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アイランド・レコード50周年ドキュメンタリー映像がオンライン初公開

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2009年にアイランド・レコード50周年記念に合わせて制作されたBBCの長編ドキュメンタリー『Keep On Running: 50 Years Of Island Records』がYouTubeにアップロードされ、オンライン上で初めて視聴できるようになった。

アイランド・レコードはこれまで“歴史上で最も多様で影響力のあるインディペンデントなレーベル” と言われており、BBC4で最初に放送された今回のドキュメンタリー映像では、ジャマイカで小さな会社から出発したレーベルのストーリーを追っていく。サウンドシステムでヒットを生み出しレーベルがUKに移住する前の1962年5月、若き日の創業者クリス・ブラックウェルがジャマイカで新進気鋭のジャズとスカバンドをリリースしたところだ。

ドキュメンタリー映像では、クリス・ブラックウェルが一人で行っていた事業から世界的な大手企業へと成長したレーベルを図に示しながら、ミリー・スモールの「My Boy Lollipop」から、スペンサー・デイヴィス・グループやフリー、ジョン・マーティン、フェアポート・コンヴェンション、トラフィック、ボブ・マーリー、キング・クリムゾン、グレイス・ジョーンズ、U2といったクリス・ブラックウェルの優れた契約アーティストたちまで。レーベルのストーリーには欠かせない多くの名前と共にアイランド・レコードの大きな節目を振り返っている。

映像には、トゥーツ・ヒバート、エイミー・ワインハウススライ&ロビーPJハーヴェイ、ブライアン・イーノ、スペンサー・デイヴィス、ユスフ・イスラム/キャット・スティーヴンス、The B52’s、キッド・クレオール、グレッグ・レイク、イアン・アンダーソン、トレヴァー・ホーン、ポール・ウェラー、リチャード・トンプソン、そしてキーンなどアイランド・レコードの元々所属していたアーティストたちの映像に加えて、クリス・ブラックウェルの貴重で詳しいインタビューも収録されている。

この90分のドキュメンタリー『Keep On Running: 50 Years Of Island Records』のナレーションはダミアン・ルイスが担当、レーベルの最もカラフルな痕跡を伝えるために過去のニュース映像や様々なアーティストの貴重なライブ映像も使用されている。1960年代後半に展開させたプログレッシグ・ロック、世界的スターとなったボブ・マーリーの到来、契約が相次ぐレーベルの評判、イギリスや世界中の革新的な歌手たちのプロデュースとサポートなど、あらゆる手段を講じて、ドキュメンタリー映像はレゲエ音楽を世界へ持ち込もうとするアイランド・レコードの貢献を伝えている。

Written by Tim Peacock



 

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