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ピーター・フランプトンの名盤『Frampton Comes Alive!』ドルビーアトモスで配信開始
ピーター・フランプトン（Peter Frampton）が自ら監修した、1976年の伝説的ライヴ・アルバム『Frampton Comes Alive!』の臨場感溢れるドルビーアトモス・ミックスが、Apple Music、Amazon Music Unlimitedにて配信された。
このドルビーアトモス・ミックス版は、1975年12月にダグ・サックスによって作成された、EQ処理済みのオリジナル1/4インチ・ステレオ・プロダクション・マスターを使用し、ギャヴィン・ラーセンによってステレオでリマスタリングされた後、その新たなリマスターを参考に、チャック・エンライによってドルビーアトモスでミックスされたものだ。
ピーター・フランプトンにとって、この決定版ドルビーアトモス・ミックスの制作において、曲のトランジションやサイド・スプリット（アルバムの一面から次の面への切り替え）がオリジナルのアナログ盤に忠実に合致していることが重要だったという。
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名盤と言われるライブ盤
ピーター・フランプトンがセルフ・プロデュースを手掛け、1976年1月6日にA&Mからリリースされた『Frampton Comes Alive!』は、彼を一夜にしてスーパースターにした。この2枚組アルバムは、同月末までに全米1位を獲得し、通算10週首位を記録した後、全米チャートに1年以上ランクインし続けた。
初年度に800万枚以上のセールスを記録し、発売から49年を経て全世界で1,700万枚以上（ほぼ1,800万枚）を売り上げている歴代トップセラーのライヴ盤のひとつである。アルバムからは「Show Me The Way」（全米6位）、「Do You Feel Like We Do」（全米10位）、「Baby, I Love Your Way」（全米12位）という3曲のヒット・シングルが生まれている。
プロのツアー・ギタリストとして活動60周年を迎えたピーター・フランプトンは、2024年の＜ロックの殿堂＞候補者に選出されているほか、現在“Never EVER Say Never”ツアーの春公演の真っ最中だ。同公演の発表に際し、彼は次のように述べている。
「3月と4月に最新ツアー“Never EVER Say Never”の追加公演を計画していることをお知らせできるのが嬉しいよ！情熱は捨てたくないし、体力が続く限りプレーするつもりだ。2024年に会えることを願っている」
5年前、変性疾患である封入体筋炎の診断を受けて、フェアウェル・ツアーを行ったピーター・フランプトンは、昨年、春から夏にかけての、“Never EVER Say Never”（決して諦めない）というその名にふさわしい最新ツアーで復帰することを発表し、ファンにとっては嬉しいサプライズとなった。
Written By Will Schube
ピーター・フランプトン『Frampton Comes Alive!』
2024年3月29日発売
Apple Music / Amazon Music
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