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ボン・ジョヴィの名曲「Livin’ on a Prayer」のMVがYouTubeにて10億再生を突破

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Bon Jovi - Photo: Fin Costello/Redferns

リリースから36年、ボン・ジョヴィ(Bon Jovi)の名曲「Livin’ on a Prayer」のYouTube再生回数が10億回を突破した。このニュースを受けて、ジョン・ボン・ジョヴィは、自身のインスタグラムにビデオ・メッセージを投稿し、ファンに感謝の意を伝えている。

「YouTubeで“Livin’ on a Prayer”のビデオが10億回再生を記録したので、みんなにありがとうと言いたかったんだ。気に入ってくれてるってことだよね。僕たちも好きな曲だよ。40年間ボン・ジョヴィをサポートし続けてくれているみんなに、ありがとう」

また彼は、「(来年の)結成40周年に向けて、いろいろと大きな企画を準備中だから、期待しててくれ」と、2024年の予定についても仄めかしている。

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全米1位の楽曲

1986年のアルバム『Slippery When Wet』からのセカンド・シングルとしてリリースされた「Livin’ On a Prayer」は、ポップとヘア・メタルを融合させたその革新的なスタイルで、1987年初頭の全米シングル・チャート4週連続1位をマークし、「You Give Love A Bad Name」に続く2曲連続の全米No.1ヒットとなった。

多くのボン・ジョヴィ作品を手掛けてきたウェイン・アイシャムが監督を務める「Livin’ on a Prayer」のモノクロのミュージック・ビデオは、ロサンゼルスのグランド・オリンピック・オーディトリアムで本番に向けたバンドのリハーサル風景を撮影したもので、スタント・コーディネーターが用意したハーネスやケーブルを付けて、バンドメンバーが観客席を飛び交う姿を映し出している。

後半、映像はカラーに切り替わり、フロントマンのジョン・ボン・ジョヴィは満員の観客に向けて、宙を舞いながらこの曲の象徴的なサビを歌い上げる。

Bon Jovi – Livin' On A Prayer

ジョン・ボン・ジョヴィが当初、この曲をアルバムから外し、映画のサウンドトラックに使いたいと考えていたことを知ると、この映画仕立てのミュージック・ビデオにはある種の皮肉が込められているようでもある。ジョン・ボン・ジョヴィは、2021年のThe Irish Times紙のインタビューの中で当時をこう振り返っていた。

「リッチーと一緒にレコーディングルームから出てきたときに、“まぁ、いいんじゃない? 何かの映画のサントラに入れればいいよね”って言ったのを覚えているよ。そしたらリッチーが僕を見て、“お前はバカじゃないか、すごくいい出来だろ”って。僕は“この曲はどうなるかわらかないだろ”って返したんだ。まだあのブーンブーンっていうベースラインがなかったから、どちらかというとザ・クラッシュに近い音だったんだ」

一方で、彼はこの曲が「多くの人の家を買った(それくらい売れた)」と付け加えている。YouTubeによると、ボン・ジョヴィのミュージック・ビデオで10億回再生を記録したのは、現在は12億回にまで達している2000年の「It’s My Life」に次いで2作目となる。

Written By uDiscover Team


ボン・ジョヴィ『Slippery When Wet』
1986年8月18日発売
CD / iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon Music




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