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マムフォード&サンズ、新作『Prizefighter』を2026年2月発売。ホージアをゲストに迎えた新曲公開

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Photo by Conor Cunningham

2010年代にネオ・フォーク・ムーヴメントを巻き起こし、そのシンプルかつ圧倒的な歌で本国UKのみならずアメリカ、そして世界をひとつに繋いだマムフォード&サンズ(Mumford & Sons)が、全英1位を獲得した前作『Rushmere』発表から1年以内という驚異のペースでニュー・アルバム『Prizefighter』を2026年2月13日にリリースすることを発表した。

通算6作目のスタジオ・アルバム『Prizefighter』は、ザ・ナショナルのアーロン・デスナーをプロデューサーに迎え、彼がニューヨーク州北部で所有するロング・ポンド・スタジオで制作された。

これまでにテイラー・スウィフト、グレイシー・エイブラムス、エド・シーランらの作品を手がけ、プロデューサーとしてもその手腕が高く評価されているアーロンとは、3作目のアルバム『Wilder Mind』(2015年)以来のコラボレーションとなる。

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Mumford & Sons, Hozier – Rubber Band Man

わずか10日間でアルバム1枚分を超える楽曲を書き上げたという本作は、メンバーにとって自らを再発見する機会となった。ハドソンのカフェで曲を作り、ロング・ポンドのキッチン・テーブルを囲んで夜を過ごす中で生まれたという楽曲群には、良い意味での“未完成さ”と、生々しいエネルギー、そして再びメンバーが共に音楽を作る喜びに溢れ、バンドが創造的活力を取り戻したという確信が、そのサウンド全体に色濃く投影されている。

本作からの先行シングルとして、アイルランド出身の孤高のシンガー、ホージアをフィーチャーした「Rubber Band Man」が公開中。全14曲を収録したアルバムには、その他にもグレイシー・エイブラムス、クリス・ステイプルトン、ジジ・ペレスらがゲスト参加を果たしている。

フロントマンのマーカス・マムフォードは次のように語っている。

「僕たちは今、クリエイティヴの面で全盛期を迎えていると感じています。今の僕らが持てるすべてをこの作品に注ぎ込んでいて、これまでの経験すべてを使って、ありのままの自分たちを受け入れています。最近はそんなことが自分たちの肌に馴染んでいます。そして『プライズファイター』は、僕らがそれをやり遂げる—真剣で遊び心があり、時には傷つきながらも、常に希望に満ちた作品です。僕たちはまだまだ終わってはいません。僕は今、自分たちが手放したくないものの始まりにいると願い、信じています。このバンドの一員でいることに、これまで以上に興奮しています」

今年3月にリリースになったアルバム『Rushmere』についてマーカスは、「このアルバムの核となる要素は、僕ら3人が一緒に音を出し、6、7年ぶりにまた一緒に歌ったことだと思う」と語っていた。そんな再始動を経て改めてこのバンドの存在する意味を自らが嚙み締める、『Prizefighter』はそんな祝福のアルバムとなる。

Mumford & Sons – Rushmere

『Rushmere』リリース後、アメリカ各地のアリーナをソールドさせ、その合間には共演バンドと共に鉄道で各地を巡る“RAILROAD REVIVAL TOUR”を敢行。今年11月と12月にはヨーロッパとイギリスでのツアーが予定されている。

Written By uDiscover Team



マムフォード&サンズ『Prizefighter』
2026年2月13日発売
CD・LP / iTunes Store / Apple Music / SpotifyAmazon Music / YouTube Music




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