ブライアン・メイが英国名誉勲章でナイト爵位を受章。サー・ブライアン・ハロルド・メイCBEに

Published on

Brian May - Photo: WPA/Getty Images

クイーンのギタリスト、ブライアン・メイ(Brian May)が、2022年12月30日に発表された2023年新年のHonors Listにおいて、サーの称号を授与されたことが明らかになった。彼の業績については次のように記されている。

「ブライアン・ハロルド・メイ博士 CBE: “音楽家、天体物理学者、動物福祉の提唱者。音楽と慈善事業への貢献に対して”」

<関連記事>
「Bohemian Rhapsody」歴史的名曲の背景と制作秘話
ロジャー・テイラーの最新ソロ・ライヴ盤が日本でのみ一般発売決定
クイーンのメンバーが語る『The Miracle』とジョン・ディーコン最後のインタビュー

ブライアンによるコメント

すでに天体物理学の博士号を持ち、大英帝国勲章将校(CBE)を授与されているブライアンは、今回、ナイトの爵位を授与され、名前にサーという敬称が加わることで今後の正式名称は「サー・ブライアン・ハロルド・メイCBE」となり、ブライアンの妻であるアニタ・ドブソンは、レディ・メイの称号を使用することができる。表彰を受けたブライアンは、次のようにコメント発表している。

「このような名誉を受け、嬉しく思いますし、とても感謝しています。爵位は報酬というよりも、正義のために戦い続けるための、声をあげられない人たちの声を代弁するための、責務だと考えています。立派な、輝く鎧をまとった騎士になるよう努力いたします」

音楽家として、学者として

ブライアンは2005年に「音楽業界への貢献と慈善活動」が評価され、大英帝国勲章の将校(CBE)に任命、そして2007年にロンドンのインペリアル・カレッジにて宇宙物理学の博士号も取得している。

ロック・ミュージック界で最も偉大で最もよく知られたギタリスト、ソングライターであり、「世界で最も偉大なギタリスト」ランキングの常連でもあるブライアンは、あらゆる世代のミュージシャンにとって象徴的な存在だ。

彼はもちろんクイーンのメンバーとしても有名で、彼の唯一無二なギター・リフは世界的に有名であり、クイーンの代表曲でブライアンが作曲した楽曲には、「We Will Rock You」「Tie Your Mother Down」「The Show Must Go On」「Hammer To Fall」などがある。

また、ブライアンはミュージシャンとしてだけでなく、宇宙物理学者、熱烈な活動家、動物保護チャリティーの活動、熱心な人気ブロガー、作家、出版者でもある。また、英国動物虐待防止協会の副会長も務めている。

Written By Tim Peacock


クイーン『The Miracle Collector’s Edition』
2022年11月18日発売
国内盤: 5CD/DVD/Blu-ray/LP
国内盤: 2CD
輸入盤: 7inchアナログ
*日本盤には『THE MIRACLE RADIO INTERVIEWS』の訳、映像の字幕付き


ロジャー・テイラー『The Outsider Tour Live』
2022年9月30日発売
日本盤CD:2022年12月21日発売
CD / iTunes Store / Apple Music / Amazon Music



 

Share this story


Don't Miss

{"vars":{"account":"UA-90870517-1"},"triggers":{"trackPageview":{"on":"visible","request":"pageview"}}}
モバイルバージョンを終了