ヤングブラッドの「MARS」から着想を得た短編映画が、トランスジェンダー認知週間にあわせて公開

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‘MARS’ - Photo: Courtesy of Mercury Studios

マーキュリー・スタジオは、今年のトランスジェンダー認知週間中の2022年11月17日に、ヤングブラッド(Yungblud)の楽曲「MARS」から着想を得た同名の短編映画を、全世界に向けてデジタル・プレミア公開することを発表し、予告編映像を公開した。

レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、クィア(LGBTQ)の若者に対する差別やいじめに反対し、彼らを支援するために、何百万人もの人々が紫色の服を着る記念日“Spirit Day”にあわせて開催されるデジタル・ワールドプレミア・イベントでは、ヤンブラッドと主演のヤスミン・フィニーによる作品紹介、21分の映画の上映、GLAAD(アメリカ国内においてLGBTの人々のイメージに関するメディアモニタリングを行っている非政府組織)主催のパネルディスカッションが行われる。

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クリス・ブッシュ(『Standing at the Sky’s Edge』『Faustus: That Damned Woman』)が脚本、アベル・ルービンスタインが監督を務める映画『MARS』は、イギリス北部を舞台に、チャーリー・エイキャスター(ヤスミン・フィニー)の1日を、心に響くエピソードとユーモアを交えて描いた自分探しの物語。主人公のチャーリーは、ごくごく普通のティーン生活を送りたいと思っていた。しかし、ある特別な夜がきっかけで、彼女は自分にとって本当に大切なものが何なのかを見つめ直すことになる。

2021年11月にイギリスのブラックプールで撮影が行われた映画『MARS』には、チャーリーの友人、メイジー役のリア・ショードリーやピート役のピート・マクヘイルをはじめ、トランスジェンダー、ノンバイナリージェンダーなど幅広いLGBTQ+コミュニティから、才能あふれる若手の人材が出演者やスタッフとして関わっている。

ヤンブラッドはこの映画の発表に際し、次のように述べている。

「私たちの美しい映画“MARS”をご紹介できることを大変光栄に思います。この作品は本当に画期的で、特別な何かの始まりだと信じています。この映画は、伝えるべきストーリーを持つコミュニティを代表するキャストやクルーで制作チームを構成することで、登場人物に生命を吹き込むことができるという発想から生まれたものです。今作のために、経験豊富な人やすでにスターになりつつある人、そして映画の撮影現場が初めての人まで、才能あるクリエイターを集めることを目指しました。彼らに真実と誠実さをもって物語を語る場を提供することは、私にとって大きな意味があり、この作品ではそれを達成できたと感じています。この美しいチームに囲まれて感じた愛と友情と温かさは、非常にパワフルな経験であり、若者たちの生活を少しでも垣間見ていただけたらと心から思っています」

Written By Will Schube



ヤングブラッド『Yungblud』
2022年9月2日発売
CD iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon Music



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