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メタリカが、故クリフ・バートンの故郷で”クリフ・バートン・デイ”の制定を発表

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Photo: Fin Costello/Redferns/Getty Images

メタリカは彼等の今は亡きベーシスト、クリフ・バートンのために、カリフォルニア州のアラメダにて、2018年2月10日、56歳の誕生日になったはずのその日を“クリフ・バートン・デイ”として称えることにした。この宣言は、メタリカのファンが、Change.orgで、クリフ・バートンの故郷であるアラメダのカストロ・ヴァレーにて、彼の偉業を称え「クリフ・バートン・デイ」を制定しようという署名運動をはじめた後に発表された。

メタリカはこのニュースをTwitterでこのように発表した。「公式発表だ。アラメダの委員会が、2018年2月10日、クリフの56歳の誕生日を“クリフ・バートン・デイ”として制定してくれた。この動きを先導してくれたファンのみんなに感謝しているよ。彼がこのように尊敬を受けることができるなんて、最高だ」。

クリフ・バートンは、カリフォルニア州オークランドの南に位置するカストロ・ヴァレーで生まれ育った。アラメダ郡の発表によると、彼は6歳で音楽をはじめ、彼が尊敬していたベーシストの兄、スコットの死後、ベースへ転向。高校卒業後には、クリフ・バートンはバンドを結成して演奏を続け、ベイエリア周辺で自身の評判を確立していった。

その結果、クリフ・バートンは、メタリカの創設メンバーであるジェイムズ・へットフィールドと、ラーズ・ウルリッヒの目にとまりバンドに加入。1983年、先駆的なメタル作となった、メタりカのデビュー作『Kill ‘Em All』がリリースされた。そのアルバムには、クリフ・バートンのベースとラーズ・ウルリッヒのドラムのみがフィーチャーされた素晴らしい楽曲「(Anesthesia) – Pulling Teeth」が収録されている。クリフ・バートンは、スウェーデンのツアー中に起きたバス事故で悲劇的な死を遂げる前に、1984年の『Ride The Lightning』と、1986年の代表作『Master of Puppets(邦題:メタル・マスター)』の2作品に参加した。


昨年は『Master Of Puppets』の30周年を向かえ、クリフ・バートンとの最後のライヴとなった音源を含んだデラックス・エディションを発売。ローリング・ストーン誌とのインタビューで、ラーズ・ウルリッヒは、クリフ・バートンの思い出、そして最後のショウを思い出し、次のように語っている。

「多くの物事がとても早く動いていったので、振り返るのに充分なほど時間がかかった。時々、午前2時ごろに多くのことに煩わされながら座っているとこんな風になる、“ああ、ここに座って彼との最後の2曲を聴いているか、彼との最後のライブの写真を見たりしていると、彼の曲で、思わずととまってしまうんだ”ってね」。

Written by Tim Peacock



2017年11月17日発売

メタリカ『Master of Puppets (Deluxe Box Set)』

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