リル・ベイビー、FIFAワールドカップカタール2022の楽曲「The World Is Yours to Take」のMVを公開

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Lil Baby - Photo: Prince Williams/WireImage

FIFAワールドカップカタール2022の全試合が終了したことを受け、リル・ベイビー(Lil Baby)がティアーズ・フォー・フィアーズにインスパイアされた同大会の楽曲「The World Is Yours to Take」のミュージック・ビデオを公開した。映像はFIFAの公式YouTubeチャンネルよりご視聴いただける。

このアンセミックな楽曲はもともと、FIFAワールドカップ・カタール2022のオフィシャル・スポンサー・ビールであるバドワイザーと提携した公式サウンドトラックの収録曲として今年9月にリリース。その後発表された2つのインターナショナル・リミックスに参加しているアルゼンチン出身のラッパー、パウロ・ロンドラとブラジル出身のプロデューサー、パパチーニョも同ビデオにカメオ出演を果たしている。

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ティアーズ・フォー・フィアーズをサンプリング

カナダ出身の映像作家ディレクター・Xが監督を務め、楽曲全編でサンプリングされているティアーズ・フォー・フィアーズ「Everybody Wants to Rule the World」の砂漠を舞台にしたオリジナル・ビデオから着想を得た同ビデオには、リル・ベイビーがFIFAワールドカップのスタジアムを歩く姿や、パウロ・ロンドラやパパチーニョをはじめとする海外アーティスト、DJ、クリエイターらとの交流シーンの他、今年のワールドカップの舞台でアルゼンチン・チームが祝杯を挙げる場面、カタールのBUDX Dohaで行われたバドワイザー主催イベントでのリル・ベイビーのパフォーマンス・シーンなど、同大会からの実際の映像も登場する。

 

また、ディレクター・X自身も、ビデオ本編の終わりに映し出されるメイキング映像に登場している。リル・ベイビーは2週間前にも彼とエスト・ジーとのコラボ曲「Back and Forth」の歌詞を引用し、「俺はワールドカップのどこかにいる、お前とは違うリーグにな(I’m somewhere at the World Cup, I’m not in your league)」のキャプションをつけて、同ビデオの撮影の様子をまとめた映像を自身のインスタグラムにアップしていた。

リル・ベイビーはこのビデオの公開に際し、次のような声明を発表している。

「バドワイザーと共に歴史を作り、この忘れられないビデオで2022 FIFAワールドカップを締め括れることを嬉しく思っています。ディレクター・Xや世界中から集まった素晴らしい仲間と協力して、世界をひとつにすることの意味を祝い、夢を追いかける人々を鼓舞します」

Written By Tim Peacock



Lil Baby『It’s Only Me』

2022年10月14日発売
iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music



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