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ロイエル・オーティスが新曲「Moody」を配信。今年のフジロックで初来日
今年のフジロックフェスティバルで初来日を果たすオーストラリア出身のデュオ、ロイエル・オーティス(Royel Otis)が最新シングル「Moody」をリリースした。
ロイエル・マデルとオーティス・パヴロヴィッチから成るロイエル・オーティスが、グラミー受賞歴を誇るソングライターのエイミー・アレン(サブリナ・カーペンター、ハリー・スタイルズなど)と共作し、ブレイク・スラトキン(グレイシー・エイブラムス、オマー・アポロ、チャーリー・XCXなど)がプロデュースを手掛ける新曲「Moody」は、“とある女の子についての楽曲”だという。
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デュオはまもなく、北米の主要都市を回る“meet me in the car tour”をスタートさせる予定で、ガバナーズ・ボール、ロラパルーザ、アウトサイド・ランズ、グラストンベリー、レディング&リーズなど、世界各地の音楽フェスティバルにも出演することも決定している。
この新曲リリースを記念して、ロサンゼルスの老舗ライブハウス、トルバドゥール(Troubadour)で行われた2公演は、どちらもソールドアウトとなった。
ロイエル・オーティスの2021年のデビューEP『Campus』に続く、2022年の『Bar & Grill』には、ブレイクのきっかけとなったシングル「Oysters in My Pocket」が収録され、その翌2023年に発売されたEP『Going Kokomo』には、後にサッカーゲーム“EA Sports FC 24”のサウンドトラックに起用された「Sofa King」が収録されている。
2024年には、グラミー賞ノミネート歴を持つプロデューサー、ダン・キャリー(ウェット・レッグ、フォンテインズD.C.、キャロライン・ポラチェック)とのセッションの合間にサウス・ロンドンのパブで歌詞を書いたことから名付けられた、待望のデビュー・アルバム『Pratts & Pain』をリリース。本作には、「Fried Rice」や「Foam」などのヒット曲が収録されている。
彼らはカヴァー曲でも成功を収めており、地元オーストラリアの国営ラジオ局“Triple J”による人気企画“Like a Version”で披露したソフィー・エリス・ベクスターの「Murder on the Dancefloor」のカヴァーは全米オルタナティブ・ラジオ・チャートで1位、米ビルボードのオルタナティブ・エアプレイ・チャートで2位、ロック&オルタナティブ・チャートで5位を記録した。
また、彼らがSirius XMのセッションで披露したクランベリーズの「Linger」のカヴァー・ヴァージョンは、バンド初の全米シングル・チャート(Billboard Hot 100)入りを果たしている。
ロイエル・オーティスは、昨年のARIAアワード(オーストラリア最大級の音楽祭)で最多ノミネート・アーティストとして大きな注目を集め、“最優秀ロック・アルバム”や“最優秀グループ”など、計4部門を受賞している。
Written By Sam Armstrong
ロイエル・オーティス『Moody』
2025年5月9日発売
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