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ジャネット・ジャクソン、アメリカン・ミュージック・アワードで“アイコン賞”を受賞
音楽界のレジェンド、ジャネット・ジャクソン(Janet Jackson)が、今年のアメリカン・ミュージック・アワードにて“アイコン賞 / Icon Award”を受賞し、授賞式でパフォーマンスも披露することが明らかになった。
米東部時間の5月26日午後8時から、ラスベガスのBleauLive Theaterで開催される授賞式の模様は、米CBSで放送され、Paramount+で生配信される予定だ。司会はジェニファー・ロペスが務める。
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過去にリアーナやライオネル・リッチーが受賞してきた“アイコン賞”について、プロデューサーのラリー・クラインは、「世界的なレベルでポップ・ミュージックに多大な影響を与えたアーティストの功績を称えるために創設された」と説明している。
ジャネット・ジャクソンは、これまでに11度のアメリカン・ミュージック・アワードのほか、5度のグラミー賞、2度のエミー賞、ゴールデングローブ賞の受賞歴を誇り、2019年にはロックの殿堂(Rock & Roll Hall of Fame)入りも果たしている。
彼女はバーブラ・ストライサンド、ブルース・スプリングスティーン、U2と並び、1980年代から2010年代にかけての4つの年代すべてで全米No.1アルバムを獲得した数少ないアーティストの一人でもあり、『Control』『Rhythm Nation 1814』『janet.』『The Velvet Rope』『All For You』といった歴史的アルバムの影響力は計り知れない。
また、アルバムだけなくシングルでも輝かしい功績を残してきた彼女は、全米シングル・チャート(Billboard Hot 100)で10曲のNo.1ヒットを記録し、トップ10入りは数十曲に及ぶ。米ビルボードは、彼女をHot 100史上3番目に成功した女性アーティストと評し、近年では、2001年の楽曲「Someone to Call My Lover」がSNS上で話題となり、チャートに再浮上した。
昨年10月には、大成功を収めた“Together Again Tour”を終え、現在はラスベガスでのレジデンシー公演“Janet Jackson: Las Vegas”が終盤を迎えている。2019年に記録的成功を収めたレジデンシー公演“Metamorphosis”を受けて実現した同公演は、2025年5月31日までResorts World Theatreで開催中。米ビルボードによると、彼女は過去10年間にラスベガスで公演を行ったアーティストの中で、最も大きな成功を収めた一人とされている。
Written By Sam Armstrong
最新ベスト・アルバム
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