. アース・ウインド&ファイアー「Can’t Hide Love」

1975年発売アルバム『Gratitude』収録。オリジナルはロサンゼルスの男女混声ボーカルグループ、クリエイティブ・ソースが1973年に「You Can’t Hide Love」として発表したメローな楽曲。当時、既にソウル・ミュージック、R&B 界のトップ・アーティストになっていたアース・ウインド&ファイアーがカバーしヒットさせた。

 

10. ニュー・オーダー「Blue Monday」

1983年に発売されたシングル。バンド初の全英トップ10ヒットとなる9位を記録、アメリカでもダンス・チャートの5位まで上昇。この楽曲が世界的ヒットになったことで、ニュー・オーダーはニュー・ウェイヴシーンを代表するバンドとなった。

 

11. ビー・ジーズ「Stayin’ Alive」

1977年全米公開ジョン・トラボルタ主演の大ヒット映画「サタデー・ナイト・フィーバー」のサウンドトラック収録。当初リリースの予定はなかったがリクエストがラジオ局に殺到しサントラ発売1か月後、サントラからの2曲目のシングル・カットされると全米シングルチャートで4週連続1位を記録。日本でも大ヒットし、誰もが知る世界的なヒット曲となった。

 

12.トゥイステッド・シスター「We’re Not Gonna Take It」

1984年リリースの3枚目のアルバム『Stay Hungry』からのファースト・シングルで、強面のルックスに派手なメイクで強烈なインパクトを放ったヴォーカリストのディー・スナイダー在籍のLAメタル、グラム・メタルバンドのヒット曲。当時のメタル・ブームと開局したてのMTVでMVがヘヴィ・ローテーションされたことも後押しして世界的に大ヒットを記録した。

 

13. ダリル・ホール&ジョン・オーツ「You Make My Dreams」

1980年に発売されたグループ『Voice』収録楽曲。全米シングルチャート1位を獲得した代表曲「Kiss On My List」に続く、アルバム4枚目のシングルとしてリリースされ、全米で5位を獲得したキャッチーながら力強くタイトな楽曲。続くシングル曲「Private Eyes」も全米1位を獲得し日本でも広く存在が知られるようになった。まさに全盛期のシングル曲。

 

予告編. ブライアン・グウェンfeat. メリッサ・ソルトヴェット「Pure Imagination」

『レディ・プレイヤー1』予告編で使用された荘厳なオーケストラアレンジのバラード曲。オリジナルは「チャーリーとチョコレート工場」の原作映画「夢のチョコレート工場」でジーン・ワイルダーが歌った名曲。


劇中で流れる80sの洋楽名曲を収録
『レディ・プレイヤー1(ソング・アルバム)』
国内盤CD5月9日発売決定!輸入盤/配信好評発売中

CD/ダウンロードはこちら


映画『レディ・プレイヤー1』

公式サイト:http://readyplayerone.jp
公式Twitter:https://twitter.com/ReadyPlayer1jp



 

Share this story


Don't Miss

{"vars":{"account":"UA-90870517-1"},"triggers":{"trackPageview":{"on":"visible","request":"pageview"}}}
モバイルバージョンを終了