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RBDのベストソング20:2000年代中南米を超えて大人気となったメキシコを代表するスーパーグループ

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Photo: Courtesy of RBD

世代を代表する音楽グループはそう多くない。だがRBDは間違いなくその音楽グループの一つだといえる。活動期間5年の間で、このメキシコの男女混合6人組バンドは世界で最も人気のグループの一つとなり、全世界で累計1,500万枚以上のアルバムを売り上げた。

RBDは、2004年に放送開始されたメキシコのティーン向け学園ドラマ「Rebelde」の番組内で生まれたグループだ。ドラマの中で主役を演じていたクリスチャン・チャベス、アナイ、アルフォンソ・ “ポンチョ”・エレーラ、マイテ・ペローニ、ドゥルセ・マリーア、そしてクリストファー・フォン・ウッカーマンは、学生生活の不安を逃れるためにバンドを結成。本来ドラマ内で結成したRBDだったが、テレビ番組という境界を越え、瞬く間にラテンアメリカで最も成功を収めるグループの一つとなった。5年間の活動の中で、全米アルバム・チャートに7回登場、全米ラテン・アルバム・チャートのトップ10に入りを6回果たし、ラテン・グラミー賞に2回ノミネートされている。

RBDは国境を越えた大ヒットグループで、本国のメキシコではもちろん、ラテン・アメリカのほぼ全て国、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなどでもその人気を誇っている。2009年にグループは解散してしまったが、現在もRBD、そして「Rebelde」ファンは世界中に存在している。そんな彼らの楽曲がストリーミング解禁となったことを記念して、ベスト20曲をご紹介しよう。

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反逆者への応援歌
「Rebelde」「Santa No Soy」「Así Soy Yo」「Tras De Mí」「Lento」

「Rebelde」はRBDの“始まり”となった楽曲。同曲はテレノベラ(ラテンアメリカのテレビドラマ)「Rebelde」のオープニングテーマであっただけでなく、番組とグループの反抗的な精神を完璧に表現している。ドラマはボーディングスクールに通う裕福な子供たちが、裕福な子供たちらしいことをする内容になっていた。しかし一見反逆などからかけ離れたように見えるお金持ちの彼らが、保守的な社会からの期待や固定観念に反発する様子を描いていた。

RBD – Rebelde (Lyric Video)

グループの女性メンバーが歌う「Santa No Soy」は、自己啓発的でフェミニズムの象徴となる楽曲。ドゥルセ・マリーア、アナイ、マイテの3人は、自分達が決して完ぺきな人間ではないことを認め、長所も短所も含めて愛されることを求めている。

また、アナイがメインで歌う「Así Soy Yo」は、どんな男とでも付き合えるという自尊心が強い歌のように感じるかもしれないが、男性主義社会が女性に求めている受動的な女性ではなく、堂々と自由に自分らしくあることを歌いあげており、「これが私の在り方(Así Soy Yo)」というタイトルにぴったりな曲でもある。

一方「Tras De Mí」では、振り返らずに夢を追いかけることを語る。彼らは楽曲の頭で次のように歌う。

片道切符と夢をたっぷり詰めこんだスーツケース
親との別れ / たくさんの恐怖と、生きていく上での大きな願望

RBDが様々なヒットを記録し始めていた頃、ダディ・ヤンキー(Daddy Yankee)の「Gasolina」やピットブル(Pitbull)の「Culo」などが大ヒットを巻き起こし、レゲトン・アーティストも徐々に主流のリスナーから注目を集めていた。しかし、当時のラテンアメリカの保守的なリスナーにとってレゲトンはあまりにも過激であり、ストリート・ミュージックに過ぎないとみなされていた。そのため、レゲトンのプロデューサー・デュオ、ルーニー・チューンズ(Luny Tunes)による楽曲「Lento」にポップユニットのRBDがゲスト参加したときは、大きな話題となった。RBDは、レゲトンのサウンドをポップに変えるのではなく、ジャンルのサウンドを活かした作品を作り上げることに成功している。

Lento

 

ラブソングの代表曲
「Este Corazón」「Algún Día」「Para Olvidarte De Mí」「Inalcanzable」「Celestial」「Bésame Sin Miedo」

大抵のティーン向けドラマのように「Rebelde」の中心となっていたのは、主人公らを取り巻くラブ・ストーリーだ。アナイとポンチョ、そしてドゥルセ・マリーアとクリストファーの二組のカップルが登場し、それぞれの激しい恋愛関係が描かれていた。両カップルのうまくいかない部分を表現した楽曲の一つ、それが「Este Corazón」。この曲の初めでは、ドゥルセ・マリーアとクリストファー、次にアナヒとポンチョのデュエットを聴くことが出来る。

RBD – Este Corazón (Lyric Video)

グループはファンの関心を保つために、アナイが力強く歌う「Algún Día」や、最後にリリースしたほろ苦いシングル「Para Olvidarte De Mí」などの感動的なバラードにも挑戦してきた。しかし、ポップ・グループである彼らを代表する楽曲は、やはり「Celestial」や「Bésame Sin Miedo」のようなハッピーなラブソングだ。

