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ケンドリック・ラマーのコラボレーターだったラッパー、フレッド・サンタナが死去

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Photo: Johnny Nunez/WireImage

シカゴ出身のドリル・ラッパー(*”ドリル / drill”はシカゴで生まれたヒップホップのサブ・ジャンル。トラップに近い)で同じくシカゴ出身のラッパーであるチーフ・キーフの従兄弟だったフレッド・サンタナが27歳で亡くなった。正式な死因は発表されていないが、TMZによると、フレッド・サンタナこと本名デリック・コールマンは2018年1月19日の夜にロサンゼルスで発作を起こしたと伝えられている。

フレッド・サンタナは、ヒップホップのスーパースター、ケンドリック・ラマードレイクともコラボレートしていた。フレッドの唯一のスタジオ・アルバム、2013年の『Trappin Ain’t Dead』のトラック「Jealous」ではケンドリック・ラマーがフィーチャリングされている。そして以前にドレイクのヒット曲「Hold On, We’re Coming Home」のビデオにカメオ出演していた。

グローリー・ボーイズ・エンタテインメントはBillboard誌に声明を発表した。「フレッド・サンタナの突然の訃報にグローリー・ボーイズ・エンタテインメント一同ショックを受け、悲しみに暮れています。フレッドは才能溢れるラッパーだっただけでなく、全員にとってファミリーであり、あまりに早く去った本物のスターでした。彼が人生の中で成し遂げたことを非常に誇りに思います。我々にとって大きな喪失です。フレッドのご家族や友人のプライバシーを尊重し、祈りを捧げて頂ければ幸いです」。

フレッド・サンタナの訃報を受けてすぐにSNSで追悼のメッセージを発信したヒューストンのラッパー、マクソ・クリームは「なんだよ、本当に言葉がない、涙が止まらないよフレッド。愛してるよRIP—本物だった」。ドレイクもフレッドと一緒に撮影した写真をアップし、「ご冥福をお祈りします」の文言を添えた。

フレッド・サンタナは様々な健康問題を抱えていた。2017年12月10日には、フレッド・サンタナ自身が病院にいるビデオをInstagramに投稿し、“肝不全と腎不全”の治療を受けているとした。しかしその2日後には“退院してスタジオに向かっている”と伝えていた。

フレッド・サンタナはデビュー・ミックス・テープ『It’s A Scary Site』を2012年に発表。同郷のシカゴのラッパーであるキング・L、リル・ダーク、リル・リースそしてチーフ・キーフが参加していた。2017年にフレッド・サンタナはさらに『Plugged In』と『Fredo Kruger 2』と2本のミックス・テープをリリースしていた。

Written by Tim Peacock


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