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ザ・キュアーの16年ぶり、14作目のアルバム『Songs Of A Lost World』が11/1発売決定
ザ・キュアー(THE CURE)が16年ぶり、14作目のスタジオ・アルバム『Songs Of A Lost World』を2024年11月1日にリリースする。
このアルバムの収録曲は、ザ・キュアーが昨年、全世界90公演、33か国で130万人以上の観客を動員した“Shows Of A Lost World”ツアーで先んじて披露され、圧倒的なファンの支持と批評家の称賛を集めた。
この発表にあわせて、同ツアーの全公演のオープニングを飾ったアルバムからの先行シングル「Alone」が配信開始となった。バンドは今後数週間かけて、アルバムの特設サイトやソーシャル・チャンネルでアルバムの残りのトラックリストを明らかにする予定だ。
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新曲について
『Songs Of A Lost World』のオープニング・トラックである「Alone」について、ロバート・スミスはこう語っている。
「この曲がアルバムを解き放ってくれたんだ。曲の一部を録音した瞬間にこれがオープニング曲だと確信し、アルバム全体が一気に見えてきた。しばらくの間、アルバムのオープニング曲にふさわしい最初のフレーズを見つけるのに苦労していた。“孤独であること(being alone)”というシンプルなアイデアを軸にしていて、ずっと心の片隅に“最初のフレーズはすでに決まっている”という感覚があった。録音を終えた直後に、UKの詩人アーネスト・ダウスンの詩“Dregs”を思い出して、その瞬間にこの曲とアルバムが現実のものになったと確信したんだ」
1978年に結成されたザ・キュアーは、全世界で3,000万枚以上のアルバム・セールスを誇り、グラストンベリー・フェスティバルで4度のヘッドライナーを務め、2019年にはロックの殿堂入りを果たした。彼らはイギリスが生んだ最も影響力のあるバンドのひとつと考えられている。
ニュー・アルバム『Songs Of A Lost World』は、ロバート・スミスが全曲の作詞・作曲、編曲を担当し、ロバート・スミスとポール・コーケットが共同プロデュースおよびミキシングを手掛けている。パフォーマンスはザ・キュアーのメンバー:ロバート・スミス(ヴォーカル、ギター、6弦ベース、キーボード)、サイモン・ギャラップ(ベース)、ジェイソン・クーパー(ドラム、パーカッション)、ロジャー・オドネル(キーボード)、リーヴス・ガブレルス(ギター)。アルバムのレコーディングは、英ウェールズのロックフィールド・スタジオで行われた。
ジャケット写真は、ロバート・スミスが創り出したコンセプトに基づき、ザ・キュアーの長年のコラボレーターであるアンディ・ヴェラがアルバムのアートワークとデザインを担当。ジャケット・アートには、ヤネス・ピルナットによる1975年の彫刻作品「Bagatelle」が起用されている。
『Songs Of A Lost World』は、1LP、アビイ・ロード・スタジオのマイルス・ショウェルによるハーフ・スピード・マスターを使用した2LP、マーブル・カラー・ヴァイナルの1LP、ダブル・カセット、CD、インストゥルメンタル・ヴァージョンとドルビー・アトモス・ミックスを収録したブルーレイ付きデラックス版CDパッケージ、デジタル・フォーマットでリリースされる。
Written By uDiscover Team
ザ・キュアー『Songs Of A Lost World』
2024年11月1日発売
iTunes Store / Apple Music / Amazon Music
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