RBD – Celestial

 

国際的な成功
「Nosso Amor」「I Wanna Be The Rain」「Fique Em Silêncio」「Cariño Mío」「Money Money」

RBDの人気はスペイン語圏に留まらなかった。初のブラジル盤スタジオ・アルバム『Rebelde (Edição Brasil)』では、ファースト・アルバムのヒット曲をポルトガル語で歌って150万枚以上の売り上げを記録。その後、スペイン語ヴァージョンの楽曲の人気を受け、10代の不安を語るバラード「Fique Em Silêncio」がポルトガル語のシングルとしてリリース。「Fique Em Silêncio」と原曲のスペイン語ヴァージョン「Sólo Quédate En Silencio」は、どちらも全米ラテン・トラックス・チャートで2位を獲得した。また、2006年には英語ヴァージョンの「Keep It Down Low」もリリースされた。

RBD – Solo Quedate En Silencio

2枚目のスペイン語アルバム『Nuestro Amor』はラテン・グラミー賞にノミネートされ、全世界で120万枚売り上げたグループの最高傑作の1枚だ。このアルバムはポルトガル語盤もリリースされており、リード・シングル「Nosso Amor」は、「Rebelde」の第2シーズンのオープニングテーマとして使用された。さらに、スペイン語ヴァージョンの「Nuestro Amor」は、ルーマニアのエアプレイ・チャートで33位を記録し、現地で多くのファンを獲得した。

RBD – Nosso Amor (Lyric Video)

「Nosso Amor」の英語ヴァージョンは「This Is Love」と名付けられ、アメリカのスペイン語が話せない人々へのリーチを試みた2006年の英語アルバム『Rebels』に収録された。

彼らは、ダイアン・ウォーレンが作曲した「I Wanna Be The Rain」のような英語の楽曲はもちろん、「Cariño Mío」や「Money Money」のようなスパングリッシュ(スペイン語と英語を両方用いた話し方)のトラックで再びレゲトンの世界を掘り下げていった。これらの楽曲は、RBDのレパートリーに必要とされていたテイストをもたらし、ポップ・レゲトンがそれからどれほど人気を博すかを予感させるものだった。『Rebels』のインパクトは米国でそれほど大きくなかったもののスペインではゴールド認定を受け、ブラジルのアルバム・チャートでは1位を獲得した。

RBD – I Wanna Be The Rain (Lyric Video)

ソロ楽曲
「Empezar Desde Cero」「Tu Amor」「No Pares」「Sálvame」

RBDのメンバー全員が特別に才能のある歌手というわけではなかったが、グループとしてはうまく成り立っていた。とはいえ、一部のメンバーは他のメンバーよりも多く出番があり、特定のメンバーのみが一人で1曲を丸々歌うケースもあった。

例えば、ファースト・シングルのB面に収録されている「Sálvame」は、アナイが一人でリードを歌う。彼女が演じるミアと、ポンチョが演じるミゲルのロマンスをドラマチックに演出する失恋バラードだ。同曲はメキシコ、スペイン、ブラジルで1位を獲得し、全米ラテン・ポップ・エアプレイ・チャートでは27位を記録した。

RBD – Sálvame

「No Pares」は、アルバム『Live in Hollywood』に収録されるドゥルセ・マリーアのソロ曲。90年代のメキシコのポップ・アイコン、リンダ(Lynda)によって書かれたこの楽曲は、「止まらないで」という曲名の通り、若いファン層に夢を諦めないでほしいという願いが込められている。

また、普段はドゥルセ・マリーアやアナイの後ろに立つマイテは「Empezar Desde Cero」でリードを務めた。この曲が発表された頃には番組自体は既に終了していたが、楽曲の明るく前向きな雰囲気に、気さくで無邪気なルピタを演じていたマイテがぴったりと重なり合った。「Empezar Desde Cero」は全米ラテン・ポップ・エアプレイ・チャートで首位を獲得した。

ドゥルセ・マリーアとアナイがグループのスターだと称されていたが、最も力強い歌声の持ち主はクリスチャンだった。彼はRBDの英語シングル「Tu Amor」でリードを担当し、優しいR&Bのラブソングを歌った。「Tu Amor」は大ヒットとならなかったものの、全米シングル・チャートで65位を記録し、全米アルバム・チャートでは40位に登場。スペインでは1位を獲得し、ポーランドとギリシャでも公式リリースされるなど、RBDの影響力は世界中で確固たるものとなった。ラテン・ポップが米国の音楽シーンで成功を収める約10年前に登場したRBDは、現在ポップスのチャート上位を獲得するJ・バルヴィン、カロル・G、ベッキー・Gなどのラテン・アーティスト達が大きな国際的スターになるための道を切り開いたのだ。

RBD – Tu Amor

Written By Alexis Hodoyan-Gastelum


 




 

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