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パーラメントやファンカデリックの創設メンバー、カルヴァン・サイモンが逝去。その功績を辿る

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Calvin Simon, Fuzzy Haskins, and Grady Thomas of Parliament-Funkadelic, 1977 - Photo: Michael Ochs Archives/Getty Images

パーラメント(Parliament)、ファンカデリック(Funkadelic)の創設メンバーであるカルヴァン・サイモン(Calvin Simon)が2022年1月6日に亡くなった。享年79だった。

サイモンは、50年代後半にジョージ・クリントンのグループ「ザ・パーラメンツ」に、ファジー・ハスキンスやグラディ・トーマスとともに参加。その後、ソウル、ファンクなど、さまざまなジャンルのグループに参加し、1977年からはソロ活動も行った。

伝説的Pファンクのベーシストであるブーツィー・コリンズは、Instagramでサイモンの死を次のように発表した。

「パーラメント/ファンカデリックのオリジナル・メンバーをまた一人失いました。友人であり、バンドメイトであり、クールなクラシック・ガイであるカルヴァン・サイモンは、パーラメント/ファンカデリックの元メンバーでした」

ジョージ・クリントンはFacebookにこう書いている。

「P-FUNKの兄弟、カルヴァン・サイモンに安らかな眠りを。長年のパーラメント・ファンカデリックのボーカリストに。Fly on カルヴァン!」

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カルヴァン・サイモンが参加しているアルバムには、パーラメントの『Mothership Connection』や『Funkentelechy vs. the Placebo Syndrome』、ファンカデリックの『Maggot Brain』や『Cosmic Slop』といった名作だ。また、彼は1997年にパーラメント、ファンカデリックの他の多くのメンバーと共にロックンロールの殿堂入りを果たしている。

サイモンは、パーラメントのオリジナルメンバーであるファジー・ハスキンスやグラディ・トーマスとともにグループを脱退し、1981年にファンカデリック名義で『Connections & Disconnections』をリリース。また、1998年にはOriginal Pとしてアルバム『What Dat Shakin』や2001年に『Hyped Up Westbound Soljaz』と発売した。

サイモンはやがてゴスペルに目を向け、2004年にソロデビューアルバム『Share the News』を発表。そのアルバムのツアーを準備していたとき、彼は歌いづらくなり、甲状腺がんと診断された。その後、手術を受け、2016年に『It’s Not Too Late』、2018年に『I Believe』をリリースした。

カルヴィン・サイモンは、1997年にパーラメント・ファンカデリックの他の多くのメンバーと共に、ロックの殿堂入りを果たしており、受賞スピーチの中で彼は次のように述べている。

「ファンの皆さん、仲間の皆さんに感謝したいと思います。また、このような機会を与えてくれた神にも感謝したいと思います」

パーラメント/ファンカデリックの影響力について、サイモンはタンパベイ・タイムズ紙に生前こう語っていた。

「私たちは、プリンスやドクター・ドレー、スヌープ・ドッグに道を開いた。ゴスペルでは、カーク・フランクリンが私たちの曲をトラックに使っている。私たちはレコード会社との厳しい関係を学びましたが、今ではみなさんもよくご存じでしょう。自分のことは自分でやるしかないんですよ」

Funkadelic – Can You Get To That (HQ)

Written By Paul Sexton




 

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