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Classical Features

世界的ヴァイオリニスト 庄司紗矢香、ジャンルカ・カシオーリと再び組んだ新作を発売

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©Laura Stevens

1999年のパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールにて史上最年少で日本人初の優勝を遂げ、翌2000年のデビュー以来、ヨーロッパを拠点にワールドワイドな活動を続けるヴァイオリン奏者の庄司紗矢香。前作から4年ぶりとなる新作『モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集 VOL. 1』が本日発売された。

かつて「ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ」全曲録音を共に成し遂げたピアニストのジャンルカ・カシオーリと再びタッグを組んだ新作。コロナ禍でコンサート活動がままならなかった時期に庄司はモーツァルトをはじめとする18世紀の古典の文献を丹念に研究。その探求の旅を経て、今年5月にカシオーリとイタリア・モンドヴィの教会「Sala Ghislieri」にてレコーディングを敢行した。

庄司紗矢香&ジャンルカ・カシオーリ レコーディング時写真 ©︎ArsClassica

古典派の当時の楽器に倣い、庄司はガット弦とモーツァルト時代のクラシック弓を使用し、カシオーリはフォルテピアノを演奏。だが、決して懐古的ではなく、モーツァルトの音楽を表情豊かに、いま生まれるものとして伝えることを主眼として制作されており、庄司&カシオーリ・コンビの新境地を示す仕上がりとなっている。

ユニバーサル ミュージックのYouTubeチャンネルでは、レコーディング時に撮影されたアルバム収録曲の「ヴァイオリン・ソナタ 第35番 ト長調 K.379 (373a) 第2楽章:Tema con variazioni: Tema – Var. I/V – Tema」のショートMVが公開された。

庄司紗矢香/ジャンルカ・カシオーリ モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 第35番 ト長調 K.379 第2楽章

庄司とカシオーリは12月1日の京都公演を皮切りに、7年ぶりとなるデュオ・リサイタル・ツアーを全国8ヶ所で開催する。ツアーでは新作収録曲も披露される予定。

■コンサート情報

庄司紗矢香&ジャンルカ・カシオーリ デュオ・リサイタル

2022年12月1日(木) 京都・青山音楽記念館バロックザール
問:青山音楽記念館バロックザール 075-393-0011

2022年12月3日(土) 北九州市立響ホール
問:北九州音楽祭事務局 093-663-6567
http://www.kimfes.com/programTop/program/entry-350.html

2022年12月4日(日) 札幌コンサートホール Kitara
問:Kitaraチケットセンター 011-520-1234
https://www.kitara-sapporo.or.jp/event/event_detail.php?num=4739

2022年12月6日(火) 愛知県芸術劇場コンサートホール
問:クラシック名古屋 052-678-5310

2022年12月8日(木) 住友生命いずみホール
問:いずみホールチケットセンター 06-6944-1188
https://www.izumihall.jp/schedule/20221208

2022年12月10日(土) 三原市芸術文化センター ポポロ
問:三原市芸術文化センター 0848-81-0886

2022年12月11日(日) 横浜みなとみらいホール
問:神奈川芸術協会 045-453-5080
https://kanagawa-geikyo.com/concert/concert-5039/

2022年12月16日(金) サントリーホール
問:ジャパン・アーツぴあ 0570-00-1212
https://www.japanarts.co.jp/concert/p985/


■リリース情報


庄司紗矢香/ジャンルカ・カシオーリ『モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集』
2022年11月16日発売
CD / Apple Music / Spotify /Amazon Music


 

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