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リアーナ、英女王の君主制から共和制へと移行した母国バルバドスから“国民的英雄”の称号を授与

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Rihanna - Photo: Toby Melville - Pool/Getty Images

カリブ海の島国バルバドスが、英エリザベス女王による立憲君主制から共和制へ移行。現地時間2021年11月30日に行われた記念式典にて、同国出身のリアーナ (Rihanna)が、ミア・モトリー首相より“国民的英雄”として表彰された。彼女は、2018年に同国の文化大使にも任命されている。

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この式典で、ミア・モトリー首相はリアーナに次のような言葉を贈った。

「ロビン・リアーナ・フェンティ大使、感謝の気持ちと、それ以上に誇りに思う国民を代表して、バルバドスの“国民的英雄”の称号を授与します。あなたがダイヤモンドのように輝き続け、あなたの言葉、あなたの行動によって、母国に名誉をもたらし続けますように」

これによりリアーナの輝かしい功績に新たな栄誉が加わることになった。今年8月には経済誌Forbesが、リアーナが10億ドル以上の資産を所有する“ビリオネア”の仲間入りを果たしたことを報じていた。

同誌によると、ポップスターであり、ファッションブランド“Fenty”およびコスメブランド“Fenty Beauty”の創業者として実業界でも大きなを収めているリアーナの資産は17億ドルに達し、彼女は世界で最も裕福な女性ミュージシャン、またオプラ・ウィンフリーに次いで世界で2番目に裕福な女性エンターテイナーとなった。17億ドルのうち14億ドルは、リアーナが50%の株式を所有する“Fenty Beauty”からのものと推定されており、残りの約2億7,000万ドルは、音楽や女優活動で得た収入と、ランジェリーブランド“Savage x Fenty”の株式から得たものだという。

Forbesは、“Fenty Beauty”の成功の要因として、セレブリティであるリアーナが立ち上げたブラントであること以外に、有色人種の女性向けに50種類の肌色のファンデーションを用意するなど、独自の多様な製品ラインを挙げている。

高級化粧品や香水を扱う小売店“Sephora”を所有するフランスの複合企業“LVMH”との50対50のジョイント・ベンチャーである“Fenty Beauty”は、2018年の設立初年度に5億5,000万ドルを計上し、カイリー・ジェンナーの“Kylie Cosmetics”やキム・カーダシアン・ウェストの“KKW Beauty”といった他のセレブ向けライバルブランドを打ち負かしたことが報じられていた。コスメ製品の売上は、パンデミックの影響で落ち込んでいたものが回復し、来年はさらに増加すると予想されている。

Written By Will Schube



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