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サイモン・コーウェルが見出した新ボーイ・バンド、December 10がパフォーマンス映像を初公開

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Photocredit: Gracey&Co

EMI/ユニバーサルと契約したばかりの英国のボーイ・バンド、ディセンバー・テン(December 10)が、ロンドンの象徴的なメトロポリス・スタジオで収録されたイン・シンク(NSYNC)の「Bye Bye Bye」のアコースティック・パフォーマンス映像を公開し、その全貌を明らかにした。

これは、2025年12月10日にNetflixで配信された『サイモン・コーウェル: Who’s The Next?』で見られた断片的なシーン以外では、グループ初となる完全なパフォーマンス映像となる。

2025年12月10日に全世界で公開されたNetflixのドキュメンタリー・シリーズ『サイモン・コーウェル: Who’s The Next?』の中で結成されたディセンバー・テンは、1,000人以上の志望者の中から選ばれたグループ。全6話のエピソードでは、公開オーディション、ヴォーカル・セッション、ダンスの特訓、初期のレコーディング、そして最終的なメンバー決定に至るまで、音楽界の大物サイモン・コーウェルによる新しいボーイ・バンド発掘のあらゆる段階が追われている。

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December 10 – Bye Bye Bye (From the Netflix Series Simon Cowell: The Next Act)

ディセンバー・テンとは?

ディセンバー・テンのメンバーは以下の通り

クルス(19歳)
ヘンドリック(19歳)
ショーン(19歳)
ダニー(17歳)
ジョン(17歳)
ジョシュ(17歳)
ニコラス(16歳)

サイモン・コーウェルは、この新グループのためにヴォーカル・コーチ兼プロデューサーのロバート・“ラブ”・スティーブンソン(ジャスティン・ティンバーレイク、リアーナ)、ソングライターのカミーユ(リトル・ミックス、デュア・リパ、レイ)、そしてソングライター/プロデューサーのプー・ベア(ジャスティン・ビーバー、アッシャー、エド・シーラン)、ジュリアン・ブネッタ(ワン・ダイレクション、テディ・スウィムズ、サブリナ・カーペンター)、サヴァン・コテチャ(アリアナ・グランデ、ザ・ウィークエンド)といった業界の重鎮たちによる豪華チームを招集。彼らの専門知識、コーチング、そして指導は、パフォーマーたちのスキルを強化すると同時に、誰が前に進む準備ができているかを明確に判断する基準となった。

メンバー全員が以前から音楽活動の経験を持っていたことは驚くことではない。クルスはウェストエンドの『モータウン:ザ・ミュージカル』で幼き日のマイケル・ジャクソンを演じ、学校生活に悩んでいた時に音楽に救われたというダニーは2023年に『The Voice Kids』に出演、ニコラスは『ジュニア・ユーロビジョン』にポルトガル代表として出場した。

Danny sings So Naive by The Kooks | The Voice Kids UK 2023

ウォルソール出身のヘンドリックは10代半ばからソロやバンドで自作曲を書き、演奏してきた。ジョシュはインスタグラムでカヴァー曲やオリジナル曲を披露して多くのフォロワーを獲得し、ショーンは合唱団に所属し、ダブリンのアイルランド国立オペラでソプラノを歌っていた。そしてロチェスター大聖堂の元聖歌隊員であるジョンは、『パディントン:ザ・ミュージカル』の役を断ってディセンバー・テンに参加した。

彼らは野心的であるだけでなく、熟練したヴォーカリスト、ソングライター、そしてミュージシャンでもある。クルスはパーカッションを担当。ニコラスとダニーはギター、ジョシュはギターとドラム、ヘンドリックはギター、ベース、ピアノ、ショーンはギター、ピアノ、ハーモニカを演奏する。ジョンは今年、クラリネットとピアノのグレード8(※英国の音楽検定の最高レベル)を受ける予定だったが、人生が少し忙しくなったため延期となった。

ディセンバー・テンは、まさに現代のためのボーイ・バンドだ。チョーリー、ロチェスター、ダブリン、ロンドン、リスボン、ウォルソールを代表し、アイルランド、ブラジル、インド、ナイジェリア、ジャマイカのルーツを持つ、多様的なグループである。

彼らの音楽的影響も同様に幅広く、フェラ・クティ、ダフト・パンク、ブレント・ファイヤズ、スティーヴ・レイシーから、パール・ジャム、フレディ・マーキュリー、ノトーリアス・B.I.G.、キャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメン、サブリナ・カーペンター、アッシャー、さらにはレジアォン・ウルバーナやカズーザといったブラジルのアイコンにまで及んでいる。

バンド全体には愛すべき魅力があふれている。彼らは面白く、カオスで、そしてとてつもなく興奮しており、次のようなコメントを寄せている。

「僕たちは素晴らしい音楽を作りたいし、みんなが待ち望んでいたものを届けたいと思っています。2026年に向けて、少し違った何かをもたらすものを。僕たちは、英国のボーイ・バンドが帰ってきたことをみんなに見せたいんです……とびきりの衝撃と共に!」

また今回のプロデューサーであるサイモン・コーウェルは次のようにコメントしている。

「このバンドが私を見つけたのか、それとも逆だったのかは定かではありませんが、いずれにせよ、彼らが大好きなことをするチャンスを得られたことをとても嬉しく思います。私の元にやってきた、7人の純粋で才能があり、謙虚な少年たち。私は彼らを信じていますし、彼らのことが大好きです。彼らが大好きなことをしながら、真の幸せを掴むことを願っています」

アイランド・EMIレーベル・グループ社長のルイス・ブルームはこう語る。

「サイモンと再び仕事ができることは大きな喜びであり特権です。私たちは長い付き合いですが、当時と比べて状況は多くの点で変わったと言っていいでしょう。しかし変わらないのは、否定できない相性を持ったユニークなアクトが現れた時のスリルです。彼らは素晴らしい歌声と信じられないほどのエネルギーを持っており、一緒に仕事をするのは絶対的な喜びです。彼らの才能、カリスマ性、そしてスター性が多くのファンを獲得することを確信しています」

Written By uDiscover Team



 

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